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2007年04月29日

札幌ドーム愛媛戦を終えて

今日の試合のハイライトは謙伍さんのシュートではなくて。
今日の主審さんでしょうか。(多分1万数千人中一人しかいないと思いますが)
わが赤黒ゴール裏のブーイングを見事に途中でというより。
端緒でかき消す行為を演じてくれたので。
わがチームの選手が、倒されて、後半だから、目の前の事。
贔屓目にしか見ることができないから、PK奪取と考えるゴール裏に対して。
まあ、蹴球の試合で考えると此処でPKを取る審判はいないと思いますが。



勿論とらない主審さん。
速攻ブーイングと思っていたら。
それより早く、見事にそのプレーエリアに駆け寄って。
きちんと、間近でみてますよと。
大きなゼスチャーで手をきちんと使って誰にも分かるようにしている。
しかも何度となく。
プレー続行というか、反則ではないという風に示している。
その主審さんの姿をみて、ブーイングが見事に崩れ去って、かき消えていきました。
本当に、ブーで終わってしまったなあ。

それだけを見て、この試合をきちんとコントロールしていたなんて。
そこまで言うつもりもありませんが。
その場面は見事だったと思います。

笛やカードで主審は試合を裁くのではないのだなあと感じました。
前節の東京V1969の試合の後だけに余計にそう思ったのかもしれませんが。




試合当初、愛媛に支配されますが。
だんだん、膠着状態に近づいていきます。
その膠着状態が完成したら、わがチームのものですね。
そこから、前半終了まではわが赤黒チームが試合を支配していたと思います。
でも、そこに、得点の匂いはまるでない。
そこが問題でしょう。


そういうところがヤンツーさんの蹴球とは違うのでしょうか。
前線からのボールを追廻も、ボランチ当たりからのボール奪取もできていたと思う。


で、後半、中盤がへばってきたら、ボールの動きが少々活発になってくる。
謙伍さんの縦の動きとか、砂川さんのくねくね動きが加わった事もありますが。
西嶋さんが2度ほどオーバーラップしましたが(1度ボールに触りました)。
これにはびっくりしましたね。
こういうオーバーラップをしないことで膠着状態を生む事が三浦さんの目的だと思う。
と勝手に妄想しておきましょうか。


砂川さんが先発しない事。
これはスーパーサブ的使い方というより、切り札という感じだとは思いますが。
砂川さんのプレー自体が膠着状態からの脱却、あるいは自由を目差すもの。
間逆の思想を持つ演技者だから使われないのでは。
という妄想を勝手にはぐくむ事になりそうです


膠着状態の中で得点を取る事が三浦監督の最終目的なのだとしたら。
それはとても大変な事でしょうし。
だからストライカーが必要だと発言するのだと断定。

前半の膠着状態は良いけれど、得点をとれない。
後半は、ばててきて崩れ去りつつある。
いや、危険を冒してというべきか。
でも試合が動く、そして得点を取った。
この得点は大きかったですね。
このまま、0対0で終わっていたら、これは激しくブーイングをかまさなければならない。今年初めての試合となったでしょう。
負けに等しい引き分けはということで。
だからこそ、得点の後、オーロラビジョンに映った三浦監督のお喜び方の大げさな事。
スタイリッシュで冷静な方と思っていたので、ゴール裏でも、どよめきが起きました。
と私には思えました。
NHKのドラマ『ハゲタカ』の鷲津さんとだぶって見えたのは気のせいでしょう。


交代選手のありようもわかり易い気がします。
西谷さんがもう少々早く出して、大塚さんをもう少々早く入れたほうがいいと思いましたが。

大塚さンも砂川さんと同様に膠着状態殻の脱却を目差すプレーヤーなのかなあと。
これはかなり見当違いの妄想に違いない。
でも三浦監督が先発で一番使いそうな選手であるのになぜに使われないのかと。


わがチームが膠着状態で得点を取るには、セットプレーだけでしょうね。
コーナーキックからの。

そして愛媛さんはミドルに活路を見出そうとしていましたが。
枠に行かない。
まあ、あの距離から枠に行くならJ1に。
そしてゴールを突き刺せるなら欧州に移籍できるかなあ。
と思えるほどの遠くからバンバン打っているように思えました。

砂川さんのミドルも打てば強力ですが。
このごろ打てないというか出る時間も少ないから。


西谷さん、サイドから、敵DFをチンチンにするぐらいの勢いが欲しいなあ。
突っかけて、それで失敗しても態勢に影響は無いし。
突っかけてファールをもらえれば、ラッキーぐらいの気持ちでね。



前半の膠着状態、支配すれども、シュートを打てずの緊張感を楽しむ。
そういう風な楽しみ方が要求されるのかなあ。



それにしても、試合終了間近の手拍子が、ゴール裏だけではなくて。
全方位に広がっているような気がします。
厚別でのメガフォン攻撃を思い出すなあ。
わがチームは手拍子での応援を独自のものとしていくような気がします。

posted by mimicaki |22:49 | 赤黒2007 | コメント(0) | トラックバック(0)