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2014年10月22日

早周り世界一周(含w杯観戦)…超遅報2

前回の投稿で、いっきにスペインのアンダルシアまで行ってしまったが、経路はそんなに単純ではなかった。

最初の目的地はサントリーニだが、もちろん日本からの直行便はない。そこで、成田-フランクフルト-ウイーン(泊)-サントリーニという経路をとった。サントリーニからスペインへは、サントリーニ-ウイーン-マドリッド(泊)と飛び、さらにアンダルシアのセヴィージャに飛んだ。

ヒマワリ畑を観光する拠点としたのはカルモナという街。この日はスペイン代表の開幕戦だったが、スペインの惨敗のせいか街の盛り上がりはもう一つ。


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カルモナ旧市街の中心。

カルモナ-コルドバ-セヴィージャとバスで移動し、車窓から広大なヒマワリ畑を眺めたが、カルモナの気温が38度くらい、セヴィージャは何と40度超え。6月というのに、アンダルシアは酷暑である(湿気がないので日陰は比較的すごしやすいが)。

セヴィージャからマドリッドへは、AVEという高速鉄道で移動。マドリッド1泊後はいよいよブラジルへ向けての移動。


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AVEの一等車の車内。スペイン国鉄は早期に予約すると安い料金で乗ることができ、日本で買うと若干の手数料を取られるものの、かなり安くチケットが買える(今回は9000円くらいで買えたか?)。2等の料金と大差がなかったので1等を選択。


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マドリッドの中心部ソルのあたり。日よけの布が張られていた。


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マヨール広場を囲む建物の柱の陰でフラメンコの歌を唄う青年。駆け足のこの旅で感じられた数少ない”スペイン” 



さて、ブラジルへの移動である。マドリッドからブラジルへは、サンパウロ行きの直行便があるのだが、この旅ではマイアミ乗り継ぎという、かなりの遠回りルートとした。その理由は、ブラジルの国内線の高さだった。

2013年12月、ワールドカップでの日本チームの試合日程が決まると、すぐにホテル・航空券の手配に入ったのだが、自分が観戦しようと思ったナタルへは、サンパウロから日本円で5万以上したのだ。普段はもっと安い航空券があるようなのだが、ワールドカップの影響か、すでに安い航空券は売り切れていた。ということで、アメリカン航空にマイアミ-レシフェ便があったので、それに乗るため、まずマイアミまで飛ぶことにしたのである。(2014年4月からブラジルの航空会社であるタム航空がワンワールドに加盟したが、世界一周航空券を手配した段階で加盟していたならば、迷わず、マドリッド-サンパウロ-ナタルというルートを選択していただろう)。

ほぼ定刻の16時半にマドリッドを出発したイベリア航空便は、20時、ほぼ定刻でマイアミに到着。23時15分発のレシフェ行きアメリカン航空便に乗り継いだ。

翌朝の8時20分、定刻通りレシフェ到着。入国審査はスムーズ済み、税関はノーチェックで通過。白タクの客引きが言い寄ってくることもなく、とりあえず100ユーロを両替して、定額の空港タクシーでボア・ビアジェン地区にある予約しておいたホテルへ向かった。


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午前中の早い時間帯だったが、部屋に入ることができた。通された部屋は居間と寝室が分かれた部屋だった。この部屋で日本円で7000円弱。軒並みワールドカップ価格のブラジルにあって、少々くたびれた感じのホテルではあるが、こんな値段で、こんな部屋に泊れるとはビックリだ。直前にキャンセルが出たからなのかもしれない。 


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部屋からの眺め。レシフェはビーチリゾートとして有名らしい。が、なぜかビーチには人がいない。ワールドカップの試合の狭間で客がいないのか? それともこの日は夕方からブラジルの試合があったからか? しかし、ブラジルの試合は夕方で、この写真を撮ったは午前中なので、そうではないと思うが。



さて、マドリッドから合計で18時間余りのフライトで疲れきっていたが、まずはワールドカップの観戦チケットを受け取りに行かねばならない。レシフェにおける発券所は、ショッピング・レシフェというショッピングセンターに設けられていた。チケット発行の際の混雑を見越して、FIFAのサイトで優先的にチケットを受け取ることのできる時間帯を指定できるようになっていて、僕は12時~13時の時間帯を指定していた。しかし、おそらく、もうチケット発券の混雑はないだろうと思い、10時半ころ、タクシーでショッピング・レシフェに向かった。

ショッピング・レシフェにあるチケット発券所に着いてみると、予想通りまったく混雑はしておらず、というか、誰も並んでおらず、あっさり発券終了。

ホテルからショッピング・レシフェがかなり離れており、また、ショッピング・レシフェでのタクシーの待機時間(実際には運転手がチケット発券所まで案内してくれた)もあったため、往復で3000円強もかかってしまった。チケットは日本に郵送してもらうことも可能で、こちらは40ドル(約4000円)だったので、若干安くあがったのだが。

ホテルに戻り、昼食をとった後、この後、どうするか考えた。レシフェ近郊の有名な観光地といえばオリンダという街で、そこまでタクシーを飛ばして観光してくるか。しかし、16時からブラジルの試合があり、午後には街は人通りがなくなるだろう。そういう状況では治安の悪さに拍車がかかる恐れがある。もちろん僕の大好きな路地裏探訪などは無理であろう。さらに、昼食後、猛烈な睡魔が襲ってきた。ということで、オリンダ観光という選択肢はあっさりと捨て去り、部屋でブラジル-メキシコ戦を見ることにした(結局は眠くてほとんど見られなかったが)。

ちなみに、レシフェ旧市街で日本人サポーターが強盗にあったというニュースを目にした。日曜日は極端に人通りが少なくなり強盗などが多発するので、日本戦があった翌日の日曜日に観光に出かけていて、強盗にあったのではないのか?


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無事手に入れることができたチケット。


続く(と思う)


posted by オフ |19:16 | | コメント(0) |

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