2008年12月05日
鹿を喰らう!
昨日の夕方、懇意にしていた創作料理のお店が、ご主人の健康問題から年内で閉店すると聞き、挨拶に行って来ました。元々彼は大阪中ノ島の老舗ホテルのフレンチのシェフでしたが、ホテルでは自由に料理が出来ないので15年程前に、ご自分の店を持ったのです。ジビエが得意で、なかなかユニークな料理もありました。 たとえばウサギのソテーをコーラ(コカコーラでないと駄目だそうです)で煮込んだ料理は、きっとちびうささんもビックリ!のお味でした。 でッご主人から鹿肉(ニュージーランド産)の切れ端を分けてもらったので、深夜まで鹿入り茶碗蒸し作りに挑戦しました。 鹿肉と卵以外の材料です。具だくさんなのがオオドサ流茶碗蒸しの特徴です。北海道産の百合根は札幌のスーパーだと1個200円以下なのに、わざわざ大阪までおいでになると高価に!鹿肉は食べやすい大きさに切って、酒・味醂・醤油で下味を付けておきます。銀杏は箱で買うと安く買えます。殻剥きが大変ですが生銀杏に限ります。小4個、中3個、大2個の合計9個作りますが小と大では内容量が1.5倍違います。北海道では栗の甘露煮を入れますが関西ではウナギを入れます。一口大に切ってから熱湯で処理すると臭みが抜けます。さて鹿肉の下味もしっかり付いたので・・・。卵液と他の具材を加えて蒸し器ににかけます。オオドサ鹿肉入り茶碗蒸しの出来上がり!すでに夜中の一時です。さあッ!シカと召し上がれ。中山元気「シカと受け止めた・・でも最後がピンボケだなァ」
posted by 大阪の道産子 |11:25 | 喰らう | コメント(5) | トラックバック(0)