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2006年02月13日

バクシーシ(エジプト)

昨日サポーターズ集会の様子を書きましたが、メモが自分でも読めないほどの汚さで(苦笑)、解読してまとめるのに時間が随分かかりました。
実はホームページももっており(コンサとはまったく関係ないページです。このブログもコンサ色は極めて薄いんですが-笑)、サポーターズ集会の詳細をまとめている時間をそちらの更新に使いたいので、要点のようなものを、我々のOSCがよりどころとしているホームページ(コンサドーレ・ワンツー・コム)の掲示板に書き込んでいくことにしました(既に書き込んでいます)。

さて、今日はエジプトの写真の続きです。

20060213-00.jpg
ツタンカーメン墓などのある王家の谷、カルナック神殿、ルクソール神殿などで有名
なルクソールの街です。

20060213-01.jpg
カメラを持って街中を歩いていると、「撮ってくれ」と言われて撮ったものです。

20060213-02.jpg
こちらも「撮ってくれ」と頼まれて撮ったものですが、このあと表題のバクシーシを要
求されることに。

バクシーシはチップと考えてもいいですが、いわゆるチップとは少し違います。もともとはイスラムの教えにある「喜捨」からきているもので、これは金持ちが貧しい人へお金や物を与えるべきであるという考えからきています。しかし、この考え方がちょっと形を変えて、持たぬ者が富める者に積極的に要求するようになったものが、エジプトを旅している旅行者が面食らうバクシーシです。
写真の彼らにしたら、写真のモデルになったわけですから、バクシーシを要求するのは当然の権利と考えているのでしょう。

このバクシーシ的ものを別の思わぬところでも体験しました。それはエジプト航空のオフィスでのことです。向こうが間違った料金でチケットを発券したことがわかったので、返金を要求したのですが、クレジットカードで買ったため手続きが面倒なせいもあったのか、窓口氏が突然、「お前はこの○×ポンドをエジプト航空にくれる気はないか?」と言い出したのです。「日本人はお金があるから貧しいエジプトにそれくらいのお金をくれてもいいではないか」というのです。まさしくイスラムのバクシーシの論理です。それで、僕はどうしたのかといいますと、しっかり返金の手続きをしてもらいました(笑)。ただし、1日では済まずに、足掛け2日かかりました。15年前のことです。今はどんな感じになっているのか、ちょっと気になるところです。


posted by オフ |22:13 | | コメント(0) |

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