コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年04月23日

俺達ならやれるのさ

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スポーツ紙を読んで、特にダヴィの記事を読んで涙目になってる俺です。おはようございます☆





興奮した。
意地と意地がぶつかりあった「魂を焦がす」ようなゲームだった。
3-3のタイスコアになった時、なぜか「雨の西が丘」を思い出していた。「0-0 だと思えばいいんだ。1点取れば勝てるんだ」
若さと持久力ではヴェルディよりコンサ、というのは誰が見ても明らかだった。あとはホームアドバンテージの大声援。これが結構効いていた。

4-3になってからのドームは、「勝ちたい」「勝たせたい」という選手とサポーターの思いが見事に一体となり、最高のムードだった。

俺達と熱くなれ!

赤と黒の縦縞のために!

迷わず行けよ 信じる道

俺達なら やれるのさ!!

グッとこみあげるものを感じながら、声を振り絞って歌っていた。

この歌詞の通り、俺達は信じる道を突き進んできた。うまくいかなくて勝てないときも、苦しい時もいつも歌ってきた。
「赤と黒の縦縞」は俺達の誇りであり、未来であり、希望だ。

ヤンツーの3年間を経て、本格的チーム作りから4年目のシーズン。クラブが金欠の中で、地道な努力、耕し、種まきから肥料までずっとやってきて「手作りで札幌オリジナルの花」を咲かせようとしている。その手応えを掴んだ思いだ。

一年目の三浦監督にとって、あるいは単年度の昇格という目標においては、「首位は意味の無いこと」なのだろう。浮かれてる時期でももちろんない。それこそ「妥当」なコメントだ。

ただ、一サポーターの視点から書くと、このタイミングでの首位は計り知れない程の意味があると断言できる。

我々のサポーター仲間、それも年に数度もアウェーに行っちゃう方々の中には、「コンサの良い時を知らない」サポが意外にも多い。
2000年、2001年を知らないサポにとってみれば、この時期であろうと「首位」というのは手放しで嬉しいものなのだ。なんせ初めてなんだから。
それは取って付けたような大型補強で成し遂げたものではなく、コツコツと毎年地固めをしてきた上に戦力アップを計ってきた長期計画の賜物である。ここがヴェルディと決定的に違うところだ。そういう意味も含めて7年ぶりの首位は嬉しいなんてもんじゃない。エメ頼りと言われた(実際そうでも無かったんだけど)前回以上の喜びだと声高に表明する。
共通しているのは「堅守速攻」スタイル。これはもう否定できないよね。勝ってるんだから戦術に文句言うんじゃない!(誰に言ってる?)

クラブが財政的に切羽詰っていて、J1に上がらなきゃならないのは周知の事実としても、観客動員のために必要で手っ取り早いのは「ドームで勝つこと」。一見さんでも連れて来られた人も、スポンサー絡みの動員応援でも、サッカースクールや地元小中生の招待でも、とにかくドームに足を踏み入れた人には、コンサドーレに感動してもらって帰ってもらう事が次に繋がる。リピーターを増やすには「勝つ」しかなかった。

ラモスヴェルディ、フッキ、名波、服部・・・確かに凄かった(知名度が)。
家本劇場、相変わらず滅茶苦茶だった。
だけどそれをも超えるパワーを、跳ね返す力を、俺達「赤と黒の縦縞」は持っていたんだ!

開始早々の「西谷CK⇒曽弾」。たったの2分でドームの空気がイケイケになった。10分でダヴィが追加点、16分でセーヤがミスを突いて3点目・・・
昨年までの攻撃サッカーが下地になっているからこそ出来た早業ではなかったか。
フッキをおちょくる「フッキコール」。油断でも慢心でもない。どこのサポよりもフッキの速さを知っているし認めてるからこそ。アイツをイライラさせて少しでも選手達の負担を軽減できれば・・・・
家本には容赦なく罵声を浴びせる。「何度試合をぶっ壊せば気が済むのか」「いやいや、荒れる覚悟は試合前から出来ている。何が起きても勝ち切らねば・・・」「家本につける薬は無ぇ!」「家本に何を言っても無駄」
揺れるサポ心。しかし肝心な「試合を楽しむ」というスタンスは崩さなかった札幌ドーム。それは「2分で曽弾」からずっと変わらない流れだった。一度コンサに傾いた流れは激流となり、うねりとなってダヴィの背中を押した。

「4-3」。
俺達はヴェルディを倒したばかりではなく、家本にも勝った(爆)
エンタテイメントとしては最高とも言えるスコアに、得点者にダヴィ×2。三上強化部長がフッキの後釜として探し出してきたブラジルの「カバーロ」(馬)。
足は遅いかもしれない。多少動きがぎこちなくて反応が鈍く見えたかもしれない。でも白恋練習場では熱心に戦術を理解しようと頑張っていた。
頑張ってもなかなか認めてもらえない世の中だ。結果が全てだと・・・
だからダヴィには絶対結果を出してもらいたかった。

俺がスポ紙で涙目になるのはそういう理由がある。そして新聞記者を含めて見ている人はやっぱり見ている。組織の駒として動ける、そしてハートがある選手ということ。特段に上手くはないけれども、赤黒縦縞のために熱く闘ってくれる選手。がむしゃらにボールを追い、繋ぎ、仲間を信頼し、称えあい励ましあう・・・こんな場面が物凄く増えたように思う。

一体感は、勝っているから増していくものと思う。自信も一体感も「成功体験」がないと生まれない。ここ3年で学んだ事だ。だが失敗や屈辱を糧にして俺達は今一つになろうとしている。
ここからが長いのはわかっている。たぶんこのまま首位を保てないのも。
だけど、6位や7位をウロウロしているよりよっぽど嬉しいじゃないか!無邪気に喜んでいいんじゃないかな?2000-2001年を知らないサポはもっともっと喜んで欲しい。勝って得られる目に見えない「流れ」、世間の反応をもっと楽しんで欲しい。
J1へ行くチーム独特の「勢い」「流れ」「ムード」。こういうのは加速度を増していくものだ。どんどん加速させればいい。現状に満足してはいけないし慢心も禁物だ。だけど「俺達ならやれるのさ」という歌詞そのままに突っ走る心の余裕を、少しは持てたらいいなと思う。



http://www.jsgoal.jp/news/00047000/00047462.html(みうコメ)

http://www.jsgoal.jp/news/00047000/00047463.html(らもコメ)

http://www.jsgoal.jp/result/20070200030120070422_detail.html(ゲームサマリー)


俺 達 な ら や れ る の さ!!


う~む、いい歌詞だ☆



posted by (*oDo*) |08:30 | 三浦俊也監督 | コメント(0) | トラックバック(0)

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