2010年11月06日
岐阜と大分が単年度黒字の見込み
【岐阜】 ・現在10位 ・ホーム1試合の平均集客数は3140人 ・収入が5億6千万円を超えれば黒字となる事業予算 ・スポンサーからの広告収入(目標額2億円)が目標に届きそう ・グッズの売り上げはすでに、目標額の4千万円を超えた ・入場者収入は約1億円の目標額にまだ約1500万円足りない ・ホームでの残り3試合でいずれも約3千人の客が入れば届く ・現段階でのFC岐阜の累積赤字は約3億1千万円 http://www.asahi.com/sports/fb/NGY201011050022.html (FC岐阜、初の単年度黒字に現実味 残り3試合@朝日) 【大分】 ・現在13位 ・今期決算見込みを公表し、収入や純利益などは経営再建計画の数値を下回った ・単年度で黒字を計上できる ・純利益は計画の3億1600万円に対して3700万円にとどまり ・実質債務超過額も計画の7億2300万円に対して11億3000万円となる見込み ・スポンサー収入と入場料収入の不振が主因 ・今期に返済するJリーグからの借入金1億円については来年1月末に入るシーズンチケット販売収入などを充てる http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/headlines/20101105-00000148-jij-spo.html (大分の決算、再建計画下回る見込み@スポナビ) 日経九州版から拾った数字を付け足す。 ・売上10億3100万(予算12億9400万) ・年間チケット目標1万3千席の6割 ・発光ダイオードを使った広告看板導入はスポンサーが集まらず棚上げ ・支出(経費、人件費)10億2500万。予算を5900万上回る ・Jリーグからの救済融資。従来の予定は12年1月に2億、13年1月に3億返済 ・第2位株主の大分県へ「大分銀行ドーム」の使用料無料化で支援を要請 うち(現在15位)の決算…怖いんですけど((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル こういう数字を真摯に見つめていかないと、来季の編成は語れないな、などと思いまして。 わかりきっていることは、前年比での売上ダウン。 試合数が減っているから当然だ。 6月末の時点でスタートダッシュ失敗もあり、入場収入が予算割れし1億7288万円の損失を計上している。もっとも1試合1万2千人入場を想定したこと自体にかなり無理はあったのだけど。 入場者数が減り続けているため、営業損失の拡大は避け切れない。 故にチーム強化費を含む売上原価6億2千万は、来季はもっと減ることとなる。 比較的高年俸のベテラン選手と契約更新できない理由はココにある。
posted by odo |02:43 | 相手チーム | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:岐阜と大分が単年度黒字の見込み
おはようございます。
選手の動向に関して、感情的な部分はさておき、こういう具体的な数字で、チームの経済的状況を見ていかないとダメだな。。としみじみ思いました。
勉強になりました。リンクかけさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
posted by くー@コンサ隊 | 2010-11-06 08:47
Re:岐阜と大分が単年度黒字の見込み
毎度様です。
そうなんですよ、くーさん。世知辛い世の中、
ましてここは北海道冷え冷え経済のど真ん中であります。
大手スポンサーにも頼れず、入場収入は伸びず、
でもなんとか強くしたい、魅力あるチームに変えて行きたい。
サポーターの悩みは、クラブの悩みと直結してるわけです。皆で考えてみましょう。悩みの共有は少数より多数の方向で。
詳しい中間決算書はHFC公式サイトでご覧下さい。
posted by odo| 2010-11-06 13:13