スポンサーリンク

2016年06月01日

内村絶好調、マセード本領発揮

道新の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、『内村、「点」でシュート』です。

また内村が決めた。
今季5点目、3試合連続ゴール、31歳になったが、DFラインの裏へのスプリント回数は衰えず、相手DFの脅威となっている。

今季のゴールは、山口戦でマセードのクロスに合わせたように、サイドからのクロスに対して「点」で合わせている得点が多い。
線で合わせるのは、クロスボールの軌道上にポジションをとっていれば割合簡単なのだが、DFにとっても守りやすいため、邪魔されることも多い。

1464737935-1464569442492.jpg

横からのクロスボールに対し、ゴールに向かいながら、一瞬のギアチェンジで相手DFの裏や前に出て、そこでしか触れない「点」でシュートを打つ。
このギアチェンジができるかどうかが、最大のポイントなのだ。

内村のゴールをアシストしたマセードが、やっと本領を発揮し始めた。
「点」で合わせるにはパスの受けても大事だが、良いクロスが入ってこないと話にならない。
山口戦のマセードのアシストは、相手DFの体制が整う前にスペースにクロス入れる(アーリークロス)ことだ。
DFは触れないが、内村が触れるようにカーブをかけて、鋭いボールを蹴る必要がある。

1464737854-1464569268326.jpg

アーリークロスは、スペースに放り込みながらも見方が触れるくらいの微妙な感覚、センス、技術がないと蹴れない。
鋭いドリブル突破も拾うし、やっとトップフォームに近づいてきた。

評価は、「良い」のBは、マセード「やっと本来の姿」、ジュリーニョ「こちょこちょでPK]、都倉「右から強引突破」、内村「また点で合わせた」の4人です。
「悪い」のDが、退場になった深井「反省」です。
櫛引は「採点不可」ですが、あとは「普通」のCで、具「触れないクロスあり」、進藤「PKはぎりぎりペナ内」、増川「この日も的確カバー○」、福森「弱パスカットされる」、宮澤「この日のボール奪取王」、稲本「運んでFK取る」、石井「決められんか」、堀米「チェイス」です。

1464738146-1464569521527.jpg

1464738189-1464569220643.jpg

チーム全体が、同じ意識の中でプレーしているので、山口戦の2点目につながった。
このプレーの起点は左サイドにいた宮澤から、右サイドにいたマセードにパスが出された。
この時点で内村はすでにスペースを見つけていて、マセードからのクロスを後は決めるだけの体制ができていた。

このことは、四方田監督が試合後のコメントで話していたが、内村の調子が相当良いことが窺える。

身長がそれほど高くないにもかかわらず、3試合連続でヘディングでのシュートで決めていることで解かる。
内村の今季の5点は、それぞれ違った形での得点である。
このことからすると、得点への嗅覚の鋭さが増しているように思える。
是非次の千葉戦でも内村がゴールを決めて、連続ゴールとチームの連続勝利を続けて欲しいものだ!

1464739454-1463363644842.jpg

1464739815-1463969336126.jpg


posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |