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2011年03月21日

春分の日。

  「分かちあいたいココロ」。

咲いた
はい。  しまりす寮では、東海桜が満開となっておりますー。 大きな地震災害から10日間が経ちました。 被災された方々は寒い中、不安な日々を過ごしている事と思います。 どんな言葉さえも軽々しく思えてしまう程、 何をどのように書いたらいいのか全く思いつきません。 この10日間は、ただただ毎日 私の出来る事をして過ごしていました。 まずは被災された方々へ、 そして、被災地で援助、救護活動をされている方々、最前線で働いている方々へ 思いを寄せていました。 募金もしました。 家の電気と暖房は1つの部屋だけにして全員がそこに集まって過ごし、 買い物は控えめにし、家にあるものを工夫しながら食べて、 必要な時以外はTVを消して、新聞や本をゆっくりじっくり読んでいました。 電話もインターネットもメールも使わない静かな生活。 札幌に住んでいる私がこんな風に過ごす事や節電する事が 被災地の方に直接すぐに役立つものではないのかもしれないけれど、 せめてこんな時くらい、自己満足だけかもしれないけれど、 少しだけ、ほんの何分の一かだけ、不便な生活を分かち合えたらと思っていました。 毎日のリズムになっていたブログ更新を止めて、 友人と電話もメールもする事もせず、 会いたい人にも会わない生活は、寂しく心細いような気持ちがしていました。 そこに居れなくても心は傍に、心は共にあるのだと、思う気持ち。 人を思って、不便を分かち、寂しさを分かち、不安を分かちあっていく内に 時間が少しづつゆっくりとそれらを軽くする事が出来たら・・・と、願っています。 少しづつ、ゆっくりと、着実に、誠実に、日常を取り戻して行きましょう。


今日のニュースで、避難所の様子が取材されている場面を観ました。
あるところは、自衛隊から、カレーライスや鮭のクリーム煮が出されたという事。
カレーを食べている避難所の方達に小さな笑顔が灯っていた。
またあるところは、山形県のボランティアの方達から「山形名物 芋煮」が供されていた。
ホカホカと湯気が上がっている芋煮を食べた方は「あぁ・・・おいしい」と細い声で呟き、
「2,3日前からおにぎりは食べれていたのだけれど、温かい食べ物は初めてでありがたい事です」
と、こんな時でも感謝の気持を忘れずにいる姿に日本人の美しい精神を見たような気がしました。
お湯が届いて、たらいのお風呂に浸かった赤ちゃんの顔がなんとも気持ち良さそうで・・・
「温かい」って事は、
身体も心も温め、笑顔も呼び戻せるとっても大切な事なのだとつくづく感じました。

こうやって、ほんの少しづつ、少しづつですが、避難所にも温かい食べ物が届き
被災者の方達も、前を向けるような気持ちにやっとなりつつあるような様子を知る事が出来て
これからの長い長い復興への道筋を、
今だけでなく、これからもずっと応援して支えていく事が大切なのだと思ったのでした。
大伍似です
しまりす寮では古参組の「無事カエル」くん。 家に着いてこのコを見ると、つい撫でたくなります。 ちょっと大伍似でカワイイの。


posted by しーちゃん |00:25 | 日常の事 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:春分の日。

ブログ更新がなかったので心配していました。
桜綺麗ですね(^o^)
この10日間あっという間でしたよね…
地震の時、ケンスケは検査の為病院に居ました
真琴はお昼寝中(あんなに揺れたのに起きず)
一人オロオロしている私。
とにかく真琴を守らねば!!と揺れが収まるまで真琴に馬乗り状態でいました

今の私に何が出来るだろう?
最近はそれを考えてばかり…
募金はしました。後は…?
なかなか思いつかなかった
ケンスケが食事療法になったので、以前から食べていたフードをNPOで被災地にペットを救護救済に回っている団体を見つけたのでそこに寄付することに

それにしても、単一電池ホント売り切れでどこ見ても売ってない(ToT)
真琴のおもちゃの電池がどれもこれも切れてて…
音の出ないおもちゃをバシバシ叩いて遊んでます(^o^)
暖かいお家で遊べるってだけで幸せなことですよね

posted by マコ&ケンスケ| 2011-03-21 23:49

Re:春分の日。

マコ&ケンスケ様
いやーっ!
ごめんねー連絡しないでっ!!
すっごい気になっていたの、ケンスケの事。
ホワイトデーのお返しもしてないし・・・。
連休明けにでもメールしてみようと思っていたところでしたよ。
被災地の動物達の事もすごく気になります。

posted by しーちゃん| 2011-03-22 00:09

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