2014年10月16日
かがみがはら航空宇宙科学博物館・前編
日本に現存する飛行場では最古なのが各務ヶ原にある岐阜飛行場です。 民間旅客便がないので一般にはあまり知られていませんが、風立ちぬで少し知られるようになったかも知れません。 航空機開発や航空ショーなどで使用されているので飛行機が好きな人にはよく知られている飛行場です。 博物館は岐阜飛行場のすぐ近くにあります。右はYS-11です。「YS-11はエアコンがなく、夏場はシートポケットに団扇が用意されていたんです」と、先日の暑かった旭川発の飛行機の隣の席の人に講釈したのを思い出しました。アナログですね。短距離離着陸機の実験機飛鳥です。実験機なので機内は計測器だらけ。コスト面で劣るので、民間機がこの方式を採用することはないだろうし、軍用機はオスプレイがあるので、これが日の目を見ることは当分ないでしょう。 1980年代は飛鳥の飛行実験がよく航空誌に取り上げられ、滑走路が短い地方空港の救世主として期待されていたんですけどね。 飛行機の歴史は勉強になりますね。 ジョージ ケイリーは1849年に有人グライダー飛行に成功しています。オットー リリエンタールもグライダーの研究をし、1894年にはハンググライダーの特許を取得しています。 動力機の研究も始めたものの、墜落事故で亡くなっています。こちらは説明不要ですね。ヘリコプターは1907年にホバリング実験に成功していますが、きちんと飛行できるようになったのは1936年のドイツ空軍機からとのこと。最初のジェット機は1939年のハインケル。二宮忠八は紹介されていなかったようです。
posted by かもめ |07:53 | 鉄道(船舶・航空機等) | コメント(3) |