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2016年06月15日

内村月間MVP&素早い攻守切り替え

5月度「明治安田生命Jリーグ月間MVP」内村選手受賞という嬉しい知らせが入ってきました。

内村の受賞は初受賞で、昨年の都倉に続いて2人目ということです。
この5月には、同じチームの増川もノミネートされていましたので、きっとどちらかが取るとは思っていましたが、個人的には内村の受賞の方が嬉しいです。

Jリーグ選考委員会による内村選手の総評
5月に行われた全4試合に出場し、リーグ1位タイとなる3ゴールをマーク。
満場一致での選出となった。
特に第13節および第14節はどちらも1-0というスコアのなか、両試合ともヘディングシュートで決勝点を決めたことから、シュートポイントに入る勘の鋭さと勝負強さは明治安田生命J1リーグで3年連続得点王を獲得した大久保嘉人選手(川崎F)を彷彿とさせる。
4月後半よりスターティングメンバーとしての出場が増加してからはコンスタントに得点を重ね、首位をひた走るチームの原動力となっている。

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この評価、最高です。

それでも、内村は浮かれていません。
この度は5月のJ2月間MVPに選ばれる事ができて嬉しく思います。
この賞は僕だけではなく、チームメイトやサポーターの皆さん、そしてコンサドーレに関わる全ての方の力で受賞できたものだと思っています。
本当にありがとうございました。
チームが良い成績を残せた中で、得点を取ることで勝利に貢献できたことは良かったです。
これからもチームに貢献できるように頑張っていきたいです。
まだまだシーズンは長いですが、最後の最後まで応援宜しくお願いします。
と、受賞のコメントをしています。

本来は思いっきり喜びたいのでしょうが、「J1昇格のための通過点」ということで、チーム一丸となってJ1昇格に突き進んで行って欲しい!
次は、今月すでに3ゴールを挙げている都倉が2度目の受賞をしてくれること。
そして今のまま首位を走り続けて、常にコンサドーレの選手が月間MVPを取り続け、年間MVPを取れるようになって欲しいものです。

チームのコンセプト「堅守速攻」から、一試合一試合勝利を積み重ね、進化を続けてチーム一丸で勝利を積み上げて行って欲しい!


今日は道新の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。
今回は間に2試合ありましたが、月曜日に行われた長崎戦だけの評価です。

見出しは、「素早い攻守の切り替えを」です。

平日ナイターにもかかわらず、チームが首位にいるということで1万人以上の観衆が札幌ドームに詰め掛けた。

千葉、松本、長崎と3試合連続で先制点を奪われたが、すべて追いつく粘りと自信を見せて、チームが成長しているのを感じる。
ゲームの入り方を今一度見直して、先制、逃げ切りのパターンへ戻してほしい。

都倉の同点打は、正に守から攻ヘの切り替えで長崎を上回ったものだった。
福森がパスを中盤でカットし、そのまま攻め上がり、ヘイスを経由して深井が都倉に見事なパスを通した。

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2タッチ以下でボールが動いたので長崎DFは戻りきれなかった。
相手の足元への縦パスを必ず狙うこと、単純なことだがもう一度認識してはしい。

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トップ下でプレーしたヘイスだが、流れを止めることなくゴールまで決めて見せた。
中盤オ中途半端な位置でボールを受けてシンプルにさばいてゴール前に入って行く、新しいトップ下のスタイルかも?
運動量は少ないが、足元にボールを納める技術があり、的がでかいのでボールを預けやすいのだ。

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新しいオプションになるかは、もう少し見てみないと分らない。

評価ですが、「良い」のBは、マセード「やっと順応完了」、ヘイス「悪くないトップ下」、都倉「冷静だった切り返し」の3人です。
進藤は「採点不可」でした。
後は「普通」のCで、具「失点は仕方ない」、櫛引「カットした後、慌てんな」、増川「カバーとブロック」、福森「ミスパスなければ○」、宮澤「バットマンまずまず」、深井「都倉に通したパスは○」、堀米「空中戦は仕方ないが・・・」、石井「ワンツー突破」、内村「ゴール絡めず」、ジュリーニョ「決めれんか」でした。

深井の視野が広くなれば、もっともっといいプレーが出来るということで、大きな戦力となります。
チームで輝いて、リオ五輪に絡んで欲しいものです。


posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |

2016年06月14日

進化を続けるコンサドーレ

昨夜は、2-1と今季初の逆転勝利となった長崎戦でした。

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決勝ゴールを挙げたのは、ジュリーニョに代わってトップ下で先発出場したヘイスだった。

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チームは、前節10試合ぶりに松本に負けて、2試合勝利がなかった。
決勝ゴールは、都倉が相手に倒されながら出したパスをヘイスがドリブルで持ち上がり、右サイドを駆け上がったマセードにパス、マセードがそのままシュートを打っても決められていたと思うが、そこでヘイスに折り返しのパスを出した。

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後はヘイスが流し込むだけだった。

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ヘイスはゴール直後には、この日ベンチスタートだったジュリーニョのもとに行き、ゴールを喜んだ。

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チームが一つになって戦っていることを、印象付けるシーンだった。

失点しても追い着き、逆転できる力がついた。

今年のコンサドーレは、明らかに進化している。

失点シーンを反省し次に生かして、益々の進化を期待したい!

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結果的にシュート数でも上回っていた。

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ブラジル人3人も上手く機能してきたコンサドーレは、このまま勝ち点を積み重ねて昇格を決めて欲しい!


posted by consa.kazu |08:12 | コメント(1) |

2016年06月13日

チーム力で勝利しよう!

前節負けた後の、最初の試合である今日の長崎戦は重要です。
連敗することは、昇格するチームにはあってはいけないことと認識して戦って欲しい!

今日の試合は、3試合ぶりに宮澤と具がピッチに戻ってきます。
この二人がいなかった2試合は、1分1敗で5失点と守備が崩されています。

宮澤は、鼻の骨折を抱えながらフェイスガードをつけての出場ですが、持ち前の運動量でしっかり勝利に貢献してくれるはずです。

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具がピッチに戻ることで、最少失点に戻ることができると思います。

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そして、前線の都倉・内村・ジュリーニョの3人が上手く連係ができてきている。

前節までで18位の長崎が相手なので、先日の山口戦のように3人のゴールを期待したい。
また、松本戦で都倉が2ゴール上げていて、再びゴール量産体制に入ってきたと思う。

また、けがで戦列を離れることとなった稲本のためにも、一試合一試合勝利してJ1に昇格して欲しい!
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京都や清水が大量得点で勝利して、得失点差を詰めてきているので、取れるところで取っておきたい!

チーム全員とサポーターの力で、完勝と行きたい!

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posted by consa.kazu |14:12 | コメント(0) |

2016年06月12日

首位の底力で、勝利を!

昨年であれば、2点リードされたら追い着くことは先ずできなかった。
だけど今季は、2点取られてもそこに追いつくだけの力がついてきた。
千葉戦と松本戦、共に2点リードされていたのに、2点取って追い着くことができた。
松本戦は、勝ちに行ったが逆に相手に勝ち越し点を入れられ負けてしまった。

この2試合で、同点に追い着いていったことで、スカパーの実況では「首位の底力」といわれた。
千葉戦の前まで6試合連勝したこと、その内5試合連続1-0での勝利ということもあり、首位を走っていた。
そんな中で、2点差を追い着くのだから「首位の底力」といわれるのは当然といえば当然だろう!

千葉戦まで続いた9試合負けなしの記録が途絶えた次の長崎戦が、今一番重要な試合となる。
J1に昇格するチームは、連敗しないことが重要である。

リーグ前半、各4試合を残して(札幌と京都は熊本戦を未消化)、勝ち点で上位9チームが昇格争いをするチームとなりそうである。

上位9チームのそれぞれの対戦成績を分析してみると、

   全試合          上位との  残 り
   勝ち点    勝  敗  勝ち点   試合数 連敗
札幌  33   5勝1分2敗  16     0
松本  32   2勝2分2敗   8     2
岡山  31   1勝3分2敗   6     2
町田  31   2勝3分3敗   9     0   1回
大阪  31   5勝0分3敗  15     0   1回
京都  30   2勝3分1敗   9     2
山口  28   2勝2分2敗   8     2   2回
千葉  27   1勝3分3敗   6     1   1回
清水  26   1勝1分3敗   4     3   1回

ここまで連敗がないのは、札幌・松本・岡山・京都の4チームだけである。
直接対決で5勝しているのは、札幌とC大阪の2チームであとのチームは、直接対決の残りすべてを仮に勝ったとしても5勝には追い着かない。
このことからすると、札幌とC大阪が上位9チームの直接対決で5勝、そして京都は直接対決を2試合残してはいるが2勝3分1敗となっている。
この3チームが自動昇格の可能性が今一番高いチーム、後は松本と町田が札幌に勝っているので次に来るチームだと思う。
岡山は3位につけてはいるが、1勝しかしておらず引き分けが多いので、上位に残ることはこの先難しいような気がする。
後は、星のつぶし合いになるような気がする。

札幌は今季開幕東京V戦以外は、下位チームに負けていない。
このまま力でしっかり準備して、一試合一試合勝って行けば昇格は確実だ。

先ずは明日の長崎戦位勝利して、連敗をストップすることである。
首位を走るチームは連敗しないチームである。
また、連続ゴールが途絶えた内村のゴールが再び続くことと、松本戦で2ゴールを上げた都倉の連続試合ゴールも期待したい!

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posted by consa.kazu |12:12 | コメント(0) |

2016年06月11日

チーム一丸となって立て直しを!

前半に2点リードされた松本戦で、後半都倉のヘディングシュート2本で一度は追いついたコンサドーレだったが、その後に勝ち越し点を狙って攻め込んだが、逆に松本に決勝点を入れられ2-3で惜敗した。

松本戦で敗戦で、連続負けなしが9試合でストップした。
連勝記録は、その前の千葉戦で引き分けたことで、6試合連続で途絶えていた。
また、内村の連続ゴールも松本戦でゴールを決められなかったので、4試合連続のタイ記録で終わった。
記録はどこかで途絶えるもので、負けたことはそんなに気にすることはないと思う。

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大事なのは、連敗しないこと。
今季最多の3失点したことは、大きく反省し改善すべき点をしっかり直して、次の長崎戦から再びチーム一丸となって、J1昇格のために進んでいくことだ。

千葉戦と松本戦の2試合を、けがや代表召集で欠場した宮澤と具がピッチに戻ってくる。

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千葉戦と松本戦の失点のシーンを見てみると、ボランチでの守備が甘くゴール前まで運ばれるシーンが多かったように思う。
また、2試合での5失点はすべてゴールに向かって右に決められていたので、金山は右側が弱いのだろうか?

そんな弱点を、次の長崎戦からは解消して、再び連勝を目指して一試合一試合勝利を目指して戦って欲しい!

千葉戦で負傷退場して、全治8ヶ月診断された稲本のためにも、チーム一丸となって戦っていって欲しい!

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posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |

2016年06月10日

リーグ前半残り全勝で首位折り返しを!

今日のスポーツ報知に【宏太’Sチェック】が載っています。

見出しは、「2戦5失点も進藤が成長」です。

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3―2で10試合ぶり敗戦となった松本戦だが、負けることはあるもの。
インターセプトの数も多かったし、都倉の2ゴールも素晴らしかった。
2試合続けて2点差を追い付いた訳だから、悲観する内容ではない。
2試合で5失点はしているが、全試合に出場しているDF進藤亮佑に成長を感じている。
的確に相手ボールを奪えるし、背後への対応もしっかりできている。
DFが失敗するのは余計なことをした時だが、彼は自分がやれることをコツコツとしながらも、その上でできることを増やし、質も高めている。
誰でもできる。
進藤は一生懸命やっているが、それプラス、ゲームの流れを見極めてプレーするなど、色々なことをピッチで表現している。
練習後も筋トレなどしっかり行い、試合では頭を使う。
彼がすごく集中していい状態にあることは一つの利点と捉えていい。
今後は先制された時に、パワーをうまく交わそうするのではなく、圧を受け止め、球際などは絶対に負けないことだ。
千葉戦でMF稲本潤一は、悪い流れを断ち切ろうと相手の勢いを止めに行き、負傷した。
イナがいなくてもピッチに魂は残っている。
激しさで絶対に負けないことが「イナのためにも」の言葉を体現することになる。

吉原さんが、進藤を褒めている。
16試合すべてを先発で使われているということが、そのことを裏付けている。
松本戦では、相手の先制点の起点となるFKにつながるミスを犯したことで、失点につながった。
しかし、あのプレーで進藤がイエローカードを貰ってしまったが、VTRで見る限りは進藤が明らかにユニフォームを引っ張られていた。

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「ミスを犯した」と書いたが、ボールを受けてからの判断が遅かったことで、ピンチを招き遅れてプレーしたように見られて、進藤のファールと判断された。

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「たられば」だが、あそこでFKを与えなければ失点もしなかったし、先制されることもなかったかもしれない。

吉原さんが書いているように、益々プレーの幅を増やして、今後の試合に貢献して欲しい!

コンサドーレは、リーグの前期日程が終了する第21節横浜FC戦まで残り4試合(熊本戦は8/25に延期されている)の内ホームゲームを3試合(函館を含む)あり、その上対戦相手のチームの6/8現在の順位が、最高でも横浜FCの12位であとは18位以下のチームばかりなので、残り試合でしっかり全勝して首位で前半戦を折り返して欲しい!


posted by consa.kazu |07:12 | コメント(0) |

2016年06月09日

楽観はしていないが、悲観もしていない!

昨日アウェイで行われた松本山雅戦は、2-3で敗れた。

この敗戦は、今季前節まで続いていた9戦負けなしの記録が途絶えた。
4試合続けていた内村のゴールが途絶えた。
13試合で6失点だったが、山口戦、千葉戦と松本戦の3試合で6失点と、堅守が破られた。
千葉戦では稲本が途中退場し、けがの状態が全治8ヶ月の重症ということになた。

どれもこれも残念な結果ではあるが、悲観はしていない。

千葉戦と松本戦は、主力であるGK具とボランチでキャプテンの宮澤がけがのため欠場しているが、この二人が復帰すれば守備の面では、しっかり立て直せば再び勝ち進むことは可能である。

第17節を終えて、札幌(勝ち点33)は2位の松本と勝ち点1差で首位に経っている。
順位表を見ると、2位の松本(勝ち点32)、3位岡山、4位町田、5位C大阪(共に同31)、6位京都(同30)、7位山口(同28)、8位千葉(同27)、9位清水(同26)、10位讃岐(同21)、内札幌と京都は熊本との試合が延期となり、一試合少ない状況だ。

9位までの上位チームが、10位以下のチームと差をつけた形である。
前半の残り4試合を見る限り、2位松本、3位岡山、6位京都、7位山口は2試合、9位清水は3試合上位対決を残している。
首位札幌と4位町田、5位C大阪、8位千葉とは上位グループとの対戦がない。
上位9チームは、まだまだ上位争いが続くが、残り4試合で前半の体制が決まる。

札幌は次節長崎戦から、再び堅守を保持して連勝していければ、このまま首位で前半戦を折り返すことが可能だ。

松本戦では、3失点して負けはしたが、都倉が2ゴールを決めるなど、復調の兆しが出てきており、悲観する必要はないように思う。

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松本戦は、同点になってからもそのまま同点で終わるのではなく、もう1点を取りにいっている。
結果相手に点を取られて負けてしまったが、最後まで攻めるという選手たちの気迫を感じられた。
内村の連続ゴールは途絶えはしたが、調子が悪かったわけではない。
次の長崎戦から再び、連続ゴールを決めて欲しい!

都倉と内村そして、ジュリーニョやヘイスのゴールが生まれれば、必J1昇格を決めてくれるはずだ。

松本戦に破れはしたがまだ首位である。
楽観はしていないが、悲観もしていない!

改めて、チーム一丸となって、一試合一試合目の前の試合を勝利で飾って欲しい!

松本戦の1点目のファール、進藤が主張しているように、相手選手にユニフォームを引っ張られていて、あのジャッジが正しかったのだろうか?

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ただ、あの場面の前のプレーが拙かった。

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あそこで抜かれたら、ピンチになるのだから本人も反省しているようだが、セーフティーに行くべきだった。
次同じような場面を作ることのないようにして欲しい!


posted by consa.kazu |10:12 | コメント(0) |

2016年06月08日

ボールを引き出す動き

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「球呼んだヘイスの走り」です。

1-2のビハインドで、ヘイスが今季初得点をあげ、千葉とドローに持ち込んだ。
7連勝は逃したが、引き分けは全くOK。
しかも0-2からの勝ち点1なのだから。
以前の札幌なら、青展開から追いつける力はなかった。

都倉のクロスを押し込んだヘイスの同点ゴール。

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相手DFのすねに当って、それをヘイスがつま先で触ったようだ。

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ヘイスがあそこに走りこんだことが重要だった。
これまではまったく必死さが感じられなかったヘイスのランニングだが、このときはボールを呼び込む走りを見せた。
ヘイスのフィニッシュの精度、技術は日本人にないものを持っている。

合わせてもらうのではなく、自分からボールを引き出す回数や鋭さが増せば、得点の可能性は上がる。
2発目が来れば一気に爆発なんてことも。

評価は、「良い」のBは、マセード「また内村にアシスト」、内村「もう1点くらい行けた」、ヘイス「かすかに当たった?」の3人です。
「普通」のCは、金山「あれ触れない?」、進藤「スライディングカバー」、河合「同点弾起点となるカット」、福森「体張るもボールロスト」、堀米「こぼれ拾えず苦戦」、石井「切り返しいいじゃん」、ジュリーニョ「持ち過ぎ」、都倉「起点不満も最後に仕事」です。
「悪い」のDは、上里「雑だなー」の1人で、稲本と上原は「採点不可」でした。

千葉戦、メンバーがその前の試合と大きく変わり、その上稲本が負傷退場し、早いうちに2点のビハインドと劣勢に立たされたにも関わらず、同点に追いついく負けなかったことは、7試合連続勝利を逃したことは残念だが、その記録にも劣らない貴重な勝ち点1だった。

今日の松本戦も、宮澤が欠場するようだが、千葉戦に追いついたことで、チームの勢いは衰えていない。

そんな中、内村が絶好調である。

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2011年の最終戦で、2ゴールを決めた時の「打てば入る」と言っていたとき以上の好調さではないだろうか?
あの時は上手く裏に抜け出して決めていたが、千葉戦では相手GKを上手く交わしてシュートを決めていた。
これまでの内村であれば、間違いなくGKにぶつけていたと思われるシーンだが、落ち着いてGKを交わして決めている。
調子が上がりゴールを量産できているから、気持ちに余裕ができたのだと思う。

5/24のブログに「砂川誠のコンサCHECK」で書いています。
内村は、裏への飛び出し、ボールの引き出し方、ドリブル突破、ゴールへの嗅覚と多くの特徴を発揮できている。
開幕から少し経った頃、「砂さんがいなくなって、伸二さんがけがして、思いどおりにボールが出てこない。どうしたらいいのか?」と相談を受けた。
「パサーに合わせるのではなく、自分の動きを続けては」と返答、動き自体は悪くなかった。
ボールを持っている選手が内村を見えているか、タイミングを分ってもらえているかが、かみ合えば心配はないと感じていた。
連勝が余裕を生み、内村の動きに合わせられるようになってきた。

内村が好調なのは、ボールを引き出す動きができていること。

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ヘイスも、引き出す動きが千葉戦の同点ゴールにつながった。

都倉も、そういう動きはできているが、ここ最近は相手のマークが厳しく、あまりフリーになることが少ないためゴールが生まれていない。
少ないチャンスをしっかり決めて欲しいものだ!


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2016年06月07日

稲本全治8ヶ月

千葉戦で負傷退場して稲本のけがの状況が発表になりました。
全治8ヶ月の大怪我ということで、とても残念でなりません。

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稲本は、先発で出場の時には、攻守に精力的に動く選手で、試合をしっかりコントロールできる選手です。
また途中から交代して出た場合も、その試合状況の流れをしっかりつかんで、1点を守る時には相手の攻撃の芽を適切に摘むし、1点が欲しい時には相手からボールを奪うと、一気に相手ゴール前まで駆け上がり、ゴールを決めていた。

これまでの経験を存分に発揮して、今季のコンサドーレの快進撃に、大きく貢献してきた。
けがしてしまったことは仕方がないので、しかり直して来季J1のピッチに立って欲しいものです。
今リーグ戦で戦っている選手たちは、今季途中で離脱した稲本のために、そして来季稲本と共にJ1で一緒にプレーできるように、必ず昇格目指して戦って欲しい!

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北海道新聞の朝刊には、「曽田雄志のコンサCHECK]が載っています。

見出しは、「千葉と引き分け 首位の自信 原動力に」です。

千葉戦は勝ち点1以上に意味がある引き分けだった。
序盤で2失点し、稲本が退場する不測の事態を乗り越えられたのは、首位に立っている自信が大きい。
連敗中だったら落としていた試合だろう。
千葉戦は自分たちスタイルに更なる自信を与える一戦になったのではないだろうか。

稲本の離脱は非常に残念だ。
キャリアのある選手が先発で出られなくても準備を怠らない姿勢は、チームの支えになっていた。

攻撃面では課題も見えた。
2トップにマークが集中しても起点がつくれるよう、もっとマセードらWBの選手が縦を狙うプレーがほしい。
そういう意味では突破力のある上原の起用も見てみたい。


稲本のけがは、本当に残念で心配です。
先日送られてきた2016クラブコンサドーレ情報誌での、稲本と深井との対談の記事の中で、稲本は24か25歳の時に日本代表の試合中に、左足の腓骨を骨折して3~4ヶ月休んだくらいで、後は大きなけがをしたことがなかったとのことです。
今回のけがは、全治8ヶ月ということですので、今季は絶望でが選手生命を脅かす大怪我ではないでしょうか。
何としても、けがを治して今のメンバー全員とJ1で戦いたいものです。

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posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |

2016年06月06日

好調な理由

今日は、天気も良くドームのサブグランドで、コンサドーレの練習を見てきました。
今年の練習見学は、先週の木曜日に終わり頃の30分くらい見ただけだったので、しっかり練習を見るのは今日が初めてのようなものでした。

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昨年、いつ頃練習見学に行ったか覚えていないのですが、多分四方田監督になってからは行っていなかったのだと思います。
以前は、やっていなかったと思われるボールを使って練習をしていたので。

今日はドームサブは、日差しが強く先週とは打って変わって、とても良い練習見学日和でした。

見学をしているとスポンサーの北海道新聞の記者さんが、見学してる人にインタビューをしていました。
何人かインタビューした後に、私のところにも来てインタビューされました。

「今季の好調の理由は、何だと思いますか?」という質問でした。

そこで応えた内容の通りではありませんが、私なりに今感じている好調の理由をあげて見たいと思います。

先ずは、監督の采配ではないでしょうか?

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4/23のC大阪戦では、後半深井に代わって入った稲本が、入って4分後に稲本のゴールが生まれた。
5/15水戸戦では、この日ベンチスタートだった内村が、後半16分にヘイスに代わってはいると、36分に内村の決勝ゴールが生まれた。
また、4日の千葉戦では稲本の負傷などで2点先制される中、前半38分に内村のゴールで1点返したが、試合は後半25分まで1点ビハインドだったが、内村に代わって入ったヘイスが2分後に同点ゴールを決めた。

次に、補強の成功ではないでしょうか?

今季補強されたのは、ブラジル人トリオと増川の4人です。
千葉戦で、やっとではありますがヘイスのゴールが生まれました。
ジュリーニョとマセードの活躍はいうまでもないと思います。

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また、5試合連続完封勝利を含む失点の少なさは、増川を中心としたDF陣の頑張りが大きいのでは、ないでしょうか?

そして、選手同士の距離感や意識が同じ方向を向いているということではないでしょうか?
攻守の切り替えが早く、守る時には前線の選手から積極的に、相手ボールを奪いに行く。
また、攻撃となったら素早く攻めて、みんなが同じ方向を向いて動けている。
誰が出ても同じだけのパフォーマンスを、維持できている。

それと選手たちは成長していることが窺える。

昨年であれば、千葉戦のように前半の早い時間に2失点もすると、みんなが下を向いて絶対に勝てなかった。
同点に追いつくこともできなかったので。
今年の結果を見ても昨年は、勝っていても終盤押し込まれて同点になったり逆転負けしていたが、今年はしっかり1点を守りきることができている。

他にも好調の理由はあると思うが、大きくは上のことが主だと思う。

勝ち続けることで、選手たちに自信がつき、益々勝てるようになってきている。

千葉戦では、序盤に2失点して劣勢にまわることとなったが、最後は同点に追いつくことができた。

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千葉戦での内村のゴールは、以前の内村であればGKに直接当ててゴールにならなかったが、今絶好調な内村はしっかり交わしてゴールを決められる。
山口戦では、都倉とジュリーニョもゴールを決めているし、ヘイスにも初ゴールが生まれている。

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内村が、インタビューで常々話してるが、勝っていても気を緩めることなく、この先戦っていければ必ず今季昇格できるだろう!

内村は、ここまで全試合出場しているが、同じように全試合先発出場している進藤の活躍も忘れてはいけないだろう!

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2016年06月05日

Kappaプレゼンツ・フレンドシップデー

昨日は、「Kappaプレゼンツ・フレンドシップデー」2016J2第16節千葉戦でした。

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Kappaのレプリカユニ着用して、先着800名にもらえるナップザックをゲットしました。

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座席を確保した後に、赤い羽根共同募金ブースに行き、村田夕奈さんのところで缶バッチを6種類ゲットしてきました。

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Kappaプレゼンツということで、同じKappaのユニフォームつながりの千葉のダンスチームジェット・スフィーンとコンサドールズがコラボパフォーマンスが、キックオフ1時間前に行われました。

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コン日の昼食は、内村推薦の赤黒ハットトリックカレーを食べて、内村のハットトリックを期待しました。

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試合は、サイドをコイントスで負けていつもとは逆になり、開始直後から千葉に押し込まれる展開だった。

そんな展開の中、前半14分に稲本が負傷して担架で運ばれて、1人少ない10人の間に攻め込まれ失点してしまった。
その後から上里を入れたのだが、直ぐには機能せず20分に2点目を献上してしまった。

苦しい展開ではあったが、前半38分に内村が相手GKとDFを上手く交わして、4試合連続のゴールで1点を返した。
その後も何回か、千葉ゴールに迫るも点は奪えず1-2で前半を終了した。

後半に入ってからも、千葉ゴールに何回か攻めるのだが、なかなかゴールは奪えなかった。
後半25分に内村に代えてヘイスを入れた。
その2分後に、ヘイスの入団後初ゴールが生まれた。

これで、札幌が同点に追いつき千葉ゴールに迫るのだが、最後まで点は取れず2-2の引き分けで終わった。

宮澤と深井のボランチ2人を欠き、稲本も途中負傷退場という厳しい中で、2点のビハインドを追いついたことは、チームとしての進化が窺える。

連勝記録は6で途切れたが、ドームでの巻けなしの記録は更新中である。
勝ち点を1積み上げて、順位も1位のままだ。

入場から、この日発売された法被を着ての応援でした。

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結果は、勝って「ハッピー」と行きたかったのですが、そうは行きませんでしたが、引き分けだったので「アンハッピー」というわけでもなかったので良かった!
次のホームこそハッピーな結果を期待したい。

中3日でアウェイ松本戦がありますが、具・深井が戻ってくるし、宮澤はどうなるかは分りませんが、しっかり勝利して札幌に戻ってきて欲しい!


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2016年06月04日

一試合一試合確実に!

今日は19時から札幌ドームで、千葉戦です。

現在6連勝中で首位をキープしているコンサドーレですが、チケットの売り上げが思うように伸びていないように思います。
12000人の目標に対して、現在6324人て少な過ぎではないでしょうか?
理由は何なのでしょうか?

あくまでも個人的な見解ですが、少しでもコンサドーレのことを知ってもらいたいと、ホームゲームを地上波で視られるようになったことで、「スタジアムに行かなくてもテレビで視れる」と思っている人が多いということでしょうか?

テレビとは違う楽しみや喜びがあることに気付いてほしいものです。

でも、まだまだコンサドーレのことを知らない人たちには、知ってもらうためには地上波放送は有効な手段ということで、たとえ観客数が伸び悩んだとしても、先行投資ということでしょうか?

前節は、札幌市内の大多数の小学校が運動会ということで、目標数の12000人に届かなかったが、今日はその時の前売り枚数よりも少ないのが気になります。

今日の観戦をまだ決めていない人は是非、スタジアムに足を運んでみてください!
隣近所にも声をかけて、一緒に札幌ドームに足を運んで欲しいものです。
きっと試合終了後には、歓喜の輪の中にいること間違いなしだと思います。

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さて、千葉戦の先発メンバーは、出場停止の深井やけがで欠場が見込まれている宮澤、韓国代表に招集されて欠場の具に代わって、ボランチは稲本と堀米、GKには金山が入るようです。
そして、CBの中央には河合が入るとの予想ですが、増川はけがでもしたのでしょうか、ベンチにも入っていません。

これまで14試合を消化したコンサドーレですが、まったく同じ先発メンバーの試合は一つもないようです。
誰が出ても同じパフォーマンスができているし、一人の選手が複数のポジションでプレーできるように、練習してきております。
そのため、前節のように急に宮澤がけがしたり、深井が退場になっても先発出場の選手と交代で入った選手が、上手くポジションを動かすなどしてカバーしている。

特に金山は、前回具が代表召集で欠場した時のチャンスを、インフルエンザに罹って出場できなったので、この試合に帰するところは大だと思う。

そして、攻撃では前節都倉・内村・ジュリーニョの前線の3人が揃ってゴールを決めている。
そんな中、内村は3試合連続ゴール中で絶好調、ジュリーニョはお子さんが生まれて私生活が充実している。
都倉も久しぶりのゴールということで、気持ちも乗っていると思う。

前の3人がそれぞれの特徴を生かしたプレーが出来れば、前節のような大量得点は可能だと思う。
昨日の代表戦のように、大量得点を狙って欲しい。

千葉はここ5試合で2勝3分と負けがなく、調子は上がってきているようなので、油断はできない。
コンサドーレは、8試合負けなしで6連勝中なのだが、連勝は意識することなく一試合一試合確実に勝っていって欲しい!

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ボランチの稲本と堀米のコンビの活躍も期待大です!

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posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |

2016年06月03日

家族の力をパワーに、しっかり勝利を!

昨日は、今季初めて練習見学に行ってきました。

今週から練習場所を宮の沢から札幌ドームサブに移っていたのですが、今週は寒かったり雨が降っていたりと、なかなか練習見学に良い気候ではなかったので、行けていませんでした。

この日も本来なら予定があり行けない日だったのですが、それとは別の予定が10時にあり、そっちを優先したため時間が空いた。

そこで思いつきで、ドームサブまで運動がてら、ランニングしながら向かいました。
思いつくのが遅かったので、着いたのは11時半を過ぎていて、練習は終わりに近づいていました。

雨は降っていなかったのですが、風は強く気温は低かったので、見学者の数はあまり多くはなかった。

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遅く着いたにもかかわらず、CKからのシュート練習など約30分ほど見ることができました。
連勝中ということで、選手たちの明るさを感じることができました。

明日の千葉戦は、ボランチの深井と宮澤が出られないようなので、代わりに入ると思われる稲本と堀米の活躍に期待したい。

今季は誰が出ても同じだけの戦力で戦えているので、試合に出場するための競争は、チームにとっては良い方向に働いています。

山口戦では、今季初めて都倉・内村・ジュリーニョの3人が揃ってゴールを決めることができた。

もちろん沢山の点数を取ることが出来て、完封で勝利できることに越したことはありませんが、どんな形でも自分達の形でしっかり勝利して欲しい!

ジュリーニョに女の子が生まれたということで、張り切っていることだと思うので、是非決勝ゴールを決めて欲しいものだ!

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日ハムばかりのHTBが、コンサドーレの内村の取材をして、放送してくれました。

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内村も一昨年結婚して昨年第一子が生まれて、家族が良い影響を与えている。

「今は絶好調だが、全然安心していない。千葉戦も気を抜かず大事に戦って、しっかり得点して勝ちます!」と、力強く言ってくれました。

内村とジュリーニョ、家族の力をパワーに勝利をしっかり掴んで!


posted by consa.kazu |07:12 | コメント(0) |

2016年06月02日

好調は四方田監督の采配2

14試合戦って、10勝2分2敗勝ち点32で首位と好調の札幌だが、その要因は四方田監督の采配ということを、一昨日のブログで書きました。

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現在6連勝中(引き分けを挟んで9試合負けない)の好調の要因は、全試合途中又は先発出場の内村の活躍に他ならない。

内村は、キャンプ中はけがのため出遅れ開幕戦のスタメンからは外れた。
そんなキャンプでの調整遅れは、一試合フル出場するには厳しい状況だったのだと思う。
そういう状況を考えて、四方田監督は内村が存分に力を発揮できる使い方をしてきたのだと思う。

内村自身は先発で出場することを目指して、練習に取り組んでいるのだと思うが、開幕戦からベンチスタートでのスーパーサブ的な起用にとどまっていた。
内村自身途中からの出場が続く中、山形戦では先制点を奪われた後半頭からの起用で、今季初ゴールが生まれた。

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その前の試合でも、内村の調子は良かったのだろうが、なかなか見方からのパスが上手く内村に出ていなかったことで、ゴールが生まれていなかった。
そん中、内村の泥臭いゴールが生まれると、他の選手との呼吸が合うようになり、ゴール量産となっている。

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そんな内村を、四方田監督は水戸戦で先発から外したが、結果途中出場で決勝ゴールを奪ったのだ。
内村のゴールが生まれるまで、厳しい展開が続いていたので、内村のゴールは正に起死回生、値千金のゴールとなった。

内村の采配もさることながら、今季の起用選手は第15節終了の14試合で先発メンバーは23人を起用していて、途中交代のみのイルファンを含めると24人が試合に出ている。

次の千葉戦では、GK具が代表に招集されたため、金山の起用が予想される。
金山が先発出場すると、24人目の先発出場選手となる。
勝っているチームは、あまり選手を代えないというのが本来のようだが、四方田監督は違っている。

23人が先発出場している中で、途中交替がない選手はGKの具と阿波加、DFの上原と増川そしてMFとして上里と荒野の6人だけで、後の選手は何等かの理由で途中交代している。
途中から交替出場している選手は、内村の9回は一番多く、ヘイスと櫛引が5回、小野のと上原が4回そして稲本が3回と続く。
13人が途中交代での出場となっている。
他のチームと比較はしていないが、多いのではないだろうか?

ある程度、ベンチ入りメンバーは固定されて入るものの、交代で出場する選手は固定されていない。
試合の展開をしっかり分析しての起用のように思える。
そして、選手たちの競争を上手く促しているのだと思う。

サポーターが期待している小野と稲本の共演は、開幕戦で同時先発ということで実現したが、その後の試合ではなかったように思う。
特に最近は、この二人がベンチに入ることが多いが、途中から両方が起用されることはまだない。

小野と稲本、片や攻撃の中心選手で、もう一方は守備に強い選手という特徴から、試合展開上両方必要な展開の試合は殆どないということだろう。

今後、余程のことがない限り、二人が先発出場することはないように思う。
そうなる時は、怪我人や出場停止の選手が多数いるときだと思うからだ。

この先も、このままの快進撃を続けるため、四方田監督の采配に期待したい!

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2016年06月01日

内村絶好調、マセード本領発揮

道新の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、『内村、「点」でシュート』です。

また内村が決めた。
今季5点目、3試合連続ゴール、31歳になったが、DFラインの裏へのスプリント回数は衰えず、相手DFの脅威となっている。

今季のゴールは、山口戦でマセードのクロスに合わせたように、サイドからのクロスに対して「点」で合わせている得点が多い。
線で合わせるのは、クロスボールの軌道上にポジションをとっていれば割合簡単なのだが、DFにとっても守りやすいため、邪魔されることも多い。

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横からのクロスボールに対し、ゴールに向かいながら、一瞬のギアチェンジで相手DFの裏や前に出て、そこでしか触れない「点」でシュートを打つ。
このギアチェンジができるかどうかが、最大のポイントなのだ。

内村のゴールをアシストしたマセードが、やっと本領を発揮し始めた。
「点」で合わせるにはパスの受けても大事だが、良いクロスが入ってこないと話にならない。
山口戦のマセードのアシストは、相手DFの体制が整う前にスペースにクロス入れる(アーリークロス)ことだ。
DFは触れないが、内村が触れるようにカーブをかけて、鋭いボールを蹴る必要がある。

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アーリークロスは、スペースに放り込みながらも見方が触れるくらいの微妙な感覚、センス、技術がないと蹴れない。
鋭いドリブル突破も拾うし、やっとトップフォームに近づいてきた。

評価は、「良い」のBは、マセード「やっと本来の姿」、ジュリーニョ「こちょこちょでPK]、都倉「右から強引突破」、内村「また点で合わせた」の4人です。
「悪い」のDが、退場になった深井「反省」です。
櫛引は「採点不可」ですが、あとは「普通」のCで、具「触れないクロスあり」、進藤「PKはぎりぎりペナ内」、増川「この日も的確カバー○」、福森「弱パスカットされる」、宮澤「この日のボール奪取王」、稲本「運んでFK取る」、石井「決められんか」、堀米「チェイス」です。

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チーム全体が、同じ意識の中でプレーしているので、山口戦の2点目につながった。
このプレーの起点は左サイドにいた宮澤から、右サイドにいたマセードにパスが出された。
この時点で内村はすでにスペースを見つけていて、マセードからのクロスを後は決めるだけの体制ができていた。

このことは、四方田監督が試合後のコメントで話していたが、内村の調子が相当良いことが窺える。

身長がそれほど高くないにもかかわらず、3試合連続でヘディングでのシュートで決めていることで解かる。
内村の今季の5点は、それぞれ違った形での得点である。
このことからすると、得点への嗅覚の鋭さが増しているように思える。
是非次の千葉戦でも内村がゴールを決めて、連続ゴールとチームの連続勝利を続けて欲しいものだ!

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posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |

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