2011年12月19日
J1残留への準備(1)
まずダントツ最下位に終わった2008年の順位表を眺めてみよう。 http://www.tbs.co.jp/supers/data/2008table_j1.html (スパサカ2008テーブル) 得点36 失点70 得失差-34 多くを書くこともない。この数字だけはしっかりと抑えておきたい。 ちなみに15位のジェフ千葉は、得点36 失点53 得失差-17 だったので、 失点を少なくすることが、残留の第一歩なのは間違いない。 また同年の新潟は、得点32 失点46 得失差-14 で13位残留。 やはり堅守が一つのカギとなってこよう。 得失点差「+-0」だとJ1の中位を狙えたのが2008年のデータから読み取れる。 次に2001年、唯一のJ1残留を果たした時のデータを見てみよう。 http://www.tbs.co.jp/supers/data/2001table_j1_1.html (2001年 J1 1stステージ順位表) 得失点差「-1」と大健闘し、前半終了時8位(16チーム中)の好成績を残した。 http://www.tbs.co.jp/supers/data/2001table_j1_2.html (2001年 J1 2ndステージ順位表) 後半戦はバテてしまったのか、戦術が読まれたのか、大失速した。 後半戦だけで見ると得失点差「-6」。それでも大崩れはしていない。 2001年は前半で勝ち点21、後半で13、年間順位は11位だった。 岡田監督の3年目のシーズンで、エメルソンが抜けたものの、「ウィル&播戸」の2トップで開幕ダッシュしたのが大きかった。 しかし、10年の時が流れ、J1のサッカーも相手チームの戦力も大きく塗り替わった。もちろんコンサドーレのチームカラーも変化している。 過去は過去。2012年は新たな挑戦の年になる。 春先は各チーム監督も戦術も変化がある時期。一方、コンサは2011年シーズンの「堅守ベース」にどこまで、決定力を積み増しし、「勝ちにこだわった戦術」あるいは「負けないサッカー」を体現できるか。 やはり開幕ダッシュは必須だろう。 覚えておきたい数字。 コンサドーレ最高成績は、J1の11位。 「残留」が最低目標ではあるが、それでは「残留争いありき」になってしまう。補強動向にもよると思うが、2001年を上回る目標、 ズバリ10位以内を掲げてもらいたい。 今回は来季の目標を設定する上で、まずは直近のJ1戦績を並べてみた。 ○まず身の丈を知った上でどのポジションに誰を補強できるのか ○下部組織の育成とJ1定着の両立ができるか ○J2⇒J1へステージが変わることで「戦術の浸透」がどう深化するのか この3点を注視していきたい。
posted by odo |16:25 | データファイル2012 | コメント(0) | トラックバック(0)