コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年05月12日

アクション守備なくしてアクション攻撃なし

 新記事がないのに「547」のアクセスがありました。
コメント欄を読みに来ていただいたのだとしたら、いくつか補足しなきゃなりません。

別にヤンツーさんの「アクション&ムービング」を否定しているわけではないのです。ただ他のヤンツー信者と少し違う点がありまして。

 ・フッキ、大塚が不在の時の戦術がイマイチなのではないか
 ・アクションサッカーとは攻撃だけのサッカーなのか

 先日スカパーでジェフとレッズの試合を見ました。
コンサがジェフのような走り勝つサッカーを目指しているのだと仮定します。
ジェフの先制点は攻めて攻めて攻めまくり、巻が果敢にシュートを打った結果です。先制点を奪うまでの相手を凌駕するようなスピードが、まず今のコンサにはない。

 ・なにがなんでも先制点を奪うという意識が足りないのではないか

そしてジェフの追加点。これは意外にも1対1でボールを奪ってからのカウンターでした。

 ・アクションサッカーの中にも「カウンター」という選択肢があってもいいのではないか

つまり今のコンサのサッカーはあまりにも愚直過ぎて、現実の相手の出方に柔軟に対応できていないのです。
大塚がいないのなら、守備的なボランチを入れて、積極的に中盤でボールを奪うようにしなくちゃならない・・・と素人サポは考えています。

 岡田監督時代はFWが守備をサボることは許されませんでした。エメもバンちゃんも前線からボールを追うよう指導されていました。
戦術が違ってもそこのところは一緒ではないでしょうか。
「堅守速攻」が相手に合わせるサッカーで面白くない、あるいは監督の趣味ではない、勝ち点を拾いやすい戦術とわかっていてもあえてやらない・・・というのは充分に報道などで知っているつもりです。今更「堅守速攻」に変えろとはいいません。

しかし。
ビハインドの段階で練習でもやってもいない「ソダン大作戦」をやっちゃうくらいなら、先制点を奪うまでは堅守を重視したフォーメーション、攻撃的なボールの奪い方、「失点を最小限で防ぐ戦い方」を優先すべきではないかと思っています。5試合勝ちがなくベストメンバーでない今ならなおさら。

ドームサブグラでどんな練習をされているか見当もつきません。
神戸も前回のリベンジに来るわけですから、前掛り攻めてきたときに速攻でボールを奪って逆襲・・・そんなシーンがあってもいいと思っています。
とにかく先制点を奪うこと。先制点があれば応援のモチベも加速します。
14日の厚別はそれに尽きると思っています。

 もう1つ書きたいことがあります。
今の主力の顔ぶれはけしてヤンツーが育てた選手だけではないという点。
西谷、砂川、芳賀・・・みんな他チームで基礎を作った選手。
ヤンツー塾で成長著しい加賀も基礎はジュビロで作られている。

その意味で、鈴木智樹に再度注目してみます。
なぜヤンツー監督が大事なボランチで智樹を使い続けるのか。
智樹自身がプレーで証明して欲しいなと思っています。

posted by おど |08:58 | データファイル2005 | コメント(4) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:アクション守備なくしてアクション攻撃なし

>・アクションサッカーとは攻撃だけのサッカーなのか
おー!ここは非常に重要なポイントだと思われます。(本当か?)「アクション」という言葉のインパクトから攻撃時限定のキーワードと捉えられている感がありますが(・・・まさか選手も?)、たしか監督は「攻守にわたりボールを支配・コントロールする」のがアクションサッカーだと言っていた・・・ような気がしますwというコトは本来なら守っているときも「アクション」なワケです。「守らされる」と「守る」、受動的と能動的の違いとでも言いましょうか。

監督の意図するアクションとは「判断と要求」だと思っています。(公言してませんでしたっけ?)攻撃時は「このタイミングなら決められる。だからそこにボールをよこせ!」だし、守備時は「今プレスをかければ奪える。前からも囲め!」「ムリに行かずに放り込みを跳ね返す!」など、状況に応じた最善の策を選択するのが監督の言う「アクション」であり、カウンターが最善の策だと思えばカウンターを選択するコトこそが「アクション」だと思っています。(個人的に。←ちょっと弱気)

懲りもせず長々と書いてるうちに結局なにが言いたいのかわからなくなってきました(笑)補足として最後に付け足すと、(メディアの記事はわかりませんが)実際に監督の口から「パスをつなぐサッカーを目指す」とかは聞いた記憶はありません(・・・無いですよね?)
「アクションサッカー=パスを(必要以上にw)つなげるサッカー」ではない。・・・ハズ(←また弱気)

posted by ハッシー| 2006-05-12 10:30

Re:アクション守備なくしてアクション攻撃なし

>今のコンサのサッカーはあまりにも愚直過ぎて、現実の相手の出方に柔軟に対応できていない

そうなんです。いつでもどんなときでもパスサッカーじゃなくていいと思うのです。
時には縦ポンでもいいから早い攻撃を、そしてまたリズムを変える・・・とか、要は「応用力」の問題だと素人は思うのですが。

そんなことを考えながら、日曜日は厚別へ行くつもりです。
今月はこの1回だけかなー。
平日ナイターは、道北在住者でしかも母親にはちょっときついですね。

posted by ゆり| 2006-05-12 22:03

Re:アクション守備なくしてアクション攻撃なし

ハッシーさんのカキコを読むうちに自分の頭も整理できてきました。感謝いたします。
・「Luck」が足りない
 運やツキといった昇格するチームに必要な要素が今のところヤンツーコンサにはない
・アクションサッカーの三要素がいまだに出来ていない
①自分で判断して動き出すこと ②1対1で厳しくボールを奪うこと ③試合終了まで走りきること
・少なくともポゼッションサッカーとは「ちんたらパスを繋ぐサッカーではない」と信じたいです
「パスを回されるのと回させるのは違う」・・・野々村選手の名言は今も忘れてはならないと思います。
>>カウンターが最善の策だと思えばカウンターを選択するコトこそが「アクション」だ
全く同意です。1点多く取った方が勝つ。シンプルにやったほうが見ていて楽しいはず!!

posted by おど| 2006-05-12 22:00

Re:アクション守備なくしてアクション攻撃なし

>ゆりさん
結局「応用力」の手前の基礎がなってないから「トレーニングしていく」なんですよね。だったら選手の実力に見合った戦術を選べばいいではないですか。ヤンツーは自分首を絞めていますよね。3位以内と言っておきながら、なぜか頑固に理想だけを追って・・・
「臨機応変」・・・神戸戦で何かを変えなくては!

posted by おど| 2006-05-12 22:02

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