2010年08月01日
室蘭の味
昨日の道新・室蘭いぶり版に「室蘭の人気メニュー再現」という記事が載ってました。 ホテルのレストランの月間ランチメニューで、60~70年代の中央町の味を再現ということで、レシピや調理関係者を探し7品が再現されるようです。 新聞に載っていたのは「洋食ミューヘンのポークチャップ」、「浜町ビアホールのブラックチャーハン」。 私は蘭東地区で育ったので「ミューヘン」は記憶にないのですが、蘭西地区に育ち浜町アーケードに友人がたくさんいた夫にはお馴染みのようです。 お店自体はどちらもすでに閉めてしまっているんですけどね。 「ポークチャップ」は私のなかでは「浜町ビアホール」のイメージです。 ちょっと甘めの味付けで、金属のお皿に乗ってくるんですが一口食べると「この味だよねぇ」とうなる美味しさでしたね。 それといまだに伝説なのが「マスコットのスパゲティー」 お店は10年以上前に閉めてしまったんですが、忘れられない味です。 パスタ屋さんではなくスパゲティーは「スパゲティー」というメニュー1つだけ。(あ、ミートソースもあったかな?すいません記憶があいまい) ほかは「ウインナー」という鉄板に野菜とウインナーを炒めたのが乗ってくるのと、「野菜炒め」が人気メニューでした。 スパゲティーもナポリタンのような味付けで、「何が入っているんだろう」といまだに真似してみるけど辿りつけないですねぇ。 聞いた話では、今回そのフェアで「マスコット」も候補にあがっているようなんですが・・・実現するのでしょうか。 高校生のころ蘭西地区の青果店でアルバイトをしていたので、飲食店へ配達に歩いたこともあります。 当時は珍しい「チンゲンサイ」や「ターサイ」などもバイトで知りました。 贈答用のグレープフルーツを飾りセロファンに包んだり、今では体験できない仕事ですよね。 当時からみるとお店もずいぶん減ってしまいましたし。 アーケードの屋根がなくなっちゃったんですから・・・ 時代の流れを感じます。