コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年01月04日

また起きてしまった「なんちゃって高速道路」の悲惨な事故★

また子供の犠牲を含む悲惨な事故が起きました。以前もエントリーしましたが、本来高速道路は正面衝突の危険が無いから安全なのです。

でも地方で完成を急ぐ余りに、片側一車線で不完全な分離帯の高速道路は危険きわまりないものです。過日の中央道のトンネル事故の様にフェイルセーフの考えが欠如しているのに驚愕します。

完成に時間がかかってもフル規格で少しずつ造るのが犠牲者を出さない方策です。昨年、なんちゃて高速の道東道が全通したら死亡事故が多発しました。せっかく一昨年に道内の年間交通事故死者数が200人を割ったのにまた逆戻りです。もしこれが米国なら訴訟の嵐になっているでしょう。

今すぐ高速道路の新規着工や延伸を止めて、その予算を既存の「なんちゃて高速道路」のフル規格化に振り向けるべきだと思います。そうしないとフル規格なら死ぬ必要の無かった犠牲者の方々に申し訳がたちませんから。

※追記です。鉄道でも単線運転はリスクが大きいので人類の叡智をかけて閉塞区間を設けてタブレット交換等で安全運行を確保してきましたが、その経験則を無視すると信楽高原鉄道事故のような惨劇になります。

高速道路のフル規格化や鉄道の複線運行でも残念ながら絶対安全はありません。でもそれすら守られていない危険な状況は放置してはいけません。もしそれが出来ないなら極端な話ですが、既存の「なんちゃて高速道路」はフル規格が完成するまで暫定的に両方の車線を使い上り下りどちらかの方向の一方通行にすべきだと考えます。

今回の事故で犠牲になった方々に合掌。

posted by 大阪帰りの道産子 |21:16 | 非コンサネタ | コメント(0) | トラックバック(0)