2023年02月21日
旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-パリ
ジョージア6日目の朝、タクシーで空港へ向かう。 タクシーは前日のうちに朝6時に来てもらえるようホテルのレセプションにお願いしておいた。 荷物のパッキングをしていると、モーニングコールをお願いしたわけではないのに、ホテルの人が部屋のドアをノックしてくれた。5時40分を少し回っていた。寝坊しているんじゃないか?という少し心配性なサービスをうれしく思う。 5時50分すぎ、レセプションに行ってみるとすでにタクシーは待機していた。 すぐに空港に向けて出発し、6時15分には到着。来た時の印象ではもう少し距離があるのではと思っていたが、それは路線バスで移動したせいだった。 6時半、出発の2時間半前にチェックイン開始。 9時に出発した便は11時40分、パリ・シャルルドゴール空港到着。 エア・フランスのブランケット。最初、なんて派手な色だろうと思った。 荷物入れの所の色に注目。ブランケットと同じ色だ。写真には写っていないけれど、エコノミークラスとビジネスクラスの客室を分けるカーテンの色も同じ。さすがファッションの国の航空会社だ。 シャルルドゴール空港からはロアシーバスでオペラガルニエまで移動(13時ころ出発、オペラガルニエには13時50分ころ到着)。 けっこう空腹だったが、腹具合もあって汁物が食べたかった。パリで汁物といったら、ベトナム料理屋でフォーか日本のラーメンだが、確かオペラガルニエには”ひぐま”というラーメン屋があったはず。 あてずっぽうに歩いているとめざす”ひぐま”は見つかったが、昔とは違いとても大きな店になっていた。 味噌ラーメンを食べた後、予約していたホテルへ移動。 ホテルが並ぶ通りの入口。 並んでいる建物はすべてホテル(だと思う)。 これから観戦するのは、日本vsアルゼンチンの試合でキックオフは18時。チケットは4月初めに購入。 スタジアムまでの所要時間が今一つ読めなかったので、安全策をとって、16時前ホテルを出て地下鉄9号線で試合会場のパルク・デ・プランスへ向かう。 16時20分、スタジアム最寄りのPorte de St-Cloud到着。ちょっと早すぎた。キックオフ1時間前くらいに到着できればと思っていた。 地下鉄駅からスタジアムへの道沿いにあった店。アルゼンチンvs日本ほか、グループリーグの対戦国を表記したマフラーが売られていた。 スタジアム入り口近く。この後、3回のセキュリティチェックを受け入場。エックス線検査機はなく手作業によるチェックだったが、寒さ対策(パリは緯度が高く朝夕はけっこう冷えるので)にと思って持って行った、ドーレくんが描かれたフリースのブランケット(ドームで来場者に配布されたもの)が入念に調べられた。大会公式スポンサー以外のロゴがでかでかと書かれていたらまずい、ということだろうか? 入場しました。キックオフ1時間半前だがガラガラ。席はバックスタンドの2階にとった。雨が降っても問題がないので。ちなみにこのスタジアム(パルク・デ・プランス)は「もともとは自転車競技場として設営された。収容人数は48,527人で、1974年以来パリ・サンジェルマンFCのホームスタジアムとして使用されている。……5万人収容という程よい大きさと交通の便のよさのためか、パリSGは現在もスタッド・ド・フランスに本拠地を移転せずパルク・デ・プランスを使用し続けている。」(ウィキペディア) 対戦国と試合日付きのカップ。これが欲しかったのでけっこう肌寒かったがコーラを購入。このカップはお土産用ということなのか、コーラはペットボトルのまま渡された。お蔭でベトベトにならずに済んだが、この運営でよかったのか? これは帰国後撮ったものだが、スタジアムで撮っておけばよかった。 ピッチ内練習。 選手整列。 ベンチ前で円陣。 試合は日本が終始押していたが0-0の引き分けに終わった。この結果にはアルゼンチンチームは大喜び、対して日本の選手たちは浮かない表情。写真はバックスタンドの観客に挨拶する日本チーム。 帰りがけ、空がいい感じだったので、1階席から1枚。20時くらいだったが、まだこの明るさ。 ピッチに近いところからもう1枚。 スタジアムは空席が目立っていたが、帰りの地下鉄駅はかなりの混雑していて、ホームへの入場制限も行われていた。フランスのリーグ戦の時はどんな混雑になるのだろうか? しかし、割とすぐに入場でき、ホテルに向かうことができた。 ホテルに戻る道すがら通りから見えたサクレ・クール寺院。 まだ腹具合が不安なので、夜はマックでポテトをかじるだけにしておいた。写真はマックの席から撮ったもの。 翌日、パリ市内を散策した後、帰国の途についた。
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2023年02月20日
旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-ジョージア観光(3)
ジョージア5日目、この日は朝から腹がゆるくで仕方がなかった。早い話、軽い下痢である。やはり昨日の大量のアイラン(ヨーグルトドリンク)が悪かったようだ。 この日の目的地はロシアとの国境近くにあるツミンダ・サメバ教会。 マルシルートカでジョージア軍用道路という道をカズベキまで移動して、そこからタクシーで行くつもりだったが、腹具合を考えるとちょっと無理そうだ。ということでタクシーを雇うことにした。 メトロでカズベキ方面への交通の起点になっているディドゥベ駅まで行って、タクシーが固まって停まっている方に歩いていると、運ちゃんに声をかけられた。予定通りだ。ただ、トビリシとカズベキの往復(途中観光付き)の相場というものがわからない。 10人くらいで行くのであろうトビリシ発のカズベキ観光のツアーの料金がだいたい1人50ラリから60ラリ。客が4人しか乗れないタクシーで行った場合、一人当たりの料金は割高になるはずで、仮りに1人70ラリとすると4人で280ラリ(つまり車1台280)なので、250ラリくらいで妥結できれば交渉としては成功だろうと考えて運転手のおじさんと話を始めた。 最初ダメモトで「200」と言ったが、全然取り合ってもらえず、結局、300ラリになりそうな感じで、そんなにラリを持ち合わせていないので両替できる場所を教えてくれというとユーロでも大丈夫だという。 300ラリだと95ユーロくらいだったが、ためしに「80ユーロ(約250ラり)でもよいか」と聞くと「OK」だという。ということで、当初の目論見通りの金額で妥結。ただし、相場を全然知らないで交渉しており、とても高かったのかもしれない。 タクシーのチャーターなので、もちろんカズベキへ行く途中の名所にも寄ってくれた。 途中、運転手のおじさんは自分の朝食としてだろうか、パンを買ったとき僕の分も買ってきてくれた。こうしたサービスはとてもうれしいものだった(有難迷惑に感じる人もいると思うが、途上国っぽさが残っていて自分には好ましく感じられた)。ただ、何せ腹がゆるい。腹具合が悪いというジェスチャーをして丁重にお断りした(後から翻訳アプリを使ってロシア語の「下痢」という単語を示して理解してもらった=旧ソ連なのでロシア語が通じる)。 ジンヴァリ貯水湖とアナヌリ教会。マルシルートカでカズベキに直行していたら見られなかったので、体調を崩したのはよかったというべきか? アナヌリ教会。 アナヌリ教会の前で出会った牛の群れ。 水の色が異なる川が合流する地点でも車を止めてくれた。そこそこ有名な観光地らしい。 カズベキの街から坂を登ったところにあるツミンダ・サメバ教会(ディドゥベ駅から4時間弱で到着)。駐車場から教会とは逆の方向の斜面を登っていった。多くの観光客は車を駐車場には停めず教会の近くに駐車するので、せっかくの景色が台無し。 教会の方へ向かう。しかし、このあたりで腹具合がおかしくなってきた。トイレには列ができており、かなりピンチだったが、ロシア人(だと思う)のおじさん・おばさんたちが、ピンチなのを察してくれたのか譲ってくれて事なきを得た。(トイレはとても汚かったが、長く途上国を旅してきたので、まあ、こんなものかという感じ) トビリシに戻ってきました。上の写真はメトロのエスカレーター。「果てしなく地中に潜っていく感」を感じてもらえるだろうか? エスカレーターのスピードはとても速い。
posted by オフ |21:20 | 旅 | コメント(0) |
2023年02月19日
旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-ジョージア観光(2)
ジョージア3日目の朝6時5分、定刻通りズグディディ到着。 ズグディディ駅。 これから行くのはウシュグリという、ジョージア最高峰のシュハラ山(5193m)の麓にある小さな村。 実は山を見るのも好きで(山登りはしません)、旅の目的地をジョージアにしたのはウシュグリ村とそこから見える山の風景が美しかったからなのだ。 しかし、ウシュグリへのアクセスはそこそこ不便で、ズグディディから直通する交通機関はなく、マルシルートカ(乗り合いのミニバス)で3~4時間かけてメスティアに移動し、そこからさらにマルシルートカで2時間かかる。旅行期間が短いうえに、最後にパリ行きの予定をふっ付けたので、この日はウシュグリまで行って観光して、メスティアに戻って1泊、翌日、トビリシに戻るというタイトな日程になった(ウシュグリに泊ると翌日トビリシに戻ることができない可能性がある)。 ズグディディ駅前ではうまい具合にメスティア行きのマルシルートカが客待ちをしていた。 マルシルートカに同乗したのは、ドイツ人女性2人組、列車で一緒になった日本人男性、そして僕である。 メスティアまでの運賃は20ラリ。しかし、出発してすぐにドライバーがウシュグリ行きのセールスを始めた。 メスティアでウシュグリ行きの車を探す手間が省けたのでラッキーである。運賃はメスティアから往復で40ラリとのこと。こちらの回答はもちろんOK。 10時ころメスティア到着。 さあウシュグリに向けて出発と思っていると問題発生。メスティア、ウシュグリ往復で40ラりなのだが、メスティアに戻って来なくても往復する運賃と 同じということに納得のいかないドイツ人2人組(ウシュグリに泊ることになっている)がほかの車をさがすと言い出したのだ。納得がいかないのも道理 だが、どうやらこのルートの運賃設定が皆そうなっているようで(片道をカラで走って何も稼げないリスクを負わせないということか?)、結局、他の交 通手段を見つけられなかったドイツ人2人組が折れた。 僕はその間、この日泊ることになっているホテルに行き大きな荷物を預けることができたので、この出来事はラッキーではあった。 11時過ぎ、中国人カップルを加えて出発。 しかし、車の調子が悪い。オーバーヒートの連続なのだ。頻繁に停車して冷たい水を補給するのでなかなか進まない。 13時40分ころ、何とかウシュグリ到着。車の調子がよければ13時には着いていたはずだが。運転手のおじさんは帰りは15時40分出発だと言っている。2時間しかないではないか。同乗の皆はここで一泊してトレッキングを楽しむとのこと。 山が綺麗だ。晴れてくれてよかった。 とてものどかな感じ。 塔が立ち並ぶ風景はこの地方特有のもの。 だいぶ集落から離れたところまでやって来た。建物はラマリア教会。 15時30分、約束の時間が近づいて来たので車の所へ行く。もう2人客がいるらしいとのことで少し待つが、結局は現れず。帰りの客は僕一人ということになった。 16時に出発。エンジンのオーバーヒートが気にかかるが、帰り道はトラブルもなく進行。メスティア近くでロシア人ハイカー6人を拾い、17時40分ころメスティア到着。 ジョージア4日目。 メスティアの朝。朝日を浴びた山が綺麗だった。 メスティアはこの地域の観光の中心でトビリシ行きのミニバスも運行されており、8時発の便に乗車。 メスティアを出発してからしばらくは山を眺めながらのドライブだった。 17時ころトビリシ到着。 トビリシ旧市街。山の上に見える城は初日に行ったナリカラ要塞。 この日の夜は何を食べるか迷った末、トルコ料理屋に入り、アイラン(トルコのヨーグルトドリンク)を飲みながらドネルケバブサンドをかじったが、アイランのボトルが大きすぎた。何と500ミリリットルのペットボトル入りだったのだ。大量のアイランを飲んだせいだと思うが、翌日はお腹がゆるすぎて往生することになる。
posted by オフ |20:59 | コメント(0) |
2023年02月14日
旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-ジョージア観光(1)
ジョージア観光(1) (トビリシ到着日)ホテルで一休みした後、街歩きに出た。上の写真はルスタヴェリ通りに沿った歩道。 街を見下ろす高台にあるナリカラ要塞から。写真中央やや右寄りにある巨大な教会は、ジョージア正教の総本山ツミンダ・サメバ大聖堂。 要塞近くにあるジョージアの母の像。 ナリカラ要塞から歩いて旧市街へ下って行った。とんがり屋根はベツレム教会だったか? ベツレム教会の近くで出会った猫(ちなみにジョージアでは犬の方がだいぶ多かった)。 ジョージア2日目は、まず古都ムツヘタを観光。 ムツヘタにはジョージア最古といわれるスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂があり、これがメインの目的地。 トビリシ駅最寄りのヴァグズリス・モエダニ駅からメトロに乗りディドベに移動。ここの駅近くからムツヘタへ向かうマルシルートカ(ミニバス)が頻発していた。 スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂。ツアー客で賑わっていた。 大聖堂ではミサか何かの祭儀のため、内部の見学が制限されていたので、いったん外へ出て、ムツヘタを流れる川の河原まで行ってみた。写真はそこにあった十字架。後ろの山の上に見えるのはジュヴァリ聖堂。 昼食はジョージア風ジャーマンポテトともいうべきオジャクリを選択。これは豚バラ肉とジャガイモと玉ねぎが使われていたが、最後にのせるパクチー多すぎ。自分はパクチーはまったくダメというわけではないが、パクチーが勝ちすぎだった。そういえば前日食べたジョージア風小籠包ともいうべきヒンカリにも大量のパクチーが入っていた。個人的には、もうちょっと抑えてくれると美味いのにと思う。 時間をつぶしているうちに大聖堂内部の見学の制限が解かれた。画像が暗くてわかりにくいが、大きなキリストの肖像が描かれている。 トビリシに戻ったあと、もう少し街歩きをして、あとは駅で時間つぶし(途中ホテルで荷物をピックアップ)。 アゼルバイジャンのバクー行の列車。 トビリシ駅の構内。駅舎の写真も撮っておけばよかったか? 駅の電光掲示板。これではまったくわかりません。 これならばわかります。これから乗る列車は上から5番目にある、21時45分発の602列車(ズグディディ行き)。 発車を待つズグディディ行きの列車。同じコンパートメントで日本人旅行者と一緒になった。
posted by オフ |22:18 | 旅 | コメント(0) |
2023年02月11日
旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-リーガ(ラトビア)
<成田~ヘルシンキ~リーガ~トビリシ> 成田9時50分発のフィンエア便(JALとの共同運航)で出発。13時30分ころヘルシンキ到着。 ヘルシンキからは16時10分出発の便に搭乗し、17時30分すぎにリーガに到着。 リーガの天気は快晴。季節的にも緯度的にもまだ昼間。成田からのフライトの疲れもほとんど感じられなかったので、当初の予定通りリーガの街に出ることにした(トビリシ行き出発までの乗り継ぎ時間が5時間半くらい)。荷物はいつもと同じ30リットルのバックパック一つ(※)だし背負ったまま歩いても構わない。 (※)自分は1週間の旅でも3週間の旅でも、ある時期からmont-bellの30リットルのバックパックを使っている。サブバックとしてショルダー・バッグを持っていくが、そのショルダーもバックパックに押し込んでしまえる程度の荷物しか持たない(荷物スペースの少ない機材に搭乗する場合1つにまとめてしまう)。旅の最中の洗濯が前提なので着替えは最低限。荷物が重くなるのも避けるため、ガイドブックは必要な頁を切り取って持っていくことも多い(『地球の歩き方』は切り取りやすい製本で助かる)。荷物を極力減らすわけだけれど、安いホテルに泊ることも多く、シャンプーなどが備えられていない場合もあるので小さなボトルに入れたシャンプーを(セキュリティチェックの際に必要なジッパー付きの透明な袋に入れて)、ホテルの部屋でインスタントコーヒーなどを飲むために投げ入れ式の電気ヒーター(投げ入れ式のヒーターって何?という人も多いと思いますが)、スティックタイプのインスタントコーヒー、保温機能のあるステンレス製のマグカップなどなど、一定レベル以上の旅をしている人には必要のないものを持っていくので、それらにTシャツ2枚くらいのスペースは使っている。滑稽なほど細かい話だけれど、それくらい色々考えて荷物の内容を決める。 余計なことを長々と書いてしまいました。話を戻します。 リーガで到着口を出ると幸いすぐに荷物の一時預かりがあった。ということで、バックパックを預け、空港の売店でバスのチケット(2枚:1枚は空港に戻るためのもの-市内でバスチケット売り場を探して時間を食うのを避けるため~こういう細かいところが重要になる場合がある)を購入して市内に出た(所要30分くらい)。 聖ペテロ教会。高さは123mもあり、72mのところまでエレベーターで昇ることができるとのこと。 奥の建物は聖ヨハネ教会。 ドゥァマ広場(だと思う)。 リーガ大聖堂。 右の建物はブラックヘッド会館。左奥の塔は聖ペテロ教会のもの。 まだ時間的には余裕があったが、以上でリーガ旧市街の街歩き終了。 定刻の23時05分リーガを出発したエア・バルチック機は、午前3時30分、定刻通りトビリシに到着。 入国の手続きはあっさり終わり、到着ロビーのベンチで時間つぶし。予約したホテルは小さなホテルで24時間オープンというわけでもないので、市内行きのバスが動き出してから行動しようというわけ。 両替所の列が途切れたのをみてジョージアの通貨ラリを確保。100ユーロが309ラリになった。1ラりはだいたい40円見当か? 7時少し前、バスが見えたのでターミナルを出てみる。始発なのかどうかわからないが(もしかしたら見逃していたかも)、そろそろ市内に向けて動き出してもよいだろうと判断してバスに乗り込む。 しかし、ここで問題発生。僕が持っている一番少額のコインは1ラりだったが、バスの運賃は0.5ラリで、車内の券売機はお釣りが出ないつくりになっているのだ。 車掌ではないが、バス会社の職員みたいなおばさんがいて、彼女に1ラリコインを見せて「これしかないんだけれど」という素振りをみせると、空港で両替して来いというジェスチャー。そこで空港の売店で両替をお願いすると0.5ラリコインはないという。 実はこのとき同じ状況に置かれていた外国人観光客が1人いて、彼と両替に走ったのだが、結局、0.5ラリコインはゲットできなかったので、1ラリをそのおばさんに渡すと、それを券売機に入れた。そうするとチケットが2枚出てきて、1枚を横にいる彼に渡せというジェスチャーとともに「どうだこれで解決だ」という表情。しかし、横にいる彼と僕は何の関係もないのだ。まあ、たった0.5ラリ(20円くらい)だからどうでもよいのだが、チケットを手にした彼、僕に1ラリコインを渡してきた。いらないと断ったが強めに渡してきたので結局受け取った。ということで、市内までの交通費は見知らぬ旅行者におごってもらうというかたちになった(彼は荷物を持っていなかったので、知り合いの見送りか何かで空港に来たのか?)。 7時に出発したバスは普通の路線バスで途中から通勤客が多くなってきた。 7時50分ころトビリシ中央駅前に到着(件の彼は途中で下車した)。 ホテルへ行くには、まだ早い。ということで、翌日の乗車予定のズグディディ行夜行列車のチケットを購入することにした。 最初、チケット売り場の窓口が行先別かもとか、当日と前売りが分かれているのかもとか思って客の様子を見ていると、番号札発券機から番号札を取り出し、チャイムとともに各窓口の上に表示される番号を見てそこへ行くことがわかった。 番号札を取ってしばらく待っていると、チャイムがなり自分の番号が、ある窓口の上に表示されたので、その窓口の人に「明日のズグディディ行きに乗りたい」ということと1人であることを伝えた。外国人観光客の対応には慣れているようで、思ったより簡単に列車のチケット購入完了。ファーストクラスで36ラリ、日本円で1500円もしない額である。 鉄道チケット購入後、予約しておいた駅近くのホテルに行ってみた。 まだ、9時前で当然部屋は使えないだろうから、とりあえず荷物をあずかってもらおうと思って行ってみると、何と部屋が使えるというではないか。ラッキーだ。何せほとんど寝ていないので。ということで、部屋で一休み。
posted by オフ |21:04 | 旅 |
2023年02月09日
FIFAからのメールと2019年の女子ワールドカップ・フランス大会
上の画像は割と最近FIFAから送られて来たメールのスクリーンショット。 FIFAの表彰候補をチェックして投票してね、という感じのメール。 FIFAからのメールは、昨年のワールドカップの準々決勝あたりから急に来るようになった。 なぜだろうと思ったが、どうやら2019年に女子ワールドカップの試合を見に行った際に、メールアドレスを登録して(チケット購入のため)、いろんな情報を受け取るため、メールを送ってもいいよ、ということにしていたようだ。 しかし、ワールドカップの宣伝ならば、カタール大会の情報もおととしとかから送ってきてもよさそうなものだが、なぜ、準々決勝から突然、送信してきたのか? カタール大会のチケットは宣伝せずとも売れるので、2023年の女子ワールドカップのプロモーションということで、2019年に観戦に行っている人のデータを利用してメールを送り出したのかもしれない。 メールの配信を停止してもらうことも可能なのだが、今はちょっと様子をみている。 さて、長々とFIFAからのメールのことを書いたが、2019年にフランスで開催された女子ワールドカップを見に行ったときの旅行記みたいなものの導入部にしようというわけである。 女子ワールドカップ観戦が目的だったわけではない。最初はいつもの海外旅行とおんなじ感じでと考えていた。 目的地はジョージア。ジョージアは以前グルジアと呼ばれていたが、グルジアはロシア語由来の呼び方で、反露感情から英語由来の呼び方であるジョージアへの変更をジョージア政府が各国に求めて、日本でもジョージアと呼ぶようになった。 ジョージアにはかなり前から興味を持っていて、ユーラシア陸路横断の様々なルートを通りたいと思い、中国-カザフスタン-ウズベキスタン-トルクメニスタン-アゼルバイジャン-ジョージア-トルコというルートに興味を持っていた。そして、実際、カザフスタン-中国の旅は実行、アゼルバイジャンからトルクメニスタンに入り、陸路ではないが、カスピ海を渡ってアゼルバイジャンに入るというルートにもチャレンジした(しかしウズベキスタンのタシケントでのトルクメニスタンのビザ取得に時間がかかりすぎることがわかり、カスピ海横断は断念してタシケントから飛行機でアゼルバイジャンのバクーに飛んだ)。 ところで、2019年の前半当時、その何年か前からの流れで、1週間(以内)は東京、次の1週間ないし2週間は札幌という生活をおくっていた(最近の記事で書いている通り親が生活のさまざまな点で助けが必要になっていたため)。 東京の1週間の部分をジョージア旅行にあてようということで計画をねっていた。そのとき、女子ワールドカップの開催地はフランスだ、うまく組み合わせれば1試合くらい見てこれるかもと思って日程を調べてみると、何とかなるかもしれないという感じになってきた。 しかし、ネックは、行き、もしくは帰りにフランスに寄るとなると、1週間という日数では足りなくなってしまうことだった。 結局、札幌に帰ることができない期間が若干長くなるので、身内で調整して日程を確保した。 ジョージアの首都トビリシへのアクセスはトルコ航空を利用すると便利。しかし、例によってJALの利用を優先したいので、成田→ヘルシンキ(フィンランド)→リーガ(ラトヴィア)→トビリシ(ジョージア)というルートを選択。リーガまではJALの正規割引運賃で、リーガからトビリシへはエア・バルチックを利用。 帰りは、フランスで女子ワールドカップで日本チームの試合を観戦するため、トビリシ→パリ→羽田というルートを選択。トビリシ→パリ間はエア・フランスがサッカー観戦(18時キックオフ)にぴったりの便を飛ばしてくれていたので、迷わずそれを選択した。 ということで、2019年6月の旅行記を書き始めたが、いつフランスに着けるかはわからない(ここサポーターズ・ブログではサッカー以外のネタはあまり需要ななさそうだけれど、いきなりパリに到着しましたという感じにはならないことをお断りしておきたい)。 ちなみに、しばらく放置してきたこのブログですが、すでに書いた通り、今年はスタジアムへ行って昔からの知り合いに会える感じではないので、昔からの知り合い方々に生存を確認してもらおうと思って最近になってちょっと書き出しました。たぶんアカウントは持っていても離れてしまった人、最近SNSの方が中心でサポーターズブログはちょっと。。。という人が多いと思いますが、たまにのぞいている方もいそうなので。。。
posted by オフ |22:17 | 旅 |
2023年02月07日
5類変更に伴う航空会社の対応とチーム移動時の感染対策
定期航空協会が6日、政府が新型コロナウイルスの感染症法上の分類を5類にすることをうけ、利用客に要請してきたマスク着用を求めない方針を決めたとのこと。 こんなとこに何かを書いたからといってどうにもならないのはわかっているが、気にかかるのはチームが移動する際の感染対策。 航空会社がマスク着用を求めなくなっても、おそらく多くの乗客はマスクをはずさないのではと思われる。しかし、確実にマスク非着用の乗客は搭乗するので、以前より感染リスクは上昇する。搭乗時、降機時は飛行中みたいに十分な換気が行われないという話もあるし(JALは安全のためちゃんとやっているんだったか? すみません未確認です)、飛行中でもマスク非着用の感染者が近くにいたら感染リスクはかなり上がるだろう。 1人感染するとあっという間にチーム全体に広がってしまう。軽症、無症状が多いとはいっても、後遺症の恐れもあるし、軽症ではあっても高熱、咳、のどの痛みに苦しむ者が出る可能性もある。ミシャはそこそこ高齢だし。 感染リスクを減らすには高性能マスクをすき間なく着用するくらいしか方法がないと思われるが、コンサには、移動時、チームとして高性能マスクをすき間なく着用するということを徹底してほしい。
posted by オフ |21:32 | コンサ |
2023年02月02日
コロナ禍の介護生活(2)
少し前にコロナ禍の介護生活と題して記事を書いた。 医療に従事する人たち、介護事業に従事する人たち、家庭で介護をしている人たち、接客業に従事している人たちは大勢いて、それぞれ感染対策は色々だろうと思うが、かなり生活に自己規制をかけているのではないだろうか? 親戚に医療従事者がいるのだけれど、ずっと帰省もせず(できず)にいて、この正月、3年ぶりに会えた(年始の挨拶でちょっとだけ-もちろんお互いマスク着用で)。 ちなみに、自分の場合は限りなくゼロ・コロナをめざしている。傍から見ると滑稽と思われるほどかもしれない。 ・基本外食はしない。 ・スーパーにはすいているとされている時間帯に行く。 ・感染拡大期にはデパートへは行かない(たまに食料品売り場に行くが混雑していることが多いので)。 ・ラッシュ時に公共交通機関には乗らない。ちなみに札幌地下鉄は窓をちゃんと開けてくれているので、割と安心感があるーたまに東京に行く必要があるのだが、向こうの人はかなり無頓着で窓が開いていない場合もあって怖いーということで人の多い区域ではシェアリング・サイクルを利用することもしばしば) ・高校生の帰宅時間帯の地下鉄は避ける(学校が感染源となることが多いので)。 ・札幌・東京往復は人の移動の少ない時期・時間帯を選んでいる(飛行機は比較的安全とされているが念には念をということ)。 ・2020年の1月を最後に床屋・美容室の類には行っていない(スーパースプレッダー的な人が客のなかにいたらということを恐れて)。そのため髪が伸び放題で後ろで縛っている(ウソです)。散髪用のハサミを購入して、2か月に1度くらい自分でカットしている(ハサミと髭剃り用のカミソリを併用、けっこう上手になったので、本当はスタジアムで昔からの知り合いに見せて「自分でやっているとは思えないでしょう」と言いたいー笑)。 ・仕事は介護生活のためコロナ禍前からアーリー・リタイアメント状態(それが可能な状況なのはラッキーだった)。ちょっとだけ引き受けていた仕事は自宅でできるもののみにしたので感染対策を考える必要はほぼない。 こんな生活をしているのだが、今年も色々と調整して、何回かはスタジアムへ行きたいと思っていた。 しかし、どうやらあきらめざるを得ないようだ。 Jリーグが来場時のマスクについて、「着用」から「携行」に緩和し、声出し応援をする場合、会話をする場合は着用、だたし2m以内に人がいない場合は着用の必要なしと、必ずしも着用は必要がないとしたからである。自分はもちろんマスクをはずすわけがないのだが、高性能マスクをつけていても、完全にすき間なしで着用できる自信はない。 何かJリーグに観戦はあきらめてくださいと言われたような気分だけれど、クラブやスタジアム管理者が引き続き入場時のマスク着用を求めた場合、一部の客から「政府がマスクは必要ないといってるだろう」とか抗議され、運営スタッフ、ボランティアが対応に苦慮するということが頻発しそうなので致し方ない面もあると思う(エアロゾル感染をなめすぎという気がするが)。結局、政府に観戦をあきらめて下さいと言われたというわけか(溜息)。。。
posted by オフ |22:50 | 雑 |