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2023年02月20日

旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-ジョージア観光(3)

ジョージア5日目、この日は朝から腹がゆるくで仕方がなかった。早い話、軽い下痢である。やはり昨日の大量のアイラン(ヨーグルトドリンク)が悪かったようだ。

この日の目的地はロシアとの国境近くにあるツミンダ・サメバ教会。

マルシルートカでジョージア軍用道路という道をカズベキまで移動して、そこからタクシーで行くつもりだったが、腹具合を考えるとちょっと無理そうだ。ということでタクシーを雇うことにした。

メトロでカズベキ方面への交通の起点になっているディドゥベ駅まで行って、タクシーが固まって停まっている方に歩いていると、運ちゃんに声をかけられた。予定通りだ。ただ、トビリシとカズベキの往復(途中観光付き)の相場というものがわからない。

10人くらいで行くのであろうトビリシ発のカズベキ観光のツアーの料金がだいたい1人50ラリから60ラリ。客が4人しか乗れないタクシーで行った場合、一人当たりの料金は割高になるはずで、仮りに1人70ラリとすると4人で280ラリ(つまり車1台280)なので、250ラリくらいで妥結できれば交渉としては成功だろうと考えて運転手のおじさんと話を始めた。

最初ダメモトで「200」と言ったが、全然取り合ってもらえず、結局、300ラリになりそうな感じで、そんなにラリを持ち合わせていないので両替できる場所を教えてくれというとユーロでも大丈夫だという。

300ラリだと95ユーロくらいだったが、ためしに「80ユーロ(約250ラり)でもよいか」と聞くと「OK」だという。ということで、当初の目論見通りの金額で妥結。ただし、相場を全然知らないで交渉しており、とても高かったのかもしれない。

タクシーのチャーターなので、もちろんカズベキへ行く途中の名所にも寄ってくれた。

途中、運転手のおじさんは自分の朝食としてだろうか、パンを買ったとき僕の分も買ってきてくれた。こうしたサービスはとてもうれしいものだった(有難迷惑に感じる人もいると思うが、途上国っぽさが残っていて自分には好ましく感じられた)。ただ、何せ腹がゆるい。腹具合が悪いというジェスチャーをして丁重にお断りした(後から翻訳アプリを使ってロシア語の「下痢」という単語を示して理解してもらった=旧ソ連なのでロシア語が通じる)。

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ジンヴァリ貯水湖とアナヌリ教会。マルシルートカでカズベキに直行していたら見られなかったので、体調を崩したのはよかったというべきか?

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アナヌリ教会。

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アナヌリ教会の前で出会った牛の群れ。

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水の色が異なる川が合流する地点でも車を止めてくれた。そこそこ有名な観光地らしい。

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カズベキの街から坂を登ったところにあるツミンダ・サメバ教会(ディドゥベ駅から4時間弱で到着)。駐車場から教会とは逆の方向の斜面を登っていった。多くの観光客は車を駐車場には停めず教会の近くに駐車するので、せっかくの景色が台無し。

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教会の方へ向かう。しかし、このあたりで腹具合がおかしくなってきた。トイレには列ができており、かなりピンチだったが、ロシア人(だと思う)のおじさん・おばさんたちが、ピンチなのを察してくれたのか譲ってくれて事なきを得た。(トイレはとても汚かったが、長く途上国を旅してきたので、まあ、こんなものかという感じ)

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トビリシに戻ってきました。上の写真はメトロのエスカレーター。「果てしなく地中に潜っていく感」を感じてもらえるだろうか? エスカレーターのスピードはとても速い。


posted by オフ |21:20 | | コメント(0) |

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