2016年05月01日
秘密の金沢☆加賀の伝統料理「茄子素麺」
今日の金沢を喰らうは前回は金沢B級グルメでは無く加賀の伝統料理の「茄子素麺」です。 本来は家庭料理なのですが小料理屋さんや割烹店でも出て来ます。温かいバージョンと冷たい 物がありますが今回は以前取材で食べた金沢の料理店の冷たい「茄子素麺」を再現しました。 簡単な様で繊細な料理ですので朝から準備してかなり時間がかかりました(^^; 残念ながら伝統野菜の加賀茄子が手に入らないのでスーパーで売っている普通の那須です。 茄子は半分に切ってから鹿の子切りをして冷水に放ちアクを抜いておきます。
甘海老は北陸地方特産の北国赤海老が手に入らないのでロシア産です。見た目があるので 頭を残して殻を剥きます。食べる時に醤油をかけなくて良い様に薄口醤油を日本酒で割った タレで下味を付けておきます。
茄子はサラダオイル6:4胡麻油で焼きます。軽く焦げ目が付いたら取り出します。
焼き上がった茄子を鍋に移し醤油・味醂・日本酒と少量の生姜汁で煮込んで行き仕上げの 途中できぬさやを入れます。
鍋ごと冷水で冷まし粗熱を取ります。
煮汁は既に茄子に味が滲み込んでいますから胡麻油の匂いが強いので捨てて、昆布出汁と 薄口醤油・味醂・日本酒のタレに漬け込み冷蔵庫で3~4時間味を馴染ませます。
素麺は煮崩れしない少しだけ高級な品を使いましょう。
手早く茹でて行きます。
加賀料理は北前船で運ばれた昆布を上品な出汁にしていました。その出汁を麺に合わせます。
出来上がりです。店や家庭に寄ってかなり味が違うようですが基本を踏襲しました♪
では金沢をツルツルと頂戴します♪すんなり勝って欲しい物です(^o^)v
甘海老も茄子も美味しいですよ\(^o^)/
posted by 大阪帰りの道産子 |16:38 | 喰らう | コメント(0) | トラックバック(0)