2014年01月12日
四半世紀ぶりに蘇る至高の青森の蟹飯を今日「完全再現!」
人間の記憶は突然蘇る事があります。昭和62年に開業直前の青函トンネルを取材しました。 番組は東海テレビの科学番組で「てれび博物館」でした。キャスターは川津祐介さんでしたが 中部電力の一社提供で科学番組の根底に「原発礼賛」の流れがありました。その証拠に関西の 原発を抱える兵庫県のサンテレビや京都府のKBS京都や福井放送が関西電力の提供テロップと 共に日曜日の朝に放送されていました。 中部電力の原発廃炉の夢を見てその記憶とは・・毛蟹なのです。
撮影チームは三厩村の旅館に投宿し4泊5日かけて鉄建公団の全面協力で撮影を敢行しました。 当時既に公団の現地事務所前には三条軌道のカットモデルの展示がありましたが写真はありません。 インサート(挿入画像)先行で川津さんと女性レポーターは後から合流して彼らは1泊2日でした。 その事前撮影時に旅館が用意してくれた毛蟹の弁当が絶品でした\(^O^)/ あまりに美味しくて旅館の女将さんにレシピを聞くと「明朝は別の方の弁当を作るから御覧なさい」 と実演・・それで四半世紀を越えて思い出した至高の毛蟹飯のレシピです(^^) ・・でも旅館の名前はどうしても思い出せません。出窓のからの風景は思い出すのに(^^;) 誰でも作れますので冷凍の毛蟹を入手したらお試し下さい☆ 材料と作り方(3人前) 米 2合 冷凍茹毛蟹 一杯 酒 120㏄ だし汁(昆布と鰹節) 適量 醤油 大匙1 土生姜 少々 ①米2合は研いで20分くらいザルにあげておきます。 ②毛蟹はほぐして身とミソに分けておきます。 ③蟹のほぐし身を、鍋に入れ、酒・醤油・生姜を入れ一煮立ちさせる。 ※汁は炊き込む時に使うので、汁が残る様に仕上げます。 ④ザルにあげて蟹身と煮汁を分けます。 ⑤蟹の煮汁とだし汁を混ぜて2合分の米の水量にし蟹ミソを加えてから 30分程度浸漬してから炊飯します。 ⑥炊き上がったら蟹のほぐし身の半分を入れ軽くかき混ぜて10分蒸らします。 ⑦器にご飯を盛り上に残りの蟹身を体裁良く載せます。 毛蟹を捌くには何と言っても小型の打刃物「鯵切り包丁」が最適です。
蟹ミソはご飯の風味付けに欠かせないので丁寧に集めます。
蟹身は上記調味料と軽く茹でて分離させます。
出し汁と蟹汁と蟹ミソを合わせて炊き込みます。
炊き上がりにトッピング用に一部を残して蟹身を混ぜ込み10分程度蒸らします。
蟹身を載せて完成です!ご飯の風味は蟹ミソで決まります。蟹を単独で食べるより滋味豊か!
四半世紀ぶりの記憶が蘇る濃厚な蟹ご飯の味です。・・でも旅館の名前が思い出せない(^^;)
posted by 大阪帰りの道産子 |13:27 | 喰らう | コメント(2) | トラックバック(0)