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2013年04月20日

ボストン3

逃走していたもう一人の容疑者も捕まりましたね。
これで、やっと安眠できるだろうなとホッとすると同時に、あんな惨事を経験したボストンの人々の気持ちを思うと、喜んでばかりもいられません。

オバマさんをはじめ誰もが、「ボストンはこんなことで負けない」と言ってますし、その不屈の精神がアメリカを作り上げてきたし、ボストンもそうなると確信しますが、これから無理にでも心の奥にしまいこむであろうボストニアンのうけたショックと傷は、長く残ると思います。

なんの罪もない多くの人達がなくなったり傷ついたりしたこんな事件を、いったいどうして起こしたのか?という疑問をはやく、生きて捕まった容疑者から、知ることができるといいと思います。

今週は、ずっとCNNニュースを見ていましたが、マラソンでの爆破事件があったと思うと、別の日は、テキサスの工場の爆発事故、そして、MITでの発砲事件に始まる2日に渡る逃走劇と、こんな事件や事故が、1週間のうちに起こるものなのかと思うほどで、現地の人々にとっては、さぞかし大きな緊張と心の傷をのこす1週間になったのではと思います。

福島の事故の時も、映画だったら、すごいサスペンスだったねと、2時間後に映画館から出てきて、のどかな光の当たる安全な場所を歩く事ができるのだけどと思いましたが、(そして、そうでないことに大きく失望しましたが)、今度の事件も、まるで映画のように目が離せない、ただそれが、自分がかつて住んだ馴染みの場所で起こっているという、なんとも不思議な光景でした。

2年前にメールで支えてくれた友人たちや、救助にあたってくれたアメリカに、寄り添えると思うのは、福島での経験があるからかも。

posted by じゅうよっつ |11:19 | 考えごと |