2008年12月21日
ヨーデル山本さんに捧げる魔法のハサミとおまけ♪
非コンサネタで申し訳ありませんが、なんとなくサッポロネタ(それも途中までですが)ですのでご容赦下さい。 少し前のぐみさんに捧げるエントリーの写真で、ヨーデルさんから「サンパチツートラ」のテープデッキのご指摘がありました。(ツートラサンパチと言う方もいました) 写真は前回とは少し違うバージョンです。デッキはTEACのA3300―2Tです。(1973年の高3のオオドサ)お若い方はあまりご存じないでしょうが「サンパチツートラ」とは一秒間のテープスピードが38センチでテープ全面を2トラックで使用するので、裏面が無い当時としては最高音質の規格でした。ただ10インチリールでスタンダード(100番)テープで30分、ロングテープでも45分しか記録出来ませんでした。当時放送部だったのでNHKの放送コンクール等での作品の編集はハサミでテープを手で切って行いました。これは今日撮影した手元にあるドイツBASF社の録音テープ専用のハサミです。昭和47年春(札幌五輪の年)時計台近くの大阪屋さんで買いました、当時開業したての札幌地下鉄が初乗り一区間30円で、国鉄札幌駅ホームの立ち食いソバのかけそばも30円でしたが、このハサミは5000円!もしました。しかし今でもとっても美しいハサミです・非磁性体加工でテープの切り口が帯磁しないので、編集点でノイズが出ません。当時の大阪屋の方は「高いけど手入れしたら100年持つ」といはれましたが、冗談だと思っていました。でもたまにクロスで拭くだけで、一度も研ぎにも出していないのに36年間切れ味も変わらず錆びも出ませんでした。(ドイツ人のマイスター魂を感じました)放送の仕事をしていて、1990年位まではまだ手切り編集をしていました。現在は使っていませんがボクの一生の思い出の一品です。ここからはヨーデルさんへのオオドサからのオマケです♪以前ブルーインパルスのコメントを頂戴いたしました。T4インパルスも良いのですが・・・。これはT4にバトンタッチする前年94年の小松の懐かしいT2インパルスです。仲間とは時々基地祭などのイベントに参加します。これは知り合いの国土交通省の方に頼んで見学させて貰った関西国際空港の管制塔です。見ずらいですが、写真奥の窓の上の照明器具のような装置は、どうしても無線交信が不可能になった航空機に光でモールス信号を送る器具です。基地祭は遠隔地が多いので仲間達と前泊します。小松なら片山津温泉が定番です♪宿泊した宿ではオオドサから航空知識の乏しい女性を中心にビギナーの方々に航空の安全に対する座学が懇切丁寧に行われます。そして非常時の脱出訓練は命に関るので絶対に欠かせません。エッ!セクハラに見えるって?セクハラではありません!写した記録担当者のカメラの腕の悪さのせいです。これは航空機事故で脱出した負傷者に対する救急救命措置の講習です。人工呼吸法や心臓マッサージなど、写真からは参加者の真剣さが良く伝わりますネ。でもみんなで楽しくするのが一番ですね。若い人からパワーもらえますし♪ヨーデルさんもそうでしょうか?中山元気「本題よりオマケが多いぞ!もっとハサミで切らないと」
posted by 大阪の道産子 |17:10 | 非コンサネタ | コメント(5) | トラックバック(0)