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2006年09月27日

プロ野球の人気は本当に落ちているのか。

高校生ドラフトでの、指名された高校生の逸材達が。
基本的にどの球団でもOKというスタンスにあることが。
プロ野球の人気が逆に上がっている事の証明になりはしないかと言う事。



昭和50年代なら、在京セ以外はプロ野球と認められない。
ぐらいの拒否反応を高校生に限らずに食らう球団があった。


阪神、中日と人気球団を持ちながらも、セは巨人におんぶに抱っこだった。
巨人よりも、多分罪(?)が重いので、なかろうかと思う。
巨人が巨人の道を突き進むのは、それはそれで悪い事ではない。
レアル・マドリードがそうであるように。

セの中で巨人と違う道を自ら進んでいたのは広島であろう。
地方都市でそして育成の道をまい進していたと思う。


セが在京に固まっていたのに対し。
パは在阪に固まっていた。


いろんな想いが錯綜しながらも。
南海が福岡に、日本ハムが北海道に、ロッテが千葉に。
そう、広島が真っ先に歩んでいた道を結果として歩む事になったのかなあ。
地方都市というキーワード。
首都圏でないと、そういうエンターティメントは成立しない。
多分、思い込んでいたのだからこそ、在版と在京に固まったのだろうから。
でも、そうでは無いと、動き始めたのが人気の無いパだった。



巨人一辺倒の北海道において日本ハムが4万人を集める事になろうとは。
そして、福岡も千葉もすでに先駆けてそうなっているようだし。

こうなると、今現在の観客動員は。
セにおいては阪神、巨人、中日の人気球団に広島、ヤクルト、横浜。
パにおいては福岡、千葉、北海道の人気球団と西武、楽天、オリックス。
順番は違うかもしれないけれど。

こう並べてみると、もしかして、パのほうが観客動員が多くなっていて。
人気のセ、実力のパという数十年前に代名詞が有名無実化しているのでは。
と思えてくる。


巨人の相対的な人気が下がる事になろだろうけれど。
全体のパイは確実に上がっていると言う事になるだろう。
球場に向かう人達は確実に増えている。
だから、プロ野球の人気がむしろ上がっている、と私には思える。
川崎球場で、マサカリ投法の村田兆次さんが文字通り3桁の観客の中。
剛球とフォークを投げていた時代は過去の事なのだなあと。


確かに、TVの巨人の視聴率は下がっているだろうけれど。
その事に真剣に取り組まなければならないのは。
親会社の日テレと読売さんと報知さんだけのお話しで。

日本代表としての巨人軍を今までどおり目差すか。
首都東京のチーム、東京ローカルのチームとして存在し続けるか。
それでもまだ、いまだに、40千人以上はきちんと観客が。
入ってくれているわけなのだから。


問題は、巨人一辺倒の、他のマスコミTVである事は間違いない。
なぜに、ライバル会社の球団の応援を好んでし続けるのか。
どう考えてのおかしな話なのだから。


公平性をもって望むのか。
あるいは、巨人以外の特定球団に特化していくかの選択を求められるだろう。
この踏ん切りをどこがつけていくかが多分醍醐味となるのだろうなあ。



わが駒大苫小牧の田中投手がプロ野球の入りたい。
と自然に発言できうる状態が成立し始めている状況で。
なぜ、プロ野球の人気が落ちているなんて発言がでてくるのか。
入る会社の状況を一番気にするのは。
その会社に入ろうとする当人自身のはずだと思うから。











posted by mimicaki |02:56 | 他スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)