2016年06月24日
好調の理由は「堅守速攻」
J2リーグは今季ここまで、上位9チームがその他の下位チームを一歩リードしている。 その9チームは7位の山口の得失点差0以外はプラスである。 試合数が震災の影響で少ない熊本を除いて、すべてのチームが得失点差がマイナスになっている。 また上位のチームは、当たり前のことだが得点数が多く失点数が少ない。 ただ、山口だけは失点数が他の上位チームと比べて、多いため得失点差が0である。 この理由は、負ける回数は少ないが複数失点して負けているということである。 今季の札幌は、とにかく堅守速攻であるため、失点は少ない。 ここまで18試合戦って13失点ということで、一試合多い3位の松本と同じ失点数で、1位の少なさである。 この一番の要因は、全員でしっかり守っているからだが、一番は都倉・内村。ジュリーニョが前線から積極的に守備をして奪ってから攻撃につなげている。 前線で守備することで、自陣のゴール前での危険な時間帯を少なくすることで、失点の機会が少なくなる。 また、後ろで守備して奪ってから攻撃するのと、前線で奪って攻撃するのでは、得点のチャンスは格段に違ってくる。 前線で奪われると相手は、守備の陣形をつくる前に、攻めることが可能になる。 今季の好調の原因は、やはり高い位置での守備意識ではないだろうか? これまでも、守備を中心に戦ってきた時があったが、守備一辺倒で攻撃が遅くて、なかなか点が取れずに勝ち点が上がらないシーズンが多かったが、今年は前線からの守備から直ぐに攻撃につなげるため、得点を挙げることができている。 堅守速攻のためには、前線の選手の守備が大きい!
posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |