2008年09月02日
「オシムの言葉」文庫版 ~ 日本人指導者の無能さ
「オシムの言葉」読み終わりました。 文庫版は 「第10章 それでも日本サッカーのために」が付け加えられています。代表の監督になってからの話を、書き下ろしていますので、読んでない方は、ぜひ第10章をひろげてください。 オシムが言うには、「日本人の選手やコーチたちがよく使う言葉で"嫌い”なのは、《しょうがない》と《切り替え、切り替え》です。これは諦めるべきではない何かをあきらめてしまう、非常に嫌な語感だと思います。」「私は日本人に、あまり責任や原因を明確にしないまま次に進もうとする傾向があるように思います。」 これは、まさに言いえていますね。 オシムに監督を引き受けさせた川淵氏がまさにそうです。ジーコジャパンの総括をなにもせずに、「オシムって言っちゃった」。どうしようもありません。 五輪サッカーの反町も同じ。自分の失敗をきちんと認めようともせず、「選手はがんばった」「悔いはない」ですまそうとする曖昧さ。現実を直視できない人に進歩はありません。 もっとヒドイのは野球の星野じじい。「いまさら、あれが悪かったといってもしょうがない」あげくは審判のせいにする卑怯な態度。日本人らしいといえば日本人らしいともいえますが・・ それでもWBCの監督にするというのだから、野球の世界はくさりきっています。 そして今日は、なんと福田首相。無責任きわまりない辞任劇。会見では負け惜しみしか言ってなくて、こんな人間が日本のトップだとは情けなくなります。 思っていても言えない「しがらみ」にとらわれている日本の指導者たち。 ハッキリ言うとつぶされる。どうしてなんですかね。 今日の日本代表は流通経済大に負けるし・・どうなってるの? 岡田監督もきっと総括しないで辞任してしまうんじゃないかな・・・ いつまでたっても外国人監督に教えられるのは悔しく思いますよ。
posted by suga-go |00:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
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