2023年02月19日
旅の終わりは女子ワールドカップ・フランス大会(2019)-ジョージア観光(2)
ジョージア3日目の朝6時5分、定刻通りズグディディ到着。 ズグディディ駅。 これから行くのはウシュグリという、ジョージア最高峰のシュハラ山(5193m)の麓にある小さな村。 実は山を見るのも好きで(山登りはしません)、旅の目的地をジョージアにしたのはウシュグリ村とそこから見える山の風景が美しかったからなのだ。 しかし、ウシュグリへのアクセスはそこそこ不便で、ズグディディから直通する交通機関はなく、マルシルートカ(乗り合いのミニバス)で3~4時間かけてメスティアに移動し、そこからさらにマルシルートカで2時間かかる。旅行期間が短いうえに、最後にパリ行きの予定をふっ付けたので、この日はウシュグリまで行って観光して、メスティアに戻って1泊、翌日、トビリシに戻るというタイトな日程になった(ウシュグリに泊ると翌日トビリシに戻ることができない可能性がある)。 ズグディディ駅前ではうまい具合にメスティア行きのマルシルートカが客待ちをしていた。 マルシルートカに同乗したのは、ドイツ人女性2人組、列車で一緒になった日本人男性、そして僕である。 メスティアまでの運賃は20ラリ。しかし、出発してすぐにドライバーがウシュグリ行きのセールスを始めた。 メスティアでウシュグリ行きの車を探す手間が省けたのでラッキーである。運賃はメスティアから往復で40ラリとのこと。こちらの回答はもちろんOK。 10時ころメスティア到着。 さあウシュグリに向けて出発と思っていると問題発生。メスティア、ウシュグリ往復で40ラりなのだが、メスティアに戻って来なくても往復する運賃と 同じということに納得のいかないドイツ人2人組(ウシュグリに泊ることになっている)がほかの車をさがすと言い出したのだ。納得がいかないのも道理 だが、どうやらこのルートの運賃設定が皆そうなっているようで(片道をカラで走って何も稼げないリスクを負わせないということか?)、結局、他の交 通手段を見つけられなかったドイツ人2人組が折れた。 僕はその間、この日泊ることになっているホテルに行き大きな荷物を預けることができたので、この出来事はラッキーではあった。 11時過ぎ、中国人カップルを加えて出発。 しかし、車の調子が悪い。オーバーヒートの連続なのだ。頻繁に停車して冷たい水を補給するのでなかなか進まない。 13時40分ころ、何とかウシュグリ到着。車の調子がよければ13時には着いていたはずだが。運転手のおじさんは帰りは15時40分出発だと言っている。2時間しかないではないか。同乗の皆はここで一泊してトレッキングを楽しむとのこと。 山が綺麗だ。晴れてくれてよかった。 とてものどかな感じ。 塔が立ち並ぶ風景はこの地方特有のもの。 だいぶ集落から離れたところまでやって来た。建物はラマリア教会。 15時30分、約束の時間が近づいて来たので車の所へ行く。もう2人客がいるらしいとのことで少し待つが、結局は現れず。帰りの客は僕一人ということになった。 16時に出発。エンジンのオーバーヒートが気にかかるが、帰り道はトラブルもなく進行。メスティア近くでロシア人ハイカー6人を拾い、17時40分ころメスティア到着。 ジョージア4日目。 メスティアの朝。朝日を浴びた山が綺麗だった。 メスティアはこの地域の観光の中心でトビリシ行きのミニバスも運行されており、8時発の便に乗車。 メスティアを出発してからしばらくは山を眺めながらのドライブだった。 17時ころトビリシ到着。 トビリシ旧市街。山の上に見える城は初日に行ったナリカラ要塞。 この日の夜は何を食べるか迷った末、トルコ料理屋に入り、アイラン(トルコのヨーグルトドリンク)を飲みながらドネルケバブサンドをかじったが、アイランのボトルが大きすぎた。何と500ミリリットルのペットボトル入りだったのだ。大量のアイランを飲んだせいだと思うが、翌日はお腹がゆるすぎて往生することになる。
posted by オフ |20:59 | コメント(0) |
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