2016年06月02日
好調は四方田監督の采配2
14試合戦って、10勝2分2敗勝ち点32で首位と好調の札幌だが、その要因は四方田監督の采配ということを、一昨日のブログで書きました。 現在6連勝中(引き分けを挟んで9試合負けない)の好調の要因は、全試合途中又は先発出場の内村の活躍に他ならない。 内村は、キャンプ中はけがのため出遅れ開幕戦のスタメンからは外れた。 そんなキャンプでの調整遅れは、一試合フル出場するには厳しい状況だったのだと思う。 そういう状況を考えて、四方田監督は内村が存分に力を発揮できる使い方をしてきたのだと思う。 内村自身は先発で出場することを目指して、練習に取り組んでいるのだと思うが、開幕戦からベンチスタートでのスーパーサブ的な起用にとどまっていた。 内村自身途中からの出場が続く中、山形戦では先制点を奪われた後半頭からの起用で、今季初ゴールが生まれた。 その前の試合でも、内村の調子は良かったのだろうが、なかなか見方からのパスが上手く内村に出ていなかったことで、ゴールが生まれていなかった。 そん中、内村の泥臭いゴールが生まれると、他の選手との呼吸が合うようになり、ゴール量産となっている。 そんな内村を、四方田監督は水戸戦で先発から外したが、結果途中出場で決勝ゴールを奪ったのだ。 内村のゴールが生まれるまで、厳しい展開が続いていたので、内村のゴールは正に起死回生、値千金のゴールとなった。 内村の采配もさることながら、今季の起用選手は第15節終了の14試合で先発メンバーは23人を起用していて、途中交代のみのイルファンを含めると24人が試合に出ている。 次の千葉戦では、GK具が代表に招集されたため、金山の起用が予想される。 金山が先発出場すると、24人目の先発出場選手となる。 勝っているチームは、あまり選手を代えないというのが本来のようだが、四方田監督は違っている。 23人が先発出場している中で、途中交替がない選手はGKの具と阿波加、DFの上原と増川そしてMFとして上里と荒野の6人だけで、後の選手は何等かの理由で途中交代している。 途中から交替出場している選手は、内村の9回は一番多く、ヘイスと櫛引が5回、小野のと上原が4回そして稲本が3回と続く。 13人が途中交代での出場となっている。 他のチームと比較はしていないが、多いのではないだろうか? ある程度、ベンチ入りメンバーは固定されて入るものの、交代で出場する選手は固定されていない。 試合の展開をしっかり分析しての起用のように思える。 そして、選手たちの競争を上手く促しているのだと思う。 サポーターが期待している小野と稲本の共演は、開幕戦で同時先発ということで実現したが、その後の試合ではなかったように思う。 特に最近は、この二人がベンチに入ることが多いが、途中から両方が起用されることはまだない。 小野と稲本、片や攻撃の中心選手で、もう一方は守備に強い選手という特徴から、試合展開上両方必要な展開の試合は殆どないということだろう。 今後、余程のことがない限り、二人が先発出場することはないように思う。 そうなる時は、怪我人や出場停止の選手が多数いるときだと思うからだ。 この先も、このままの快進撃を続けるため、四方田監督の采配に期待したい!
posted by consa.kazu |10:12 | コメント(0) |