2018年07月04日
「海のボールパーソン」と「福島の勇者」
J1の試合がなく、とても”暇”なので、30日・1日と前々から行きたいと思っていたスタジアムへ行ってきました。 まず、30日は北九州へ。 羽田を飛び立ってしばらくは、まずまずの天気。 しかし、北九州空港上空では雷雲のため、しばらく着陸できず。 ミクニワールドスタジアム(ミクスタ)。スタンドの傾斜もあり見やすいです。 さっきまで降っていた雨はなんとかやんでくれました。 それにしても、アクセスの良さは抜群です。新幹線の停まる駅から徒歩10分もかからないとは! 席はメインスタンドの上段にしました。バックスタンド以外は屋根があるのですが、席は若干濡れている場所もあり、それを拭くための雑巾が用意されていました。 この日の試合相手は鳥取。雷雨があったため、キックオフは1時間半遅れとなりました。 バックスタンドの向こうは海で、その後ろの山にはまだ雲がかかっています。 しかし、このスタンドの高さだと、思いっきりクリアしたら海ポチャだろうと思っていると、どこの試合でもあるボールパーソンの紹介の後「海のボールパーソン」なるものの紹介が。 けっこう有名らしいですね(自分はコンサ以外のチームについてはまったくうとくて。。。) 本日の海のボールパーソンの紹介。 後半、ギラヴァンツ攻勢の場面。 そういえば、このスタジアムではホームがメインから見て右側何ですね。小倉駅から近いがわをホームということにしたのでしょうか? ところで、北九州はダビがスタメン、鳥取は内山がスタメンでした。 ダビはサイドでボールを受けて自ら勝負したり、周りを使ったり、大活躍でした。彼の動きのお蔭か池元が動き回って2得点。終了間際には別の選手が得点。結果は3-0で北九州の勝利。 内山は鋭い出足で相手の縦に入れてくるボールをカットしたり、深いタックルでピンチを防いだりよいプレーも見られましたが、最後の1点はキーパーとの連携がやや悪かった感じ。 1日はまず福岡から名古屋(小牧)へ飛びました。福岡-松本便の選択肢もあったのですが、小牧で降りてJRをで名古屋へ移動した方が若干安かったのだろうか? かなり早くから予約したので記憶が定かではありません。 長野に近づいてきました(姥捨駅のあたり)。 午後15時少し前長野駅到着。キックオフは17時。 長野まで来て、善光寺に寄らないのも何なので、大急ぎで長野駅-善光寺を往復(徒歩)。 善光寺。 長野駅16時5分発の列車で篠ノ井へ。篠ノ井駅からはシャトルバスでスタジアムへ。 長野Uスタジアム。ここも素晴らしいスタジアム。 電光掲示板は何とアウェイ席の屋根の上。アウェイの客は見ることができないというすごい作り。ちなみにこの日の試合相手は福島。ところで福島のチャントのなかに、「赤黒の勇者」の「赤黒」を「福島」に変えただけのものが。Jリーグでは同じ曲を使うというのは普通ですが、これはさすがにちょっと笑ってしまいました。これも有名なのですかね。 長野は、岩沼と三上がスタメンです。岩沼はボランチとしてゲームを操る役割(FK・CKともに岩沼がキッカーだったと思う)。三上は右のサイドバック。機を見て思い切って駆け上がることもあり、得点に絡んでくれと思いましたが、それはかなわず。しかし、細かいボールタッチで相手のプレスをかわす場面もあったり守備でみせてくれる場面も。 試合は1-1の引き分け。 帰りのシャトルバスに乗る前に1枚。 ミクスタ、Uスタともにとても良いスタジアムでしたし(長野の方はアクセスがやや不便というのが玉にきずでしたが)、元コンサの選手の元気な姿も見られて収穫の多い観戦旅行でした。欲をいえば、フェホも見たかった。
posted by オフ |23:13 | 雑 | コメント(0) |
2018年07月02日
イタリアで感じた、いつの間にか安い国になっていた日本
この冬というには時間がたちすぎてしまいましたが、イタリア北西部のリグーリア海岸にあるチンクエ・テッレというところに行ってきました(その後、ルッカ、ペルージャを回りました)。チンクエ・テッレとは5つの土地という意味でその名の通り5つの村が並んでいて、その景観で有名。 上の写真はヴェルナッツァという村ですが、カメラの設定をいじって撮ったものでかなり色が強調されています(SNS映え全盛の現在、この手の色を加工した画像がネット上にはあふれているのでしょうか?) 実際は次の写真のような色あいです。 さて、表題の件です。 チンクエ・テッレの南側の入口というようなところに位置するラ・スペツィア駅にあるバール(コーヒーなどの飲み物やサンドイッチなどの軽食などを売っている売店でそこで食べることもできるような店)で、サンドイッチを買いました。 直径15センチくらいの表面がカリカリの鏡餅型のパンを2つにスライスして、そこにトマトとチーズをはさんだだけのもので、値段は4.2ユーロ。現在のレートだと日本円で530~540円くらいでしょうか。 おそらく日本で同じものを540円で売ったら絶対売れないでしょう。おそらく350円か400円が限度では(それでも売れないか?)。 というくらい、今、日本の物価は先進国の中では安いです(とくに食事)。 昼時、700円くらいでけっこうな内容の定食をとることができますし、ワンコインランチなんていうのも珍しくはないです。ヨーロッパで同じレベルの食事をしようと思うと、安くて1200~1300円。2000円もしくはそれ以上であることもざらです。 毎年冬になると、オーストラリアから大挙してニセコ地方にスキー客がやってきますが、(オーストラリアの物価は知らないのですが)彼らにとって日本は物価の安い国で、飛行機代をかけてやってきても、それほど大きな負担ではないのでしょう。(自国で休暇を過ごすより安いのか?) さて、日本の物価が先進国のなかでこんなに安いの原因は、労働者、特に非正規労働者の低賃金にあるのでしょう。 日本って本当に経済大国なのか? 先進国を旅するたびにこうした感覚が強くなります。 今、たいへん多くの外国人観光客が来日しているが、彼らにとって日本の旅先としての魅力の一つが、「安さ」であることは間違いないでしょう。