2022年11月06日
全日程終了 得失点差の法則を検証
非常に興味深い結果が出た 優勝争いでは、得失点差の法則がズバリ マリノス 35 フロンタ 23 文句なしの結果となった マリノス優勝は堅かったと言えよう 厚別で川崎が札幌に勝っていれば、たらればは川崎さんにあるかもだけど 勝点2差はそういうこと 続いて残留争い 最終節までもつれると思って覚悟していたが、札幌が鬼門広島で見事快勝 コレが効いてラストゲームは最高の雰囲気で終わることができた 自分たちのスタイルを存分に発揮できたのである 札幌の得失点差はマイナス10となった 一時は20をゆうに超えていたので、文字通り「苦しいシーズン」からの 「尻上がりフィニッシュ」という総括になるだろう 要因は2つ 怪我人の復調と、新加入選手のフィットである この2つは時間を要する要素であり、フットボールには常に付き纏うもの 名前を挙げるなら、ガブリエルシャビエル、小柏剛の上げ調子っぷりが 札幌躍進のエンジンだった 成長度なら岡村大八とルーカスで間違いない 戦術理解度と個別のスキルが掛け合わさり、結果として勝点という目標に、 貢献、到達出来た選手という意味だ 選手の評価はサポそれぞれ違うと思うし、違っていいが 組織に貢献できたかどうか、そこが一番のポイントだと思う キムゴンヒ(ゴニ)もその内の1人だろう 途中出場選手の役割をきっちりと果たした もちろん攻守の切り替え、「前からの守備部隊」「パスワーク部隊」の献身が 年間通して札幌を安定化させたというのも見逃せない この要素では、駒井と青木、ルーカスフェルナンデスを挙げたい 特筆すべきは、ルーカスの成長ぶりだ もともと持っていた突破力にプラス、俯瞰で見るチカラが備わり無敵になった 田中駿汰と岡村大八も、攻撃参加型のディフェンダーとして一皮剥けた印象だ そんなこんなを考慮して、コンサドーレのマイナス10という数字 ミシャ式ならしゃあないな、というのが本音になる 失点を減らそうとしたら、恐らく得点も減るから結局得失点差はこんなものだろう あくまでも今季のメンバーでの話ではあるけれど 脱線した 降格の静岡県2クラブ 磐田が、マイナス25 そして、清水がなんと…マイナス10ですよ 日本代表GKが居てもこうなっちゃう 菅野様がどんなに頑張っても、マイナス10というのは、現代サッカーの宿命か 根拠は、清水GKの権田が森保ジャパンから招集されたこと 失点は必ずしもGKだけの責任じゃない、守備はチーム全体の責任ということ じゃあ、なぜ清水が降格して、札幌が10位残留を果たせたのか それはシーズン通してコンサドーレに通ったアナタなら解ると思う、割愛 割愛すんのかい、すんのかい、すんのか〜い ま、いいや 15位のガンバがマイナス11で残留決定 ちなみに最終勝点は37でございます いやああああ 37が残留に必要な勝点だったかぁ 肌感覚はみんなあったと思うんですね 口癖は「勝点40」、合言葉は勝点40 もう馬鹿の一つ覚えですよ でも、難しいんですよ40って 薄々気付いていたサポも多かったけれど 勝点39に達した時点で「サンキュー!」堀内孝雄状態になりましたよね 残留争い参加クラブが多いのと残り試合の対戦カードで うっすらと炙り出されたあのお寺 他力本願寺 これはサポ生活27年、変わることのない「念」であります J1には科学的に説明出来ない事が多々あります 誤審だとかVARの是非も含めてね ネガティブな結果や理不尽な結果も込み込みで 勝点37が残留に必要だったと言うことに、今季はなりました 微妙な数字だよね〜 12勝と1分けと考えたら… 考えてみてください 札幌の勝点45の中に、アディショナルギリギリゲットの勝点1や3が詰まってるじゃないですか 今シーズンを振り返ったら「紙一重だった」こんな感想になるわけです ですが、ここからが大事なトコで、そもそもフットボールは90分プラスATまでが、「試合」 であり、審判の終了のホイッスルが鳴るまでが「試合」なんですね、当たり前ですが つまり、最後の最後まで、勝点1あるいは勝点3かわからないみたいな展開に強くなったなと コレが今季振り返って、残る達成感とか充実感に繋がるわけです 具体的な名前を挙げるなら、青木亮太であります ルパン青木 本当に彼はよく頑張った TSUBAKIで背番号11への思いを聞いた100人のサポーターの一人として称えたい 青木亮太は有言実行の選手でした ドームMVPも個人的には青木かなと思う さてさてまた脱線した 鳥栖がプラス1 手堅いサッカーだったんだけれども、最後の最後に鳥栖の上に行けたのは素直に嬉しい 湘南がマイナス8ですか 走るサッカーで12位、立派だよね 神戸はマイナス6 正直降格一直線だと思ってた、大迫ハンパない 福岡がマイナス9 思い出すのがドームの逆転負け、あれで福岡残留する予感がしたもんだ、前寛奈良おめ ガンバはマイナス11 Twitter上で「札幌様」とか「サッポロ飲んでます」とか感謝されてたけど、最終節ってそんなもんだよ 16位 京都パープルサンガ パープル要らないよ 素晴らしい朝にフッフッフ それはパープルタウン まだ入れ替え戦が残っておりますので、熊本か山形との来週の対戦結果次第ではありますが 得失点差 マイナス8 なんですよ 札幌と清水のマイナス10より良い数字ってことで、データ的にはJ1残留の可能性が高いと読みます 他サポからも人気が高い嵯峨野トロッコツアーのためにも頑張っていただきたい と思いつつ、熊本さんにもキャンプでお世話になってるし、東北にJ1が無いのもアレだし どっちよ(笑) ちなみにコンサドーレより上の9クラブは、得失点差がみんなプラスかと思いきや 8位名古屋 マイナス5 7位柏 マイナス1 つまりですよ、札幌は一桁順位にも手が届く🫳、手が届く? 可能性? まあ、その辺りはおいおい選手の去就なんかも併せて考えていこうと思いますよ 先ずは、得失点差の法則2022J1おまとめでした〜 追伸 最終戦が終わったのでブログタイトルを変えました シンプルに「必札仕掛人ブログ」 必勝、札幌、仕掛けていくサッカー、仕掛けていくサポーター、そんな今までの スタンスを込めております 現在、過去、未来 コンサドーレを札幌赤黒史の視点で、記録そして分析、提言していきます サポーターというのは評論家ではありません 選手や監督、クラブのスタッフと同じコンサドーレの当事者です 選手と違ってクラブも変わることがない だからこそ長期的な視野、目線が必要だと考えています この20何年ずっとそう考えており、そこのポリシーは一貫していると思う ただ、フットボールのトレンドもボールのように明日どう変化するか分からない世界だ ミシャ監督、ミシャ式、ミシャッポロ いつまでもそこだけに頼っていていいのかという議論は必ず出てくる その中でタイトル奪取の目標と超攻撃的サッカーをどうやって両立させるのか そういう目線でワールドカップを観て研究するのも一興かと思います 今シーズンお疲れ様でした 昨夜の酒は美味かったねぇ ありがとう、北海道コンサドーレ札幌 来季もよろしく
posted by odo5312 |10:47 | タイトル奪取までの記録2022 | トラックバック(0)