2012年11月28日
これを機に
昨日からの大規模停電。 かなり復旧しつつありますが、今現在も登別・室蘭では停電が続いている地域があるようです。 私の住んでいる地域は停電にならずに過ごせていますが、夕べは窓から外を眺めると境目の部分から向こう側が真っ暗でした。 そこは朝の5時過ぎに復旧したそうで、寒い一夜を過ごしたとのこと。 今日は早めに出勤し昨日の仕事を片付けていたら午前10時前にまた停電。 陽射しもあり暖かいので上着を着たまま仕事ができましたが、約3時間電気のない状態で過ごしました。 災害への備えは東北の震災で必要性を感じていたはずなのに、いざこのような状態になるとあまり出来ていないことを痛感します。 特に今は電気が止まると何も出来ない日常になっているとあらためて思いました。 今回の停電でポータブルストーブや電池、カセットボンベは品薄とか。 買い物に行くとカセットボンベの場所に「〇〇時入荷予定」と張り紙がありました。 我が家もあまり買い置きをしないほうですが、乾麺や缶詰、インスタント食品は常備するべきだなと思ったり。 そして停電ではないがゆえテレビでニュースを見ると情報を得ると同時に恐怖心が増すのも感じました。 もちろん電気がつかず困っている人に比べれば恵まれた環境なのですが・・・ 一瞬電気が消える瞬停にビクビクしたりする自分が情けな~。 こんなに情報があふれる社会なのに必要な情報が得られないことに矛盾を感じたりとなんだか考えさせられました。 そんな中携帯電話が役に立つという発見もありました。 大規模災害だとつながらないという場合もありますが、今回の停電くらいの規模だと知人に連絡をとったりするのに役立ちます。 家の電話は家電なので使えなくなりますので。 長男は学校の連絡をすべて携帯メールで受けていて「世の中これでいいのか?」とも思いましたが、一番連絡がとれる手段だったというのが現実なんですよね。 市内を走る広報車も「携帯電話でおかけください」と言ってたくらいですし。 ただしこれも充電が切れると使えないので電源確保の備えは必要です。 そしてストーブ。 灯油のポータブルは持っていませんが、これだとお湯を沸かせるので胆振地区ではこの先買う人が増えるかもしれません。 ただしスタンドも停電で営業できないので灯油の準備も必要となります。 今はカセットコンロで使えるストーブも売ってますね。 それからラジオ。電池式の物。 今はラジオに手回し発電がついてるものもありますが携帯の充電もできるほど発電するのだろうか・・・ ラジオは普段も道路情報や天気情報を聞くのに役立っています。 登別が全域復旧するのは30日頃までかかるとか。 週末は温泉地区も忘年会シーズンなので早い復旧が望まれます。 高校のグラウンドのフェンスが倒壊したり看板や屋根が壊れたり(ウチの物置も)。 最終的に被害が報告されるとかなりのものになりそうです。 みなさんが早く日常生活に戻れるよう願います。