2006年05月23日
応援について考たこと
応援について考えたことの続きです。 今回もまず、今年のサポーターズ集会での平川さんのお話を紹介させていただきます。 「よいプレーに対しては拍手・声援などを送ってくれると選手も乗っていきます。なので、サポーターの皆さんにはサッカーを知ってもらいたいです」というようなことを話していました(正確ではないかもしれません)。 大勢の人の前で話をしたり、パフォーマンスをしたことのある方ならばおわかりになるかもしれませんが、話し手・演じ手てのパフォーマンスは聴衆・観客の反応によってさらに向上することが多いと思います。これはたぶんサッカー選手にもあてはまり、自分たちのよいプレーで観客が盛り上がれば、さらにノリノリになって、より一層よいプレーをできる可能性が広がるのではないでしょうか。むろん観客の反応も応援同様、雰囲気が伝わっているだけなのだと思いますが。 ドームや厚別でコンサの選手がよいプレーをして盛り上がるのは、当然のことながら、コンササポです。相手選手がよいプレーをしても盛り上がりません。自分たちがよいプレーのときにワーッと盛り上がり、それに背中を押されて選手はさらに頑張る。そういう流れを作ることができれば、ゴール裏とは別の席の人たちもチームの勝利に貢献できるのではないでしょうか? そして意外と大きなホームアドバンテージとなるのではないでしょうか? チャンスの時に盛り上がるのは当たり前です。ちょっとしたよいプレーでも盛り上がる。そこがポイントのような気がします。 一方、コンサの選手にマイナスに作用する観客の反応もあると思われます。ため息、野次などがそうでしょうか。たとえば、あるアーティストがコンサートを行ったとしましょう。当然、そこに集まる聴衆の多くはそのアーティストが好きな人たちです。しかし、その聴衆がまったくの無反応だったら(サッカーとは違いため息、野次はありえないでしょう)、そのアーティストのパフォーマンスは最低のものになるでしょう。「プロなんだから観客にいいものを見せろよ」という人もいると思います。確かに一理ありますが、演じる側も人間ですから、そうもいきません。 コンサの勝利を願うサポならば、選手のパフォーマンスにマイナスに作用する行動はつつしみ、プラスに作用するような行動に努めるべきではないでしょうか。 よく阪神タイガースの応援は、相手チームに「勝っていても負けているような感じにさせる」と言わせます。しかし、サッカーは野球のように攻守がはっきりと分かれていませんから、常に両チームの応援が入り乱れており、選手に応援がよく聞こえていないとすると、応援にも工夫が必要な気がします。では、どういう工夫が考えられるか。それは、ずばり、ワンパターンの応援です。 実は、アウェイの応援はかなりワンパターンで、たとえば、耐えなければならない状況では、歌を歌っているとき以外は、ほとんど「サッポーロ、ドンドンドン」なのですが、これが意外と効いているような印象です。歌ではないので声量もかなり出ます。 ワンパターンのため、「サッポーロ、ドンドンドン」=「ここはは耐えるところ」という感じで、選手の意識の深いところと結びついているのでは、と思ったりしてます。科学的根拠はまったくないのですが。 ですから、今年から攻勢のときにやるようになった、速いリズムの太鼓も、ずっと繰り返しているうちに効果的なものになっていくのではと思ったりしています。もちろん科学的根拠はまったくないんですが。
posted by オフ |20:31 | コンサ | コメント(0) |
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