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2008年11月08日

ありがとう、三浦監督

 コンサドーレ札幌の三浦俊也監督(45)が8日、今季限りでの退任を発表した。公式ホームページによると、「素晴らしいサポーターの皆様のもとで2シーズンにわたり、コンサドーレ札幌の監督を務めることができたことに感謝しています。降格決定後、クラブから来季についての要請を受けましたが、自分がもう一度指揮を執る方が良いという決断はできませんでした」と述べた。

 三浦監督はホーム、アウエーを問わず、試合後の記者会見で必ず、観戦に訪れたサポーターへの謝意を表してくれた。直接お話ししたことはないが、いつものクールな表情とは裏腹に、応援しているサポーターに対する気持ちを感じていた。公式の場で感謝の意を表すという、当たり前のことができない大人が多い中、三浦監督の姿勢には感銘を受けたものである。

 必ずしも戦力的に充実していたとはいえなかった札幌の監督に就任し、わずか1年でJ2優勝を果たし、J1復帰に導いた実績に対して、サポーターの一人として感謝したい。どんなに理想を語っても、プロフェッショナルとしては勝って何ぼの世界というリアリズムを、三浦監督からは感じさせてもらった。

 J1残留を目標に掲げた今季も三浦監督なりの戦略はあったと思われるが、乏しい資金力という条件のなかで、いろいろ手を尽くしてはみたものの結果が伴わなかったのだろう。J2降格の責任のすべてを、三浦監督に押し付けるわけにはいかない。
 
 個人的には、指揮官を頻繁に代える危険性を避けるためにも、三浦監督の続投に賛成だった。三浦監督も「正直、もう少し続けたいという気持ちもありましたが、一度リセットした方が良いと考えました」と本音を打ち明けており、熟慮のうえに退任を決断されたと思う。

 J2降格という残念な結果になったが、三浦監督の功績は忘れられないものだ。三浦監督にあらためて感謝の意を表したい。2年間、本当にありがとうございました。

posted by RM |21:39 | 2008年戦記 | コメント(1) |

2008年11月08日

2008年11月8日浦和戦@ドーム

20081108-01.jpg 浦和サポーターがアウエー自由席を占拠してしまったので、今日はホーム側で観戦。入場前にサポーターがとぐろを巻いていたのはホーム開幕戦の横浜M戦以来。浦和サポーターはうざい存在だが、経営的には感謝しなければ。

 試合開始13分に、カウンター攻撃から願ってもないダヴィのゴールで先制したが、わずか15分で同点にされる。西沢がエジミウソンに翻弄されており、1点では守りきれない。スタンドの上から見ていると札幌はゾーンを守ることにこだわり、あまりにも受け身な印象。アグレッシブにプレスをかけてボールを奪いに行ってないから、キープ力のある浦和に易々と危険な地域まで侵入されてる感じだ。

20081108-02.jpg 後半に入っていつものようにGKとDFの軽率な連携ミスから決勝点を献上。あまりにももったいない。アンデルソンを下げボランチのクライトンをフォワードに上げたけど中盤にボールの収まりどこがなくなった。クライトンのポジションに入った上里はそれなりに頑張っていましたけどね。

 それにしても浦和も後半に入り、攻撃に冴えがなくなった。にもかかわらず、札幌も追い付けそうで追い付けず、試合終了。浦和サポーターから「J2札幌」という屈辱的なコールを受けてドームを後にする。 勝てそうで勝てない、今季を象徴するようなゲームであった。ホーム最終戦は鹿島戦ですね。昨年の横浜FCのように、アップセットを期待したい。


posted by RM |21:20 | 2008年戦記 | コメント(1) |

2008年11月08日

センターラインは外国人?

 6日の日刊スポーツが、「来季のセンターラインは外国人」と伝えている。三上大勝強化部長が「勝つためにセンターラインに(新外国人を)置きたい」と明かしたという。センターバックにも、J1昇格した昨季のDFブルーノ・クアドロスのような支柱を据える考えといい、南米にも視察に行くんだとか。

 外国人DFを入れたからと言って、必ずしも守備が強固になるというものでもなかろう。2002年シーズンには、確かマクサンドロとかいうブラジル人DFを補強したけれど、成果はなかった。本当に使える外国人を選んでほしい、と切に願う。というか、箕輪が札幌に残るかどうか分からないから、外国人DFなのかな?

 「J2となる来季は外国人中心の布陣で立て直しを図る」ともあるが、前にもブログに書いたけれど、札幌のチーム編制は「来季は」ではなく「来季も外国人中心」だ。石井や藤田、西らのユース生え抜き組が来季こそ成長して、外国人頼みから早く脱皮してほしい。

posted by RM |01:50 | 2008年戦記 | コメント(0) |

2008年11月08日

大番二の丸のとじそば@札幌市

20081108-00.jpg 手打ちを売りにしている大番二の丸にチャレンジ。メニューにはなかったとじそばを頼む。700円。北海道産新そばを使って、そのうえ手打ちと聞いたせいだろうか、向かいの大番と比べて、めんにはそばの風味が感じられ、こしもあった。卵とじの加減が絶妙で、つゆとうまく絡み合っていた。ただ、大番のボリュームと比べれば、量は少ないかもしれない。いずれにせよ、また来たい。


posted by RM |01:32 | 今日のグルメ | コメント(0) |

2008年11月08日

新入団、そしてリストラ…

  待ちかねた新入団選手の第一号が決まった。10月に練習参加していた上原慎也(22)が手薄なFW陣に加わってくれる。公式ホームページでは「50M5秒7という抜群のスピードと高さが武器のアタッカー。両足から繰り出される強烈なシュートも魅力」と紹介されている。186センチの上背にも恵まれており、来季の札幌の攻撃にアクセントを加えてくれそうだ。紹介によればダヴィに似てなくもない。代役になれるぐらいの活躍を見せてほしい。

 一方、来る人がいれば、去る人も。6日のスポニチによると、J2に降格する札幌が選手数を絞り込むという。 「大量リストラ」と、いさかか刺激的な見出しが付いている。現在在籍している34選手を、戦力外通告などにより10選手以上絞り込み、20人台に削減するという。

 JFLからの昇格チームが何チームになるかどうかよく知らないけれど、来季のJ2の試合数は40試合程度になると思われ、選手には過酷な戦いになりそうだし、少ない選手をやりくりする監督にとっても頭が痛いであろう。

 どうしても関心を集めてしまうのは、誰が去り、誰が残るか。ダヴィは名古屋移籍の方向で、アンデルソン、クライトンの残留も微妙。レンタル移籍中の高木、箕輪、平岡、マーカスの去就も不透明だ。本州のクラブにレンタルされているFWの相川とかはどうなるのだろう。個人的には、ベテランの砂川や西谷に残ってもらいたい。箕輪にも是非とも残ってほしい。

 いずれにせよ、来季契約を結ぶ選手、結ばない選手の名前は、今月末には判明する。遅くともそれまでには監督問題を片づけておかないと、北海道フットボールクラブ(HFC)に対する風当たりはチームの内外から強まろう。

posted by RM |01:22 | 2008年戦記 | コメント(0) |