コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年06月12日

電車道(鳥栖戦感想)

連勝街道驀進中です。

こういうふうに書いて油断していると下位相手にコケたりしたのが去年までの札幌ですが,今年は油断からの負けは13節草津戦を除いてありません。ただし,今回の相手は第2クール絶好調のサガン鳥栖。


前半はいつものパターンで押されまくりました。三角山放送では「札幌が攻めているシーンがなかなかないようですね」と言っていましたが,鳥栖に攻めさせてもゴール近くへの進入はほぼシャットアウトしているので,それが鳥栖の決定機になることはめったにありません。長身のCBタイプの選手を最終列に4人並べた札幌の壁をすり抜けることができない鳥栖の選手はミドルシュートを打つしか攻め手がなかったようで。そういう意味でさほど心配していませんでした。

「どうせ後半になったらうちがペースを握る」

と思えるっていうのは実にありがたいことです。

一方の札幌も「前半のシュート数1」ですから偉そうなことは言えませんが,チャンスは2回ありましたね。ひとつはカウエ(だったかな?)が倒れたままプレー続行のときの曽田から石井へのスルーパスから反転した石井のシュート。あれが決まっていたらなあ,と思うのですが,あの場所にいた石井の位置取りも素晴らしいものです。もうひとつは藤田のクロスを鳥栖DFがヘッドでクリアしたシーン。札幌のJ500ゴールがオウンゴールになるかと思いました。(^^;

そして,後半開始直後の征也ゴール。芳賀→石井→征也と繋いだ連携,特に石井のワンタッチがきれいでしたね。実はその直前の,カウエ(?)がスペースを作り征也にボールを渡し,その空いたスペースに入り込んだ芳賀に征也がパスするや前線へ走りこむ,という動きがあり,「そこがすごい」とあとでcaddis氏に教えられました。確かにすごい!「こんな引き出しも持っていたのか~」とうれしくなります。

あとはアウェイの札幌は逃げ切るだけ。守備固めやら電池切れ選手の交換やらをして鳥栖の猛攻を凌ぎました。と言っても危なかったのは1回ぐらいかなあ。でも,札幌も石井ちゃんがまた決定機を外したからおあいこだと思います。

試合後に曽田が

「(今季13度目の完封勝利に)よい試合だったとは思わない。危ない場面も何度かあった。シュートは打たれたかもしれないが、決定的な仕事はさせなかった。しかし、そこまで持ってこさせないようにしないといけない。前でボールが収まらないと攻められてしまう。今のままでも悪くないかもしれないが、相手のミスで助けられているようではいけない。さらに完成度を高めていきたい」

と言っていますが,勝利に浮かれることなく次の課題を見出して前進しようとしているチームの未来は明るいと確信しました。そもそも曽田はあまり浮かれたことを言う人ではないのだが。

それにしてもずいぶん黄紙もらっちゃいましたねえ。これでリーチが3人ですか(曽田,西島,中山)。同時にツモるのだけは勘弁して下さい。あと,“はしか”にも気をつけて下さい。

posted by ○た |12:01 | コメント(0) | トラックバック(0)

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