2015年02月22日
2015シーズン展望
開幕まで2週間、2月22日TM長崎戦は1-2の負け。
まあ、この時期の結果はどうでもよいと思います。毎年のことになりますが、開幕前に長期キャンプを強いられる札幌は大きなハンデがあります。
今シーズン、稲本、ナザリト、ニウド、イルファンと積極的な補強をしたと見られていますが、実際のところは昨年のシーズンと比較して戦力が上回っているようには見えません。ギャンブル性が強い補強です。奈良がいなくなったマイナスが大きくて、現時点では埋められていません。5月のGWまで真ん中くらいの順位にいてくれたら上出来でしょう。
2015年はクラブ運営費の順番からいくと、大宮、セレッソ、ジュビロが別格。そのまま、3チームが昇格というのが順当だと思われます。今シーズンの昇格は昨年以上に厳しいものになりますね。
名波ジュビロは今シーズンどうかというと、やはり自動昇格は厳しいか。クラブの体質を変えることが必要。磐田の街のサイズとスタジアムの小ささもやっぱり制約要因。
3チームに続くのは、千葉、岡山、北九州。岡山の補強はDFに岩政、加地が加入。この二人の経験値が加わることは岡山のクラブにとってプラス面が非常に大きいと思われます。クラブの勢いもあって、プレーオフ圏に入ってくる可能性は高いと考えます。
その次のグループは大分、徳島、福岡に札幌という感じでしょうか。なんとかプレーオフ圏に食い込むための戦略が必要ということになりますが、それ以前にまずはDFラインをしっかり整備することが大前提です。
とりあえず、開幕戦。戦力を見るには栃木はちょうどいい相手なので、楽しみに待ちましょう。
posted by suga-go |23:16 |
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2015年02月21日
開幕戦 栃木SCのスカウティング
2015.2.21 TM 大宮0-2栃木(NACK5)
得点者 12分湯澤 30分中美
ムルジャと家長が不在の飛車角オチのアルディージャに勝利した栃木がコントロールしたゲームでした。
前半
14阪野
11湯澤 25小野寺 38中美 8廣瀬
30本間
3パクヒョンジン 5尾本 6ハンヒフン 19赤井
1竹重
後半
20イデホン
11湯澤 14阪野 38中美 9西川
30本間
昨季途中で新潟からレンタル移籍していた本間が今季完全移籍となってチームの中心に座りました。
本間をアンカーにした4-1-4-1のシステム。前半ワントップは浦和からレンタル移籍の阪野181cm。後半は長崎から完全移籍のイデホン185cm。高さのあるFWを置く戦術のようです。
前半ゴールを決めた湯澤選手は地元栃木出身。背番号は昨年20からエースナンバー11に変更となって、クラブの期待を背負っています。167cmと小柄ながらスピードがあって運動量も多い今季注目の選手です。左の湯澤の逆サイドは今年キャプテンとなった曲者の廣瀬が今シーズンも元気です。
後半、1トップのイデホンと富山から完全移籍の西川187cmがサイドに入って更に高さを増したシステムが効果的のような印象を受けました。
CBは愛媛から完全移籍のハンヒフン、水戸から完全移籍の尾本の二人。大宮の攻撃陣が物足りなさもあって、連携に課題を残すも守備面はまずまずの出来。
攻撃も守備もがらっとメンバーが変わっている栃木SC。今日の出来から見ると、とりあえず10位くらいを維持できそうな戦力です。
開幕戦アウエイグリスタでの栃木SC戦。ゲームメーカー本間からのパスをカットすること。中盤で湯澤と廣瀬の動きに翻弄されないこと。イデホン、西川の高さ対策をキッチリさせること。
以上、開幕戦勝利へのポイントになると思われます。
posted by suga-go |19:02 |
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2014年12月01日
あらためて最終戦を振り返る
札幌 1-1 磐田 (札幌ドーム)
前日に埼玉スタジアムで浦和が負けるのを見て、やっぱりサッカーって難しいなあと感じたところでした。次の日はスカイマークで札幌へ。
前のエントリーで札幌と磐田は似ているという話を書きましたが、2004年にヤンツーさんが監督となってジュビロの因子がコンサドーレに植えられた面があるかもしれませんね。ヤンツーさんが掲げたアクションサッカー。きれいなパスサッカーで打開していくやり方。あのときの3年間は基礎的能力レベルが低くて、完成形になりませんでしたが、今でも生きていると思います。ただし、今でもスタイルは未熟なままですが。
財前監督もたぶんヤンツーイズムが頭のかたすみにあったのではと思いますがどうでしょうか。それがうまくいかなくて、プレッシングが甘く、迫力が見えないサッカーになってしまった。それが勝てなかった原因。
そういう意味でジュビロのサッカーにもコンサドーレと同じように迫力が見えませんでした。リーグ戦、最後の6試合で5引き分けのジュビロ。最後の4試合、4引き分けのコンサドーレ。シーズンの終わり方も似ていました。
来年、J2のジュビロは名波監督が改革をしていくのでしょうが、注目してみましょう。名波は戦術的指導は問題ないと思いますが、厳しさを感じないところが一番心配になるところ。最終戦、札幌に来て試合の前日、野々村と会ってちゃいかんと思うよ。(Jリーグラボで野々村が話していた)
まあ、ジュビロさんのことはどうでもいいので、コンサドーレの来シーズンに向けたチーム作りに期待しましょう。
posted by suga-go |23:25 |
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2014年11月30日
衝撃の山岸GOALとコンサドーレ
昇格プレーオフ第1戦
山形 2-1 ジュビロ(ヤマスタ)
アディショナルタイム、CKのチャンスにゴール前まで上がったセットプレー。奇跡的なヘディングゴール。スカパー解説の佐藤悠介に「言葉がありません」と言わせた、もう鳥肌モノのビッグプレーでした。
シーズン途中、浦和レッズから移籍して山形の守護神となったゲームキャプテン山岸。浦和では、ほとんどの時期を第2GKとして過ごしたにもかかわらず、36歳の現在まで現役を続けてきた底力をみせられました。こんなゴールは二度とないんじゃないかと思います。
サッカーの試合、よく言われますが「メンタルの勝負」という要素が非常に大きいものです。山岸範宏、これまで西部、都築とポジションを争い、ユース上がりの加藤とも争って、今シーズンは西川に正GKを奪われ、入団からずっと苦労してきたプレーヤーです。気迫はすごいが、足元のボールさばきに難があるという評価で、どうしても試合出場から遠のいてきました。それでもくさることなく一つのクラブで何人ものライバルと争ってきた経験はJリーガーでも特異な存在なんだと思われます。
ホームで破れたジュビロ。メンタルで負けていました。
過去の栄光がじゃまをして、どろくささという言葉とは縁のないクラブです。ジュビロ伝統のきれいなサッカーをしようという意識が強すぎて、ハードワークの相手をなかなか崩すことができずに最後まできてしまいました。
そういう意味ではコンサドーレはジュビロに似ていると思います。
練習環境が最高でサポーターにチヤホヤされるコンサドーレの選手たち。道内ではサッカーエリートとして、それほどの苦労もなくJリーガーになって試合に出られてしまう。メンタルの弱いコンサドーレは札幌ドームに大観衆が集まっても、いつもいい結果が出せていません。
昇格をなしとげたシーズンは芳賀や河合など、クラブ生え抜きではないリーダーシップのある選手がキャプテンをやっている年。そういう意味では今年の試合出場メンバーを見た限り、順当な結果と言えるでしょう。
北海道民気質というものもあると思いますが、道産子選手比率が上がることはいい面と悪い面が両方ありますね。
来年こそ、コンサドーレの選手にガッツを見たい。
posted by suga-go |23:53 |
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2014年11月21日
来季へのスタート
今シーズンもいろいろありましたが、残り1試合、最終戦を迎えることになりました。
監督解任が一番の出来事でしたが、結局はプレーオフ進出は逃してしまいました。ヴェルディ、讃岐、福岡と3連勝できていれば、ジュビロと勝ち点2差で最終戦を戦うことになっていたと思うと、とても残念な3試合でした。
やっぱりメンタルが弱いコンサドーレの選手たち。キャプテンに強烈なリーダーシップがないシーズンは勝ちきれない試合が多くなります。2011シーズンと今シーズンの大きな違いだったような気がしますね。
とはいえ、最終戦。オフィシャルブログでも割と前向きな記事が多くてちょっと安心してます。ジュビロとの試合を楽しみにしている人も多いようで。
おまけ付き企画チケットも売れているようなので、来シーズンへの期待を込めて観戦に行くサポーターが多いようです。
寒い札幌へ張り切って向かうことにいたします。
ガンバレ、コンサドーレ!
posted by suga-go |00:51 |
コンサドーレ |
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2014年06月29日
やっぱり小野効果ですね
札幌 3-2 岐阜 (厚別)
7勝6分7敗 12位
今シーズン初めての連勝でした。小山内J初ゴール!
先日の室蘭入江でのサンフレッチェとのトレーニングマッチでの小野選手出場がテレビで取り上げられていました。あの謙伍のゴール、こんなシュート決められるんだって驚くスーパーゴール。小野のパスがもうビューティフル過ぎます。
入団会見の時に、自分は出場にないのに次の横浜FC戦に勝てるように努力するという言葉がありました。岐阜戦についても、小野はスタンド観戦でしたが、ピッチの選手たちに確実にいい影響を与えていますね。
小野選手にふがいない試合を見せて失望されないようにしなくてはという気持ちもあるかもしれません。
2-0から同点に追いつかれたのは大きな反省点ではありますが、それでもアディショナルタイムでの勝ち越しゴールには勝利への気持ちが見えました。
サポーターの皆さんもワクワク感が高まってきたんじゃないでしょうか。
さあ、もうすぐワールドカップ ブラジルVSチリ すっごく楽しみ
今日もネイマールがゴールを決めるのか。さあ、フッキもスタメン、ゴール决めろ!!!
予想スコア ブラジル3-2で勝利
プロホガソン 松原良香2-0 北條さん3-0 の予想
posted by suga-go |00:18 |
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2014年05月12日
ブーイングでもしょうがないけれど
札幌 0-1 愛媛 (札幌ドーム)
後半だけスカパー観戦でした。後半は愛媛シュートゼロ。圧倒的なポゼッションで攻めていましたが、シュートは決まらず。
石井のサイドバック起用を知って、財前監督は負ける覚悟を持って愛媛戦に臨んだんだなと思ってテレビを見ていました。この試合も選手を試す采配でした。抱える選手は多いけれども、ホントに戦力になるのはほんの数人という今シーズンの体制です。
ここ1週間、オフィシャルブログでJ1昇格のために積極補強をしたはずという意見があって不思議に思っていました。そこそこだけど、そんなに戦力は整っていません。むしろ昨年より後退しているかもしれません。さえない菊岡について言えば、岡本を出してまで獲得すべき選手だったかどうか疑問です。
そしてコンサの一番の弱点はサイドバック。
コンサが4バックになってから今まで、ずっと人材不足が続いていますね。西が出て行ったあとは、まともなサイドバックはいない。上原がようやくサマになってきたのに怪我でベンチ外へ。ついに石井をサイドバックに試さざるを得なかったということで。結局、石井が守備をできるわけもなく、奈良ちゃんがカバーして走り回って足をつってしまったというのが今日の試合。残念。
石井を試してみるというのは、ひょっとすると今後のためにいい選択だったかもしれません。都倉がゴールをきちんと決めていれば結果オーライだったでしょう。
まあ、終わったことはしょうがない。ブーイングしたい気持ちはよくわかりますが、やっぱり今は我慢の時だと思います。短期的な結果を追う時期ではありません。次節の俺たちのフクアリで勝利しましょう。
しかしながら、実験的な平日月曜ドーム開催に集まってくれた6600人のサポーターは、ダメ試合を見せられて残念でしょう。
「野球のない日はサッカーで」というようなメッセージだったのに、儚く消え失せてしまって営業的なイメージダウンは大きい。ドームで1万人呼べないならやる価値なし。
posted by suga-go |23:05 |
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2014年05月07日
コンサドーレへ愛を込めて
昨日の記事に約800のアクセスがあり、コメントもいただきましたので、少し補足を書くことにいたします。元来のへそ曲がり気質なので、逆説的な表現もありましたので。
オフィシャルブログも10年目になりますが、最近はネガティブな人が多くて新規に入ってくるファンが少なくなってしまったのではと思っています。アクセスランキングを見てもアクセス数自体が最盛期と比べるとかなり少ないですね。
ブログは人それぞれ自由に書いていいと思いますが、最低限のマナーを守ることが必要ですし、基本的にコンサドーレを応援するというスタンスがほしいと思います。勝てない時には、不満が出るのはしかたないのでしょうが、必要以上にネガティブなことを書いてもプラスなことはないと思います。
以上、前段。
さて、今年の目標は当然ながらJ1昇格なわけですが、冷静に戦力を分析すると上位3チームに入るかというと、開幕当初からそこまでの評価はなかったと思われます。5-10位クラスというのが正直なところです。
スポンサーの手前、自動昇格2位を狙うといわざるを得ないというのは大人の事情で。建前と本音は別のものです。昨日の記事で社長も自動昇格と言ってるから1試合が大切だとコメントしている人がいましたが、本音は違います。
3位4位になってプレーオフを戦うことでクラブの収益に貢献するから、実際はそのほうがいい。
(もっと極端なことを言うと、昇格してもJ1は試合数が減って、観客がそれほど増えないので収益面ではそれほどメリットはない。だからJ2でいいと言っているわけではありません)
開幕戦ジュビロ勝ってしまったことで、今年はいけると勘違いした人が少なからずいて、GW中の苦戦が我慢ならないという感じなのかなと・・・
今シーズン、湘南が爆発的なスタートダッシュを見せており、既に事実上、自動昇格の可能性はほぼゼロになったと言える状況で、GWの過密日程で無理する必要な全くなかったと言えます。(栃木戦のメインテーマは前俊をいかに消耗させずに勝ち点をとるかというものだったと個人的に考えています。)
22クラブ中、真ん中より下というのは「順調」なわけはないのですが、今焦る必要は全くないと考えます。
HFCの経営規模のことを解説すると
ジュビロを除く21クラブの中で京都と千葉は別格の20億円台と思われますが、残り19クラブで10億以上の予算規模を持っているのは札幌と湘南くらいでしょうか。J2上位であることは間違いありません。ただし、松本と岡山には勢いで既に負けているかもしれません。
エルゴラッソの選手名鑑では、人件費4.9億でJ2で4位と記載されています。なぜ多いかというと、トップチームに選手を多く抱えており、ユース育成のために他クラブより経費をかけているからというのが要因です。ここはコンサドーレの一番重要なポイントです。ただし、エルゴラッソの情報は古くて、2013シーズンは人件費を5.1億から1.5億円削減して3.6億円。(25年12月期決算書より)今シーズンも同程度と考えると7番目か8番目になっていると思われます。まあリッチな方です。
クラブの経営方針は10年前からすると格段に改善していますし、野々村社長に期待していますから、愛を込めて応援していきたいと思います。
posted by suga-go |23:31 |
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2014年05月06日
短期的な結果を求める人が多いみたいですね
GW期間中に勝てなかったことで、ネガティブになっているサポーターさんも多いようですが・・・
今日の試合「財前札幌のスタイルって何?」という上から目線の横断幕が目立っていましたね。
自分としては、ここまでけっこう順調にきているんじゃないかと思っています。
栃木戦では、ヘナンをようやく試すことができたし、熊本戦では工藤と前を試すことができました。彼らの経験値を高めることは必要なことだったと思います。
まだ序盤戦ですから、目の前の勝利にはこだわらなくていい。今シーズン、ホームでは負けていませんし、過密日程を逆にとって出ていない選手を試していくという采配は問題ありません。
今日の試合1万2千人の観客に前俊と砂川のビューティフルゴールを見てもらうこともできましたし。
J2ではリッチなほうのクラブですから、余裕を持った選手起用が可能です。ホントは深井も使ってほしかった。Jリーグラボでチェアマンの顔を知らない深井として知名度上げたところで試合に出したかったですね。
「財前札幌」のスタイルがあるのかどうかわかりませんが、ユース出身のメンバーが活躍できるサッカーをやっていくことが前提にあって、パスサッカーで勝つことがが目標ということでいいんじゃないでしょうか。
目の前の結果だけにこだわらなくていいと思いますが。
posted by suga-go |20:49 |
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2013年03月06日
千葉戦 昨季J1のプライド
posted by suga-go |00:16 |
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