2010年08月16日
秋春制についてもう一度考えてみる。
ヴェルディ戦についてのエントリーで、「秋春制の方がコンサドーレは勝ち点取れるんじゃないの?」と不用意な発言をしてしまったら、コメント欄でカミつかれてしまいました。犬飼氏が去った今も神経過敏な方たちがいらっしゃいます。とりあえず決着がついたものだと思っているのですが・・・ 自分の意見を明確にしておくと、秋春制導入は絶対無理だし、導入反対の立場です。一番の問題点は冬場の練習環境が整備することは困難ということです。このブログでも秋春制賛成とは一度もコメントしていません。 しかしながら、発送の転換で、秋春制のメリットがあるかもしれないと考えてみても面白いのではないでしょうか。全否定するより、メリットを取れるなら妥協できる地点を探れるかもしれません。 秋春制導入でコンサドーレが得ることを考えてみます。 コンサのシーズン開幕前は札幌で練習ができないため、毎年グアム合宿から熊本合宿と長い期間の合宿を余儀なくされ、開幕戦が九州なら合宿地から試合会場へ移動するのもあり。ホームに帰れないことから、開幕当初のコンディションは、とてもいいようには思えませんでした。 秋春制で9月開幕とすれば、涼しい北海道の地元でチームづくりがしっかり出来たうえで、開幕戦に入っていくことができます。開幕戦からよいスタートが切れれば、調子に乗って行けるかもしれません。7月、8月のプレシーズンはJクラブの多くが北海道で合宿を組むことになれば、北海道への経済効果があるでしょう。プレシーズンマッチもコンサはでいろいろ組むことができるし、コンサ以外のチームのプレシーズンマッチも道内で開催できれば、経済効果が生まれるでしょう。ドーム、厚別、入江、千代台フル稼働で北海道カップ開催ができると想像するとワクワクしますね。 コンサの選手が動けなくなる夏場の道外でのゲームがなくなるのが、もうひとつ大きなメリットです。昨日のヴェルディ戦を見てもそう思います。(単純にコンサが弱いという意見もあるとは思いますが) あとは一番大きい冬場の問題ですが、ウインターブレイクを極力長くさせて影響を抑える。2月後半に2試合ぐらいの設定であれば、それほど影響はでないかもしれません。勝手なことをいうと、ナビスコカップの予選をウンターブレイク明けにもってくるなんていうのはどうでしょう。 こういうシミュレーションがあってもいいのかなと思います。 いろいろ書きましたが、国際基準に合わせたいという協会の一番の狙いからの秋春制は必要ないと強く言わせてもらいます。
posted by suga-go |21:55 | コメント(4) | トラックバック(0)