2008年04月26日
2008年4月26日新潟戦@ドーム
不吉な予感…絶不調の新潟にホームでまさかの0-1負け、しかもダヴィが赤紙退場とは。 はっきり言って、勝てました。磐田にホームで勝ち、そして神戸にアウエーで引き分けるという、J1残留狙いの札幌としては理想的な流れになりつつあり、絶不調の新潟をホームで撃破してシーズン早々にJ2降格の引導を渡してしまえるかもしれないという前半戦の重要な節目と思われた試合。 選手たちの動きもよく、前線からのプレスも決まり、決定機も何度かつくれていた。そのうえ新潟のノーアイデア、怖さのまったくない単調な攻めを見ていれば、「そろそろ先制点が入りそうだな」と楽観敵に戦況を眺めていた30分過ぎであった。 なのに、なのに、なぜダヴィがあんなに激昂しなくてはならないの?確かに千代反田がユニフォーム引っ張ったり、なんだりで悪さをしていたんだろうけれど、主審の目前での頭突きはないでしょう。「今日は勝ち点3いただき」と思っていた1万3055人のため息がドームに響きましたよ。 10人になっても、60分過ぎに相手の左サイドからの上げそこないのクロスがゴールに吸い込まれるまでは、何とかなるかなと思わせるほど、新潟はだめチームだった。なのに負けるとは。せめて引き分けに持ち込めなかったか!得られはずだった勝ち点3をライバルに渡してしまい、都合勝ち点差6のダメージだ。あまりにも痛すぎる。 昇格争いの直接対決に敗れて、自動降格圏の17位に後退。ダヴィは赤紙で出場停止2試合とか。同じ昇格組みのサンガ、ヴェルディ2連戦を控えて、ただでさえ得点力不足の札幌にとってエース不在は踏んだりけったりだ。 ダヴィの不用意な退場で引き起こされた敗北は、悔やんでも悔やみきれない。シーズンが進むにつれて、「あの試合で勝ち点1ででも挙げておけば(新潟に勝ち点3をあげておかなければ)…」という思いが募るのでは。そんな不吉な予感が頭から離れない。