2006年05月31日
迷宮都市フェズ(モロッコ)2
フェズの続きです。 高いところから見た迷路の切れ目。 革の染色場。写真は土産物屋の屋上からのもの。店の人間は「ノーマネー (お金は要らないよ)」と言って登ることを勧めるが、店の品物を買わない とチップを要求されます。最初から屋上の入場料を決めて客を呼び込めば いいものをと思うのですが、彼らにその発想はないようです。店の売り場 から染色場が眺められるところもあり、そこは入場料を別にとるのは難し そうですが。 染色職人たちは染料にどっぷりつかりながら作業しています。 迷路のなかにあるモスク(カラウィン・モスク)。モロッコでは異教徒のモス ク入場は禁じられているので、外から撮影。 迷路の中にある神学校(現役の学校ではなかったと思います)。
posted by オフ |22:39 | 旅 | コメント(0) |
2006年05月30日
迷宮都市フェズ
フェズは809年にイドリース朝の首都として建設された街で、その後、スペインのアンダルシア地方のゴルドバから亡命してきたイスラム教徒や、聖都カイロアン(チュニジア)からの移住者がそれぞれ居住区を形成し、それぞれが860年ころ、アンダルス・モスク(アンダルシア=アンダルス)とカラウィーン・モスク(カイロアン=カラウィーン)を建設し、さらに神学校も建設され、宗教・文化の中心として繁栄しました。 さあ、迷宮に入っていきます。 こういう細い道が続きます。 荷物の運搬手段は馬かロバ。 ちょっとした広場もありますが、本当に狭いものです。 迷路は続くよ、どこまでも♪♪ ここでの最大の楽しみは迷いながら歩くことです。
posted by オフ |20:38 | 旅 | コメント(3) |
2006年05月27日
闘いきれんかった自分
柏から帰ってきました。 週の半ばから風邪で喉がかなり痛い状態が続いており、十分回復させることができず、今日の一戦を迎えてしまいました。コンディショニングの失敗です(反省)。ということで、まともに応援についていけたのは後半開始くらいまで、あとは駄目駄目でした。 でも選手は結構戦えていたと思いますよ。特に前半は。 たらればは言っても仕方がないですが、うちの選手のアクシデンタルなハンドをとるならば、柏のも取って欲しかった。 サポで埋め尽くされたアウェイ・ゴール裏。今日の入場者8594人。メイン・バック両スタンドのアウェイ側にもけっこうな数のコンササポがいたと思われるので、柏の観客動員に相当協力したようです。
posted by オフ |19:45 | コンサ | コメント(2) |
2006年05月23日
応援について考たこと
応援について考えたことの続きです。 今回もまず、今年のサポーターズ集会での平川さんのお話を紹介させていただきます。 「よいプレーに対しては拍手・声援などを送ってくれると選手も乗っていきます。なので、サポーターの皆さんにはサッカーを知ってもらいたいです」というようなことを話していました(正確ではないかもしれません)。 大勢の人の前で話をしたり、パフォーマンスをしたことのある方ならばおわかりになるかもしれませんが、話し手・演じ手てのパフォーマンスは聴衆・観客の反応によってさらに向上することが多いと思います。これはたぶんサッカー選手にもあてはまり、自分たちのよいプレーで観客が盛り上がれば、さらにノリノリになって、より一層よいプレーをできる可能性が広がるのではないでしょうか。むろん観客の反応も応援同様、雰囲気が伝わっているだけなのだと思いますが。 ドームや厚別でコンサの選手がよいプレーをして盛り上がるのは、当然のことながら、コンササポです。相手選手がよいプレーをしても盛り上がりません。自分たちがよいプレーのときにワーッと盛り上がり、それに背中を押されて選手はさらに頑張る。そういう流れを作ることができれば、ゴール裏とは別の席の人たちもチームの勝利に貢献できるのではないでしょうか? そして意外と大きなホームアドバンテージとなるのではないでしょうか? チャンスの時に盛り上がるのは当たり前です。ちょっとしたよいプレーでも盛り上がる。そこがポイントのような気がします。 一方、コンサの選手にマイナスに作用する観客の反応もあると思われます。ため息、野次などがそうでしょうか。たとえば、あるアーティストがコンサートを行ったとしましょう。当然、そこに集まる聴衆の多くはそのアーティストが好きな人たちです。しかし、その聴衆がまったくの無反応だったら(サッカーとは違いため息、野次はありえないでしょう)、そのアーティストのパフォーマンスは最低のものになるでしょう。「プロなんだから観客にいいものを見せろよ」という人もいると思います。確かに一理ありますが、演じる側も人間ですから、そうもいきません。 コンサの勝利を願うサポならば、選手のパフォーマンスにマイナスに作用する行動はつつしみ、プラスに作用するような行動に努めるべきではないでしょうか。 よく阪神タイガースの応援は、相手チームに「勝っていても負けているような感じにさせる」と言わせます。しかし、サッカーは野球のように攻守がはっきりと分かれていませんから、常に両チームの応援が入り乱れており、選手に応援がよく聞こえていないとすると、応援にも工夫が必要な気がします。では、どういう工夫が考えられるか。それは、ずばり、ワンパターンの応援です。 実は、アウェイの応援はかなりワンパターンで、たとえば、耐えなければならない状況では、歌を歌っているとき以外は、ほとんど「サッポーロ、ドンドンドン」なのですが、これが意外と効いているような印象です。歌ではないので声量もかなり出ます。 ワンパターンのため、「サッポーロ、ドンドンドン」=「ここはは耐えるところ」という感じで、選手の意識の深いところと結びついているのでは、と思ったりしてます。科学的根拠はまったくないのですが。 ですから、今年から攻勢のときにやるようになった、速いリズムの太鼓も、ずっと繰り返しているうちに効果的なものになっていくのではと思ったりしています。もちろん科学的根拠はまったくないんですが。
posted by オフ |20:31 | コンサ | コメント(0) |
2006年05月21日
応援について考たこと
今年のサポ集会で講演を行った平川さんの話です。「試合中、選手には、少なくても僕には応援は聞こえなかった」というようなことをおっしゃっていました。まあ、まったく聞こえないというのではなく、意識には届いていないということなのでしょうが。 では、選手の意識に少しでも影響を与える応援とはどんな応援なのでしょうか? 第一は音量でしょうねえ。 以下、ホームでメインスタンドなどから聞いている応援の印象です。 1 歌になるとかなり声量がおちる。それは特定に歌において特に顕著である。 2 歌が長くなると声量の低下が著しい。 3 やはりコンサドーレ・コール、サッポロ・コールなどの声量がいちばん大きい。 まず、1ですが、コンサの応援歌のキーと皆さんの通っていた(通っている)高校などの校歌と最高音を比べていただきたい(とはいってもリーダーの第一声で応援歌のキーは変わるので厳密な比較は難しいですが)。おそらくコンサの応援歌は(コンサに限らずJ全体にいえることなのですが)、かなり高音だと思います。校歌は全校生徒が声を出せる音域でなければ校歌としての意味がありませんから、必然的に最大公約数の音域で作曲されていると思われます。最大公約数の音域が理想であることは応援歌についても同じです。 また、特定の歌について声量が落ちるという件ですが、「バモ札幌」がその第一でしょうか? 歌い出しから後半にいくにつれて段々音が高くなっていきますから、高い音で入りすぎると必然的に後半は声が出なくなります。また、イ段やウ段や「ん」は高音が伸びにくく、「みずからのちからしんじ」のもっとも高いところ「しんじ」で極端にパワーが落ちます。 同じく後半にドンドン音が高くなっていく歌に「赤黒の勇者」があります。しかし、幸いにして、最後の方が「さあいこおぜ」と歌いにくい音は「い」の一つしかなく、この部分は音程が下がります。たぶん、それが声量の低下が「バモ札幌」ほどではない理由でしょう。 これに対して「バビロンの河」は割と声の出ている歌なのですが、高いところが「おそれず」「お~さっぽろ」とウ段は「ず」一つのみです。この「ず」にしても一瞬発声されればよい音なので、声量にはあまり影響を与えません。しかし、かといって「バビロンの河」の多様を推奨しているわけではありません。勝っているとき、押しているときに歌う歌詞ではありませんね。自分も勝っているときにあの歌になると一気に気持ちがしぼみます。 次に2ですが、歌が長くなるととても声量がおちます。自分もアウェイではゴール裏で声を出すのが基本ですから、「ああきつそうだな」と思わず同情してしまいます。普通のコールと違って、当たり前のことながら一音一音音の高さを調節しなければなりませんから、声帯の疲労は相当なはずです。「選手に俺らの気持ちを見せてやろうぜ」という気概はかいます。しかし、パワーの衰えは目を覆うばかりで、選手をピリッとさせる力はもやはないと思われます。アウェイはその辺がけっこう上手で、パワーの衰えを敏感に察知して、普通のコールに切り替えてくれることが多いようです。(アウェイもホームのようになったら私の喉の力ではとてももちませんからゴール裏引退ですが、幸い今のところ引退はけっこう先のことになりそうです) 最後に3ですが、ホームでは札幌コールやコンサドーレコールが少ないですね。一番声が出るのに、もったいないです。 長くなりました。 もう一つ、選手の深層心理に働きかけ、選手の動きに影響を与えられる応援があるのではないか、と考えているのですが(なんの科学的根拠もありませんが)、それはいずれまた、ということにします。
posted by オフ |22:56 | コンサ | コメント(4) |
2006年05月07日
水戸戦のこと&モロッコの思い出
さてさて、昨日は笠松競技場へ行っておりました。東京から行くとそれほどの距離は感じないのですが、さすがに札幌から行くと遠いですね。5日は札幌で夜まで仕事だったので当日の移動となったのですが、飛行機を降りて、上野へ移動、常磐線特急に乗って、水戸から競技場までのシャトルバスに乗って、結局、千歳空港を出発してから5時間を要しました。 そうまでして行ったのにも関わらず、あの結果です。疲れました。締め切り間近の仕事があったので、帰宅してから机に向かい、さらに疲れが増幅。行かなきゃ良かったと一瞬思いましたが、ほんの一瞬だけでした(笑 もう、ついていくしかないのですから、あのチームに。仕方がないです。もともと阪神ファンですから、チームに裏切られることにも慣れっこですしね。 ということで、今日はすっかり気持ちも切り替わっております。切り替わりついでに、予告しておりましたモロッコ旅行の写真のアップを開始することにしました。とっても不思議な面白い国です。機会があったら是非、という国です。僕は物好きにも3度も訪問しています。 第1弾は世界遺産にも登録されているアイト・ベン・ハッドゥという村。オート・アトラス山脈を越えて内陸に入っていったところにあるワルザザートという街から30キロ余りのところにあります。 川のほとりにある丘の斜面を利用して作られたアイト・ベン・ハッドゥ村。クサルと呼ば れる要塞化された村です。 村の中の一般公開されている家からの眺め。家々は日干しレンガで作られています。 たぶんアーモンドの花です。