2006年08月16日
イエメン建築
イエメン戦があったようですが、仕事のため見ていません。 僕にとってのイエメンといえば独特の建築物が残る国。本当に興味深いものがあります。写真は首都サナアの旧市街。 サナアはイエメンの首都で標高2300mの高原にあります。BC10世紀頃にはシバ王国の支配下、商業都市として栄えていた「世界最古」といわれる町です。そのサナアの旧市街は高さ12mの城壁に囲まれ、400年から古いものでは1000年以上前に作られた多くの伝統的な家屋が残っています。家屋の高さは20mから高いものは50mにもおよび、写真ではわかりませんが、窓にはステンドグラスがはめ込まれています。白い模様は、は化粧漆喰で描かれたものです。何かフリーハンドで描いた絵のような建物やその模様、本当に面白いです。人々も伝統的な生活を守っており、なかなか興味深いです。ただ、部族対立が激しく治安が悪いのが難点です。
posted by glwalker |23:05 | 旅 | コメント(2) |
2006年08月07日
山瀬のこと
少し時間がたってしまいましたが、山瀬が代表に招集されました。というこ とで山瀬に関して思うところを少し。。。 レッズ移籍のときのバッシングにはものすごいものがありました。僕も移籍が決 定した際は残念に思いましたが、短い選手生命、そして目指すもの、それを考え 抜いた末の移籍だとすぐに納得することができました。札幌がいやだから、札幌 なんて何とも思っていないからあのような選択ができたんだとは、まったく考え ませんでした。それどころか、札幌のことを思ってくれていて、いつか札幌の力 になってくれるときもくるかもしれないと思ってましたし、その思いは今も変わ りがありません。 実は僕も最初に勤めた職場を割と早くやめています。自分のめざすべきもの を追求するには、環境を変える必要があると考えたからです(ちなみにその あと人生はどんどん思わぬ方向に転がっていき現在にいたっています。北海 道も離れてしまいました)。無責任な行動との批判は甘んじて受けますが、 社会人としての一歩を踏み出させてもらったその職場はやめた後もむしょう に懐かしく、しばらくはもとの同僚のところを訪れていたりしていました。 山瀬は母校北海高校が高校サッカー選手権に出場すると観戦に行くといいま す。それは普通のことと思われるかもしれませんが、山瀬という人間のなか に自分のたどってきた道を懐かしむ、いとおしむ強い気持ちがあることを感 じないわけにはいきません。 根拠のない推測ですが、彼もプロとしてのキャ リアをスタートさせた、そして故郷にあるチームに愛着を感じてくれている と思います。 山瀬が札幌のために何か役に立ちたいと思ったときに戻って来れる環境(いろ いろな意味で)を作っていければよいなあと思ってます。