コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年12月08日

1点の重み

サッカーではよく「1点の重み」ということが言われますが,昨日はまさにそれを痛感させられた日となりました。

ひとつはJ1昇格PO決勝。もうひとつはJ2J3入替戦第2戦。どちらも難しいゲームだったと思います。勝ったほうも負けたほうもよく戦ったなあ,と拍手を送りたいです。


前者はリーグ戦で上位だった千葉にアドバンテージ(引き分けでも昇格)がありましたが,前半の終盤(37')にそれまで押され気味だった山形がセットプレーの流れから先制で0-1。しかし,残り時間は53分もありまだまだどうなるか分からない状況でした。焦って失点を重ねてしまえば試合を決めかねない状況だったので,急いで戦い方を変えたりしなかった千葉はさすがだと思いました。一方の山形もここで守りに入ればそのまま千葉に寄り切られることが見えているだけにこちらも戦い方を変えるわけにはいかなかったと思います。

結局,その後ずっとスコアは動かなかったわけですが,決して退屈な試合ではなく,見ていてとてもしびれる53分でした。徐々に攻勢を強める千葉。最後はサンドバック状態になりながらも全員で跳ね返す山形(ホントに最後は跳ね返すだけだったよなあ,だったけど最後までよく踏ん張ったと思います)。あと1プレー2プレーあったらどうなるかわからなかった,そんな試合でした。


後者は,先週1回戦がスコアレスドローだった入替戦の第2戦。このため第2戦では,90分戦って勝敗が決していれば勝ちチームがJ2で負けチームがJ3。しかし,90分戦って引き分けの場合はスコアレスなら延長戦へ,1-1以上の引き分けならアウェイゴール数で上回る長野が昇格。と,こちらの試合はJ3長野にある意味アドバンテージがありました。前半はスコアレスだったので,後半開始時には長野有利かと思われましたが,後半26'に木島が先制。讃岐に得点が入ったことで,延長戦の可能性はなくなりましたが,それでも「残り19分の間に長野が1点返せば良い」という状況に変わりはなく。

そしてこちらもその後スコアは動かず讃岐が勝利してJ2残留を決め,長野は来年もJ3を戦うことになりました。JFL上位の常連だった長野はJ2資格を得た今年こそ昇格のチャンスを生かしたかったと思いますが,自動昇格は果たせず入替戦敗退という悔しい結果になりました。でも,個人的には,来年こそきっと長野は自動昇格でJ2に上がってくると信じています。

そのときうちらはJ1に上がれているでしょうか。いや,上がりましょう。今度こそ自動昇格枠に入りましょう!

posted by ○た |12:50 | 他チーム | コメント(3) | トラックバック(0)