コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年09月19日

卑劣な暴力を許さない(非サッカーねた)

昨日,カミさんの友人(40代女性)が札幌の地下鉄車内で服(背中の辺り)を切られました。

会社に着いて同僚の方に教えられるまで気がつかなかった,ということは怪我とかにはならなかったわけですが,だからと言って許されることではない。

また,被害者がすぐには気がつかないようにやること自体も卑劣です。万一見つかったとしても「切ったのは服だけ,身体を傷つける意思はなかった」と言い張れるようにしているとも取れます。なによりも許せないのは一人で乗車している女性を狙ったということ。きっと,自分よりも体力のありそうな人には絶対にやらないんだろうな。

こんなことをされたら,今後混雑した地下鉄に乗るのが怖くなるだろうし,人ごみの中に行くのも躊躇するようになるかも知れません。実際,被害者からカミさんへのメールには「どうしよう地下鉄乗れなくなるかも」と書かれてあったそうな。

犯人にしてみればちょっとしたいたずらのつもりなのかも知れませんが,被害を受けた側が受ける心の痛手を考えると“悪質”であり“卑劣”であると思います。

posted by ○た |13:18 | その他 | コメント(2) | トラックバック(0)

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暴力を許さない社会に!

札幌はもともと日本では安全な都市のはずでした。地下鉄でも同様です・・・先日の
事件でも開業以来・・と聞いたら欧米のメディアも驚くでしょう。

>犯人にしてみればちょっとしたいたずらのつもりなのかも知れませんが,
被害を受けた側が受ける心の痛手を考えると“悪質”であり“卑劣”であると思います。

卑劣なヤツは昔からいましたが・・・でも最近、私が特に危惧しているのは若者の
行き場の無い閉塞感です。・・・就職先が無い?
大阪は町工場の多い土地柄でしたが、大手企業が製造拠点を中国やアジア
に移転したおかげでドンドン減少してしまいました。
かつては、学校の成績はあまり良くなくても、厳しい親方に仕込まれ、朝から晩まで
精密な部品を作る優秀な職人の玉子は、そこにはいたのです。

コンビニの前でしゃがんでる若者を見る度に(札幌ではあまり?見ませんが)
犯罪などに走らないように・・・願うばかりです。

HFC「そんな若者にコンサの試合はどうでしょう!♪閉塞感も無くなりますよ」
オオドサ「あのーッいまコンサが少し閉塞してませんか??」

posted by 大阪の道産子| 2007-09-19 22:22

Re:卑劣な暴力を許さない(非サッカーねた)

コメントありがとうございます.(^^)

社会の“閉塞感”という言葉は,バブル崩壊後すっかり定着してしまいました。
それほど重たい問題だということなのでしょうね。一種の“文明病”あるいは“先進国病”ですからね。

それはそうなんですが,…

私が最近の犯罪事件で悲しいと思うのは「犯人の罪悪感のなさ」です。

先日函館市で起こった高校生リンチ事件,昨日差し戻し審が行なわれた山口県光市母子殺人事件,福岡市職員の飲酒運転事故,…
また,最近新聞で読んだ記事で,「万引きで捕まった犯人の大半(ほとんど?)が『許してもらえると思っていた』」というのもありました。

こんなのを挙げていくとつい「最近の若者は,…」という話になりがちですが,これは若者の犯罪に限ったことではありません。

耐震偽装,年金の使途不明金,政治家の収支報告書の不正,食の安全に関する不正事件(おおーっと,我らがスポンサーも出てきちゃった(^^;),これらはみな,いい年した社会的にも責任のある立場の人が引き起こしたものです。それらの犯罪の関係者の多くは,神妙に反省したような態度で釈明していますが,それでも中には開き直ったりする人も出てきますので,逆にそのことから,

「ああ,みんな『バレなきゃいい』とか『みんなやってるから』という感覚で犯罪に走ったんだな」

とわかってしまったり。

悪を憎む心,罪を犯すことを畏れる心が日本の社会から薄らいでいきつつあることが残念でなりません。昔は

【天知る,地知る,子知る,我知る】

という良い言葉があったのにねえ。

posted by ○た| 2007-09-21 15:49

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