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2006年11月17日

札幌ドーム サウジアラビア戦 アジアカップ 雑感

メインスタジアム側 ほとんど天井に近い位置でも、カテゴリ1。
いつもの感覚で言えばアウエーゴール裏のはずれメインスタジアム側。
多分、赤黒の試合で言えば、此処に客はいない位置といえるでしょう。
高くて、選手の背番号がわかりにくい位置でした。
これで7000円か、と思いましたが。
試合は確かに面白かった。


歓声が一番高まったのは。
君が代がケミストリーと発表になったときと。
ほとんど、ロスタイムの闘利王のPKをふかした瞬間でしたね。
40千人の移動を赤黒の横浜Fマリノス戦の経験を生かし。
ロスタイムは席を立ち出入り口で見て、試合終了と共に地下鉄駅を目差しましたので、スムーズに帰途につけました。
自宅の着いたのは24時を過ぎていましたが。



あのPKの瞬間、闘利王がバスケットのようにドリブルをして、ボールを自分のものとして離しませんでしたが、そこに誰も近づいていかなかった。
PKを蹴りたい得点をとりたいという選手は誰もいなかったのか。
コーナーキックにフリーキックは三都主以外誰も行かないしという部分が気に入らないなあ、この試合は中村憲さんも蹴っていたから安心したけれど。


地下鉄で向かいますが、明らかに札幌ドームに向かう人達の群れです。
五輪代表の試合を見に行った何年か前の客層と違うような気がする。
それは、札幌ドームについてからも変わりませんでした。
日本代表の試合をする事は中々ありません。
前回の五輪代表はアフリカのマリ戦だったか、平日の19時試合開始だったこともあったけれど、サラリーマンと0Lさんが多かったように思える。
スカートとハイヒールの女性が多かった、そして恋人なのか同僚なのか上司なのかはわからないけれどという客層という勝手な私の穿った見方だったかもしれないけれど。


でも、今回は圧倒的に子供が多かったよう思える。
子供連れの親そして、子供は複数だから、近所の子も連れた保護者という客層が40千人が超える満員になった原因では無いかと。


今回のスターはケミストリーとオシム監督といえる。選手にスーパースターはまだいない。闘利王はスターになり損ねたのかな。


サッカーを普段見ないけれど、日本代表のスターを見たいという観客ではなくて、サッカーをしている子供にサッカーを子供にさせている親が集まったのではないかなあ。



日本の国技とも言える柔道を会場で見る観客は誰だろうと思う。
競技者自身では無いかと子供も含めて。

赤黒の試合に少ないのは子供の数ではないかなあ。
土曜日の14時が試合開始の基本ではあるけれど、少年蹴球の練習とか、試合をもしかして土曜日と日曜日にやっているのではないかと思う。
社会人の草サッカー等をやっておられるお方たちも、赤黒の試合の時間に、練習か試合をしているのではないかと勝手に想像してしまいました。
土曜日の17時か19時の開催にすれば、そういうお人も見れるのではないかなあ。と、子供連れの客層の多さから勝手に妄想してみました。
蹴球をした事がない人達に蹴球の魅力を感じさせるほどのものを提供出来るレベルには無いかもしれない赤黒のチームではあるけれど。
現役の競技者(社会人、草サッカー、学生、少年)の人たちがどれだけ赤黒の試合を見に来てくれるか、逆に馬鹿にされてそうで怖い気もするけれど。



試合前に、日本ベンチ前に総勢ぞろいしてカメラマンが列を作っています。
こういうことからも今の日本代表のスターは監督なんだと思いますね。


普段システムと言うか、選手の並びにはほんど関心がいかないのだけれど。
選手の構成から、どういう並びなんだと意識がいきました。
でも、ポジションチェンジが煩雑で途中でわからなくなる。
席が高いと言う事もあって背番号がわかりにくい事もあったけれど。
阿部と今野の場所が反対になっているときもあったような。



サウジの最終ラインの高さが印象に残りました。
最終ラインはほとんどセンタラインーなんだもの。
ほぼ、10数メートルの中に20人が引きめいていて。
J2観戦暦が長くなってしまった私には目からうろこでした。


でも、サウジは、引きこもってカウンターでもなく。
ガツガツプレッシャーをかけてボールを奪いにくるのでもなく。
攻めてくるのでもなく、オシムのインタビューのもあるように。
パスを回してだけで全然怖さを感じない。
一人一人のスキルはアジアの中でもトップクラスでしょう。
でもアジア4強の中からはこぼれ落ちて来ているのではないかなあ。
サウジはそれでも前半はミドルを打ってきました、アジアレベルだから枠に当然いかないけれど。そして後半から中村憲さんは消えてきて中盤を制圧できなくなって、後半日本の足が止まってきてサウジの攻勢が続いたけれど。
後半は中村憲さんに変えて誰か使うべきでは無かったかなあ。
20歳の新鋭とか、加茂さんが韓国戦で中田英を使ったように。


鈴木啓太さんと今野さんとか駒野さんとか。がんばっていたなあ。
三都主さんが途中変わったけれど。
ジーコさんの役割より、オシムさんの役割のほうが三都主さんを生かしていると思うけれど。なんとなく、オシムさんが三都主さんを代表に選ぶのはこれが最後ではなかろうかと。何の根拠もありません。
加茂さんが、ラモスさんの引退試合を演出した事と重なったなんて、全然、相関関係は無いのですがね。ジーコジャパンの象徴は三都主さんだと思うので。


一緒に見に来た方はビデオで、オシムさんの動きも追っていました。
ハーフタイムのオシムさんの動きに一喜一憂していましたね。
得点も美しいものでしたし、今野の動きも素晴らしかった。後半だれてしまってもう一点欲しかったけれど、そうそうない札幌ドームでの試合、満足できうる試合だったでしょう。


一緒に来た人は、競技場でのサッカー観戦の楽しさを口々にいってくれました。自分の目線で見れることの楽しさを。
赤黒の試合にもきて見たいといってくれましたが。
スープカレーの布教は結構広がるのだけれど、久しぶりの赤黒教の布教の活動ができるかも知れないと言う事はうれしかったかなあ。


赤黒の試合で言えば、システムとか並びに意識を投ずる必要性は全然無いので。ひさしぶりの考えながら見なければならない観戦となった。
蹴球を見る力は上がっていない事の証明でしょう。


できうれば、代表ゴール裏を空気を感じたかったのだけれど、それぞれの区域に入る事はでき無かった。そこにお邪魔してみるだけでよかったのだけれど。
それだけが残念かなあ。

NHKBSで再放送があるようで、競技場でみたものはTVで見なおさないと言う掟を破ってみてみたいと思う。

posted by mimicaki |00:09 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)

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