2006年04月04日
バック・ウォーター
コーチンの南側には無数の川と水路からなるバック・ウォーターとよばれる水郷地帯がひろがっています。かつて東西交易がさかんだったころ、この地方は要所として栄え、中国やアラビアの文献にも、この地方の地名が残されているとのことです。もうかなり昔、NHKで海のシルクロードという一連の番組が放送されたのですが、その番組でもこのバック・ウォーターが紹介されていました(記憶に残っていたのではなく、再放送されたとき録画したものが残っていました)。 現在は椰子の木の間を流れる川・運河をボートでゆっくりと巡るのが、旅行者の人気を集めています。 ということで、僕もバック・ウォーターでのんびりとした南国ムードを味わってきました。 こちらは小船でめぐるツアー。ガイドの話によると、ここは自然の川だそう。 川の両側には民家が点在しており、川で水浴びする人、洗濯する人などもみか けることができました。 小船で細い川をめぐるツアーだけでは満足できなかった僕は、翌日、広い運河 の船旅を楽しむため、アレッピーというバック・ウォーター・ツアーの拠点の ひとつになっている街へ出かけました。写真は僕が1時間150ルピーで雇った船 です(アレッピーの地域振興協議会で)。日差しが強烈なので、ちゃんと日よけ もついています。左側に見える大きな船はクルーズ用のハウス・ボート。寝 室・トイレがついており、食事も船で作って出してくれるようです。中には、 なんとエアコン付きのものもありました。 写真から日よけが消えました。前にも書きましたが、途中から日よけの前に出 て、僕も船を漕ぎました(ガイド件船頭さんは後ろで漕いでいます)。とっても 気持ちが良かったのですが、南インドの日差しを甘く見ていました。両腕はほ とんど火傷状態になってしまいました。
posted by オフ |21:36 | 旅 | コメント(0) |
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