コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年01月16日

あれだけ長期間ダメ出しをしてもトラブルが続発?

今日、皆様ご承知の通り、宇部空港発羽田行きのB787が高松空港に緊急着陸し、
国土交通省は重大なインシデントと発表しました。B8は試作段階からかなり問題の
ある機材でした。

月刊エアラインの新年号の表紙です。と言っても7年前の2006年の新年号です。
ですので記事の情報は2005年の物です。
エンジンはロールスロイス
ANAは2004年のキックオフカスタマー(飛行機オタクではローンチカスタマー) で50機もの大量発注で、基本Fを設定しないCYで中距離200席クラスですので 当時市場が伸びつつあった中国路線での主力と国内線では幹線ではなくて支線運用を 見込まれてのローンチでした、そしてデリバリー即、2008年の北京五輪で卓球の 愛ちゃんをキャラクターにしたデビューする筈が・・完成予定からトラブルが相次ぎ 3年も遅れました。どこが視界良好?
なんでやねん
あまりに新機軸を盛り込み過ぎました。FBW(フライ・バイ・ワイヤー)化は時代の 流れですが、ブリード・エアまで一切使用せずに電気系統にほとんど頼るのもどうかと 思います。その為のオルタネーターは巨大です。なにしろ客室窓のサンバイザーは CAさんが操作し電気で外光をガラス内の化学変化で作動させる仕組みですから。 エアバスのA300-600RやA-310の後継機のA-350は堅実な設計です。 新機軸を盛り込みながら、信頼性の高い部分は温存しています。それはなにより現場で 仕事をするメカニックに混乱を与えずに機材更新出来ます。でも目新しさが無いので販売的 にやや苦戦してますが今回のB8の一連のトラブルで営業攻勢に転じるかもしれません。 まぁ、どんな新製品も第一ロットはトラブルが多いものです。まだ試作段階ならお客は それを知った上で少しスリルを楽しみましょう(^_-)-☆ ミヤザー勇気「お試しかッ!」


posted by 大阪帰りの道産子 |18:02 | 運輸・旅行関連 | コメント(8) | トラックバック(0)