コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年09月21日

米子北 決勝トーナメント進出!

高円宮杯 グループリーグ第3戦
米子北高 3-1 浦和ユース (埼玉スタジアム第2)


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前半、浦和ユース攻勢のシーン


残念ながら札幌ユースがグループリーグ敗退となってしまいましたが、同時刻、埼玉スタジアム第2グランドでは、米子北VS浦和ユースのゲームが行われてました。

今年の高校サッカー、イチオシの米子北を見に行ってきました。このチームは間違いなく、この半年で日本一強くなったチームですね。監督の指導が良かったんでしょうね。

相手が浦和ですから、当然ボールは回されます。前半ボール支配率は65:35くらいだったでしょうか?サッカーのスキルは圧倒的に浦和が上でしたが、結果3-1での米子北の勝利というのがサッカーのおもしろいところです。
米子北は中盤で勝てないので、中盤省略のロングボール1発、FW9番が空中で競って、スピードのあるFW11番が相手のスキを突いてシュートというシンプルな戦術です。どのカテゴリーでも力に差があるとそういう戦術になってしまいます。

このチームのいいところはメンタルが強いところ。静学との試合でも目立っていたDF15番、この試合でも「浦和をこわがるなっ」と前の選手たたちを鼓舞してます。守りの時間が長くなっても、なかなか崩れません。
1-1からの後半、引き分けねらいではなく、勝ちに行って2点目、3点目。浦和ユース、まさかの3位通過となりました。負けると思ってなかったでしょうね。前半からあれだけ得点のチャンスがあったのに。

ここで感じるのは、ユースの選手たちの「ひ弱さ」。この試合、既に勝ち点6を取っている浦和ユースは、この日の11時からの試合の結果で決勝トーナメント進出を決めていました。だからといって手を抜いていたとはいいませんが、勝利へのこだわりがあるようには見えませんでした。どんな試合でも勝ちきることを第1にやらないとプロではやっていけないと思います。

今の日本代表がユース出身が減っているという事実は、最近の育成がうまくいっていないことの表れと言われてますから、このゲームは象徴的でした。

コンサユースも例外ではなくて、今大会も前橋育英にリードしていながら追いつかれてしまって、結局勝ち点1に終わってしまいグループリーグ敗退。PK戦で負けた8月の知事杯の室蘭大谷戦でも感じてましたが、メンタルの部分を強くもっていく育成が必要なんじゃないでしょうか。

決勝トーナメント、どこが勝ち進むか楽しみです。


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米子北高、2位通過おめでとう。この試合の米子でのオバチャン、バックスタンドから良く通る声でのコーチング、すごかった。適格な指示を出してて、周りの浦和サポもちょっと感心してた。



posted by suga-go |01:00 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)