コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年05月07日

コンサドーレへ愛を込めて

昨日の記事に約800のアクセスがあり、コメントもいただきましたので、少し補足を書くことにいたします。元来のへそ曲がり気質なので、逆説的な表現もありましたので。

オフィシャルブログも10年目になりますが、最近はネガティブな人が多くて新規に入ってくるファンが少なくなってしまったのではと思っています。アクセスランキングを見てもアクセス数自体が最盛期と比べるとかなり少ないですね。

ブログは人それぞれ自由に書いていいと思いますが、最低限のマナーを守ることが必要ですし、基本的にコンサドーレを応援するというスタンスがほしいと思います。勝てない時には、不満が出るのはしかたないのでしょうが、必要以上にネガティブなことを書いてもプラスなことはないと思います。
以上、前段。


さて、今年の目標は当然ながらJ1昇格なわけですが、冷静に戦力を分析すると上位3チームに入るかというと、開幕当初からそこまでの評価はなかったと思われます。5-10位クラスというのが正直なところです。
スポンサーの手前、自動昇格2位を狙うといわざるを得ないというのは大人の事情で。建前と本音は別のものです。昨日の記事で社長も自動昇格と言ってるから1試合が大切だとコメントしている人がいましたが、本音は違います。
3位4位になってプレーオフを戦うことでクラブの収益に貢献するから、実際はそのほうがいい。
(もっと極端なことを言うと、昇格してもJ1は試合数が減って、観客がそれほど増えないので収益面ではそれほどメリットはない。だからJ2でいいと言っているわけではありません)


開幕戦ジュビロ勝ってしまったことで、今年はいけると勘違いした人が少なからずいて、GW中の苦戦が我慢ならないという感じなのかなと・・・
今シーズン、湘南が爆発的なスタートダッシュを見せており、既に事実上、自動昇格の可能性はほぼゼロになったと言える状況で、GWの過密日程で無理する必要な全くなかったと言えます。(栃木戦のメインテーマは前俊をいかに消耗させずに勝ち点をとるかというものだったと個人的に考えています。)
22クラブ中、真ん中より下というのは「順調」なわけはないのですが、今焦る必要は全くないと考えます。


HFCの経営規模のことを解説すると
ジュビロを除く21クラブの中で京都と千葉は別格の20億円台と思われますが、残り19クラブで10億以上の予算規模を持っているのは札幌と湘南くらいでしょうか。J2上位であることは間違いありません。ただし、松本と岡山には勢いで既に負けているかもしれません。

エルゴラッソの選手名鑑では、人件費4.9億でJ2で4位と記載されています。なぜ多いかというと、トップチームに選手を多く抱えており、ユース育成のために他クラブより経費をかけているからというのが要因です。ここはコンサドーレの一番重要なポイントです。ただし、エルゴラッソの情報は古くて、2013シーズンは人件費を5.1億から1.5億円削減して3.6億円。(25年12月期決算書より)今シーズンも同程度と考えると7番目か8番目になっていると思われます。まあリッチな方です。

クラブの経営方針は10年前からすると格段に改善していますし、野々村社長に期待していますから、愛を込めて応援していきたいと思います。












posted by suga-go |23:31 | コンサドーレ | コメント(4) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:コンサドーレへ愛を込めて

こんばんは。
揚げ足取りじゃないですが、私と異なる認識があるようなので、
札幌公式の2013予算実績&有価証券報告書とJリーグ2012年度経営情報開示資料を基に突っ込みますね。
私の認識が誤っていればご指摘いただければ幸いです。正しい知識が知りたいのが目的です。

>残り19クラブで10億以上の予算規模を持っているのは札幌と湘南くらいでしょうか。
2012年度で言うと、東京V、横浜FC、山形も超えてます。
メディアによると山形は2013年度売上10億超えてますし、
経営が厳しいとはいえ東京Vも11.5億予算に対して赤字見込みということで売上10億は超えるでしょう。
横浜FCはなんだかんだ安定してるので、10億予算は組んでいるかと。
2012年度
-- 東京V1,470
-- 横浜FC1,054
-- 山形 1,047

>松本と岡山には勢いで既に負けているかもしれません
両チームとも客単価が1000円未満(2012年度)なので、そう簡単に札幌を上回るとは思えませんが、
スポンサーがどのくらい集まっているか次第ですね。
特に岡山の社長は敏腕なので注目しています。

>人件費4.9億でJ2で4位と記載されています。
>なぜ多いかというと、トップチームに選手を多く抱えており、
4.9億は2012年度経営情報開示資料のチーム人件費ですね。
ここには、ユースチーム管理費は含まれません。
2013予算実績によると4.54億円とあるので、その差額から
ユースチーム人件費(監督コーチ報酬)の一部が含まれそうですが内訳は不明です。

>ユース育成のために他クラブより経費をかけているからというのが要因です。
2012年度経営情報開示資料によると、アカデミー運営経費は2012年J1で下から3番目(C大阪は別法人なので除く)。
2012年J2にまぜると、上から7番目。J2平均34百万円なので、J2基準なら「他クラブより経費をかけている」といえそうです。
創設から15年以上経過してる割にかねかけてない(アカデミー収入が低い)という印象を抱いています。

>まあリッチな方です。
長くJリーグを見ていて、J1を夢見る人にとっては「お金がない」なんでしょうけれど、
J2基準で考えれば、リッチな方だと思います。
昨年富山サポに「札幌は金もドームもあって羨ましい」と言われたのを思い出します。
今年相模原サポにも同じこと言われました。

>クラブの経営方針は10年前からすると格段に改善していますし
その通りだと思います。
それでもまだ、出向者が多いとか、
給与が少なすぎて選手・フロントとも有能な人材が入ってこないなど、課題は多いですね。

posted by sca| 2014-05-08 02:58

Re:コンサドーレへ愛を込めて

scalさん、こんばんは。異なる認識はないと思いますよ。同じ資料を書き込んでいるわけですから。

一番、言いたかったのは「J2リーグの中でコンサドーレのポジショニングを把握しておきましょうよ」ということです。
経費予算の話でいうと、J1とJ2のクラブで格差が広がってしまっていると切実に感じています。J1平均が30億円を超えていますから、10億そこそこでは太刀打ちできないレベルです。それでも10億円を超えていれば、まあまあ余裕のある戦いができる水準です。
あえて書きませんでしたが、HFCの場合、財務面では債務超過ですから問題を抱えています。

他クラブの話ですが、山形、横浜FCは10億円近辺の予算なんでしょうね。山形はトップチームだけ株式会社へ変えているので全体が見えない運営になっています。
ヴェルディの2012シーズンは一過性の収入が入っているので、今年はまた10億円近辺に戻っていると推測します。

最後にコメントされている「給与が少なくて有能な人材が入ってこない」ことは正しい認識です。選手は育てればなんとかなりますが、フロントに人材が入ってこないとクラブ運営上、非常に問題があると考えています。

posted by すが| 2014-05-08 22:32

Re:コンサドーレへ愛を込めて

上のレスの中で、10億円でまあまあ余裕のある戦いができると書いたのはJ2リーグ限定の話です、念のため。

posted by すが| 2014-05-08 22:36

Re:コンサドーレへ愛を込めて

ご丁寧にレスいただきありがとうございます。
>J1とJ2のクラブで格差が広がってしまっている
売上兆単位のビッグな親会社クラブと、15年以上やってる中堅クラブと、その他地方都市クラブで広がってる印象です。

>J2リーグの中でコンサドーレのポジショニングを把握
卑下しすぎたり無謀な夢を見すぎると、できもしないことを求めたり、ハードルを上げすぎて楽しめなくなってしまうなあと、
昨年J2、今年J3を見て思うようになりました。
2500円で日産スタでJ1見るより、1200円でニッパツの前から三列目でJ3見るほうが楽しいと、ひねくれた感性を持つようになったというべきか。

★J1定着ラインは営業収益:32億円。
★J1残留ラインは営業収益:23億円。
これらを超えるor近づけることが先決で、J1を目指すのはその後だろうというのが私の結論です。
なので、まったりとJ2を楽しみ、3位か4位に入ればラッキー!くらいの方が楽でよいですね。

posted by sca| 2014-05-09 00:39

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