コンサドーレの目指す道

第９節　VS 浦和レッズ  埼玉スタジアム




赤の大群に攻め込むコンサドーレ札幌


負けて満足のいく結果も、どうかと思いますが、前半２０分まではすばらしいゲームでした。FW登録ゼロという緊急事態にもかかわらず、これだけ攻撃的なゲームができるとは、選手たちにいい意味で裏切られました。
＜誰だ？札幌を守備的なチームと言っているのは！＞

浦和側も「今日はダヴィっていうFWもいないし、セーフティーにくるだろうから、こっちもとりあえず様子みとくか・・」という感じでゲームに入ったら、いきなり、コーナーキックの連続、そしてあざやかなパス交換からの失点。なめたらやられるとことを思い知ったのではないでしょうか？

とにかく前半は、DFラインも高くて、攻撃的な守備が徹底されて、札幌の一番の強みを出しきっていました。おしかったのは高木の出来が最低だったこと。スカパーでののさんも言ってましたが、雰囲気にのまれて普段のプレーができなかったようで残念です。

ＤＦラインに池内を入れたのは、若いＤＦを落ち着かせるために池内の経験をいかそうとしたのでしょうね。後半は浦和サポのバカでかい音量で高木とＤＦの間で指示が全く聞こえなかったんじゃないでしょうか。あせったでしょうね。連携がとれなくなったことでＤＦラインが下がってしまったかもしれません。




　セットプレーでの６人ゾーンディフェンス
　でも、トゥーリオの２点目は、あの態勢から決められたらしょうがない・・

前半終了までペースをつかめなかった浦和も、ハーフタイムをはさんで、浦和らしさを取り戻してしまいました。札幌がもう少しポゼッションができる力があれば、浦和を最後まで追い込むことができたのでしょうが、そこは力の差が出てしまいました。前半は先週、大宮がやったように、中盤とＤＦの２ラインをコンパクトにしたサッカーができていただけに、９０分続けられればと思うのですが、そこまでまだチームが出来ていません。
４失点目の直前のセットプレーでは、DFを前線に上げて勝負をかけたのですが、チカラ及ばず・・

３枚目のカードでヨンデを使って池内を前線に上げる捨て身の作戦があっても良かったかな・・




とにかく、今日の試合はテンション高くなりっぱなしで疲れました。
西をはじめとして、積極性がめいっぱい感じられた試合でした。
選手たち、ご苦労さま。ＧＷの残り２試合、残留への直接対決、連勝するつもりでいきましょう。
３日は京都へＧＯ！

第7節　浦和　０－０　大宮　埼玉スタジアム







  大宮に帰ってきた金沢慎のシュート！　決まらず。


第9節の対戦相手となる浦和レッズ。
監督がエンゲルスに交代し、トゥーリオをCBではなくボランチやトップ下に置くなどしてチームが活性化してきています。３バックの右は坪井ではなく、３年目のユース出身の堤ががんばります。そして最近好調の永井がスタメン出場。FW３人スタメン投入してきました。

さて結果はどうだったでしょうか？
埼玉ダービーでは大宮はいつも以上の力を発揮しますが、今日もすばらしい出来でした。ポゼッションも大宮ボールの時間が多く、ゴール前のチャンスやシュートも勝っていました。

相変わらず浦和の高原は不発、１本おしいシュートはありましたが、今日も途中交代となりました。鈴木啓太がいないため、中盤での落ち着きがなく浦和らしい攻撃がありません。まだまだ６０％くらいの完成度でしょうね

これなら、札幌が浦和に勝つチャンスは十分あります。
大宮の守備と同じようにやれば、浦和をおさえられます。浦和は人数かけて攻め上がってこないので中山の不在はそんなに影響しないと思います。トゥーリオのボランチは今日はほとんど機能せず。札幌戦はCBに戻るかもしれませんね。大宮のようにポゼッションできないと思いますが、札幌はクライトン中心にマイボールの時間をなんとか増やすことがポイントですね。今日は大宮を応援しながら、札幌が浦和に勝つイメージをふくらませていました。

浦和よりも大宮のほうが苦戦しそうな予感がします。
でもその前に、ホーム新潟戦できっちり勝ち点３をとりましょう。

ナブスコカップ　第３戦　VSジェフ千葉　（フクアリ）




後半、ゴール前FK




ゴールならず、残念・・

結果はスコアレスドロー、リーグ戦未勝利のジェフから1点もとれず。
あれだけセットプレーのチャンスがあったのに全く枠にいきません。
ただ、チャンスは作れていたので、全然ダメというわけではないのですが、勝てた試合を落としたという印象です。

前半は千葉のほうが中盤が優勢。ヨンデ＆マーカスの初コンビで、なかなかボールキープできず、下村＆米倉のほうが中盤支配する時間帯が多かったようでしたが、千葉もそこから前には行けない状況。やっぱりクライトン＆芳賀のボランチじゃないので厳しかったですね。

クライトンは相変わらず対人に強いところを見せつけています。砂川を入れた後半は、クライトンも少し下がり目でダヴィの１トップ気味の２列目３人の攻撃で札幌優勢、もう少しで点が取れたと思うんですけど・・　残念。


しかしながら、ジェフ千葉。
オシムチルドレンが他のチームにちらばって、この変わりようは、さびしい限りです。ジェフには思い入れがあっただけになおさらでした。
阿部や山岸、佐藤勇人などユース出身がチームの中心にいて、羽生・水野・水本の生え抜きの選手たちがいいチームを作っていたのに、今日のスタメンはユース出身はゼロ。馬場や谷澤・青木良などあわてて補強したメンバーに頼らざるをえない状況です。選手たちがフロントに不信感を持ってしまった結果バラバラになってしまいました。

そして今回、社長はJRの品川駅長がなるそうで、古河はもうサッカーに興味がないのかしら。今年はフクアリの集客効果もうすれて、ヴェルディと集客最下位争い間違いないところですね。降格してクラブ経営を考えなおした方がいいんじゃないでしょうか？

プリンスリーグ　第2節　ＮＡＣＫ５スタジアム（大宮）




後半、１－０からＦＣ東京が同点に追いついたセットプレーのゴールシーン

ＦＫからゴール前へ、ヘディングで決めたのはスーパーサブの須藤くん。
ＤＦ登録の１２番、坊主頭の須藤くんは第１節でも短い出場時間でゴールを決めています。後半登場後は元気に走り回っていました。播戸のような感じ。東京のトップ昇格がむずかしいなら、札幌にほしい選手です。

試合は浦和ユースのポゼッションが多く、浦和優勢の展開。
浦和はボールをきっちりつないで攻めるのに対し、ＦＣ東京はロングボール主体の攻撃になっています。
トップチームの戦術とはちょっと違うような感じがします。技術は浦和が上のようで、東京はカウンター狙いの攻撃中心。

スタンドは小雨のなか、熱心な両チームのサポーターが多くて、かなり盛り上がっていました。浦和が２点目を押し込んで勝ちましたが、試合終盤はＦＣ東京のセットプレーが続くなど、おもしろい試合でした。

柴田、Ｊリーグ初ゴール。
ラッキーゴールにも見えますが、あそこにツメていたところがすばらしい。
若い４人のＤＦ陣の中心となって、ラインを高く保っていました。完全にＣＢの定位置確保してます。１８７ｃｍの高さは魅力あるし、鹿島の伊野波と比較しても負けてないですね。
井原が見に来ていたってことは、大逆転の五輪代表の可能性もあるんじゃないでしょうか？

それにしてもダヴィがいると違いますね。
スピードあるし、ホントにうまくなってる。シュートも1年前と見違えるようです。８３分のシュートはゴールしなかったけど、しびれる感じがしました。

試合後の内山監督のインタビュー、札幌に負けて今にも泣きそうなほどでした。ヤンツー監督復活も近いかもしれません。今日はヤンツーも悔しかったでしょうね。ジュビロはうまくいってませんね。どうでもいいけど、スカパーの今日の実況、駒野にいちいち「日本代表」って説明して、うるさくて聞きぐるしかったな。


今日の試合ができれば、１６日のナビスコ千葉戦も勝利間違いない。勝つとグループ首位、楽しみだあ。
千葉はまだ、リーグ戦勝利なし。今日の大宮戦も一度は２点差を追いつきながら、片岡のすんごいミドルシュート決められて戦意喪失、結局２対４。名門古河、ついにＪ２降格となるのか？
水曜はフクアリ行ってきます。

第5節　FC東京戦　味スタ　０－１　１勝４敗　勝ち点３変わらず

今日は１点が遠かった。前半はボール回されっぱなし。
ダヴィがいないため、クライトンがFWへ。クライトンがボランチにいないと、札幌の中盤は相手に勝てなくなってしまいます。マイボールの時間は曽田と柴田で横パスしている時間ぐらいで、ロングボール蹴ってもつながりません。

今の札幌はクライトンが真ん中にいないとゲームにならない感じ。クライトンがボランチにいて、若い西と岡本が、前に出ていける余裕ができるようですね。そういう意味では、今日はスタメンで砂川を使うべきだったような気がしますね。

でも曽田を下げて、ヨンデがＳＢに回ってところで、サイドの前目にポジションとって３バック気味になり、攻撃的を厚くした布陣は良かったと思います。
得点はできなかったけれども、失点もされなかったので、このフォーメーションは機能したと見ていいのではないでしょうか。

でも、やっぱり勝ち点取るのは難しいなあ。






後半、ゴール前にに攻める札幌