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2007年05月12日

厚別の風


5月6日に仙台戦を終えて勝ったのに、これだけ間をおいたのは初めてかなあ。
なんというか、自分の気持ちに整理をつけられないでグズグズしているうちに。


試合開始ギリギリに厚別に到着。
雲ひとつない青空というわけでもありませんでしたが。
なんとも気持ちの良い天気だなあと歩いていましたが。
厚別競技場近くになると、厚別特有の強風の出迎えを受けました。

で、競技場内に入るとその風を感じない。
今日は相棒もいないのでアウエーゴール裏を目差します。

それでびっくり、アウエーゴール裏もびっしりとまで行きませんが。
しっかり埋まっているではありませんか。
で、風も全然感じない。
相棒に「15千人そして風無し」とメールを送ってしまいましたが。
そのどちらも間違いであったこと、後半に判明しました。


アウエーゴール裏にて席をつめてくださいと係員からお言葉を受けたのは初めての経験。
横に仙台黄色サポさんががんがん飛ばしております。
J2において札幌まで最大の軍勢を差し向けてくれるのは仙台さんですね。

どこのプログを見ても曽田さんが神となったと書いておりますが。
ずっと神であったことに気づいてしまったというところでありましょう。
曽田さんのプレーは非常にわかり易いし、遠めにみてもあり様がよく分かる。

競り合って飛ぶか、競り合えなくて抜かれるかだから。
どちらにしても毎回が本気の勝負となるわけだから。
毎回勝てるとは限らないはずなんだけれど。
いや、高さにおける勝率はほぼ100%といえるから、神と認定しているのです。
成功や失敗の有様が直ぐ分かるそういうプレースタイル。
1対1の地面でのボール扱いにおいてはほぼ100%敗れ去るといったら。
曽田大明神はお怒りになるかなあ。

普通、毎回そこまで勝負しないと思う。
様子を見る、遅らせるというような事をするでしょう。
そうすれば、自分のミスには最低ならないように見える。

まあ、でもボールに反応してしまう曽田さんのフットボーラー気質が。
それを許さないのだと思うのだけれど。

その曽田さんが得点をし、地上においても前半から神プレーの連発。
どうしたことだろうとなんとなく考えていたのですが。

元々曽田さんはFWでDFではない。
コンバートされたわけで。
真のDFの同僚をはじめてもって自分の毎回本気モードの勝負を。
毎回求めるプレースタイルを安心してできるようになったのでないか。
より、思い切り自分のプレーを発揮できるようになったのではないか。
青野さんという僚友を得て。
曽田さんと4バックがあっていたのか。
多分これは間違った妄想なのかもしれないと思う。
高さ以外の無敵さは持っていないはずだと私も思っているのだか。
でももしかして、もしかしてと思う。
曽田=神だと思っていた私も曽田さんの能力を低く見誤っていたかも。

自分が抜かれたら最後と思うのと自分が抜かれても。
青野さんがいるというのではより神プレーを発揮できるのかもしれないなあと。


前半を淡々と終了し。
我慢できなくなってゴール裏へ向かいます。
みんな赤と黒の旗を持っていたけれど。
試合終了後回収していました。黒い人々の熱意に頭が下がります。


赤黒いゴール裏に向かう途中。
アウエーゴール裏で10年前の部下に会う、少々びっくり。

で、赤黒いゴール裏に立ち向かってくる強風にびっくり。
え、アウエーゴール裏にて何も感じなかった風がなぜに此処まで吹いているのか。

そう、厚別と風。厚別の風を制するものが厚別を制する。
忘れていたものを思い出しました。

それにしても鳥栖にいたシュナイダーさん。
ゴールキックのほとんどをピッチ外に蹴り飛ばしていましたが。
もしかして厚別初めてかなあ。
鳥栖戦というとなんとなく札幌ドームというイメージが私の中にあって。
ああ、シュナイダーさん、厚別の風にやられているなあと。


仙台相手に何もさせず1対0で勝てたこと。
今年のチームはこういうチームだなあと思いました。

此処から先は少々暗黒面。





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posted by mimicaki |23:14 | 赤黒2007 | コメント(2) | トラックバック(0)