2007年05月21日
アルバニアからモンテネグロへ
さて、アルバニア国内は何とか移動できた。 次の問題は、アルバニア-モンテネグロの国境越えである。 実は何も情報を持ち合わせていないのである。頼みの「lonely planet」 には、通過できる国境がしめされるのみ。 地図を見るとアルバニア北部のシュコードラへ行けば、モンテネグロの 首都ポドゴリッツァは近そうなので、何がしかの移動手段があるはずだ。 念のため、ホテルのレセプションでモンテネグロへの行き方を尋ねたが、 シュコードラへ行けばなんとかなるだろう、というもの。 「とにかく明日なるべく朝早く出発して、何としても国境を越えてしま おう」そう思い就寝。 シュコードラ行きのバスが何時なのかわからないので、7時にホテルを 出て、バスターミナルへ向った。 早朝のティラナの中心部。7時にしては車の通行量が少ない。なぜなのかはあとでわか ることになる。 建物に施されたカラフルなペイント。 ティラナの鉄道駅。首都の鉄道駅とは思えない小さな駅舎。 鉄道えきの脇にあったバスターミナル。ターミナルとはいえない、ただのバスの駐車場 である。 ホテルから北方面へ向うバスのターミナルまでは歩いて行ける範囲。7時す ぎにバスターミナルに到着。管理室みたいなところに入る人間に「シュコー ドラ」と言って、シュコードラ行きはここからか? 次に時計を指差し「シュ コードラ」と言う。今度はシュコード行きは何時か、という意味である。行き 先だけを言うだけで、色々とコミュニケーションをとるという高等技術を 駆使(って、言葉のわからない国ではこれしかないんだが)。 出発時刻まではわからなかったが、「そこで待っていろ」と指差されたので、 そんなに長時間待つ必要はなさそうと推定。 はたして推定は正しく、だんだん客が集まってきて、8時少し前、駐車場の バスの一台が動き出し、所定の場所にとまった。 8時少し前、出発。道は比較的まともで、2時間半でシュコードラ到着。 例によってバスターミナルというような場所ではなく、さらに駐車場み たいな場所でもなく、普通の道路の端。 次に乗るべきバスは。。。まったくみあたらない。いざとなったら、その へんを歩いている人に片端から声をかけて「ポドゴリッツァ」「ポドゴリッ ツァ」と連呼しようかと思ったが、幸い、旅行代理店のようなものがあった。 ここならば英語が通じるかもしれない。そう思って声をかけてみると、代理 店の主人は英語がダメ。アチャーであるが、すぐに彼の友人という英語をは なす男をつれてきた。彼によるとポドゴリッツへのバスはないとのこと。 国境まで行ければ、モンテネグロ側に公共の交通機関があるかもしれない が、あるという保証もない。 代理店のおやじのタクシーでという誘いにのることにした。料金は使いの こしのレク(アルバニアの通貨単位)+アルファで足りる額(日本円で2500 円くらい)。まあ許せる範囲である。 さて、代理店の契約している炊くタクシーで行くのかと思っていると、 主人の車に案内され、それで行くという。ほんとに大丈夫かいな、と 思っていると、国境の係官がその車ではダメという。どうも、この主人、 パスポートなしで、国境を越えようとしているらしかった。う~む、こ りゃダメだ。 長くなったので、続きは次回。 う~む、コンサとまったく関係ないですね。しかも長い。どこか別の場所を 確保してそっちにでも書くべきか。。。
posted by オフ |23:05 | 旅 | コメント(0) |
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