スポンサーリンク

2008年01月13日

ユースミーティング

ユースがそれぞれのお正月休みを終えてしまふく寮へと帰ってきた。

朝6時半に、起きて学校へ行って、3時半頃に寮に帰ってきて。
間食を慌てて食べてから今度は、ユースの練習に行く。

帰ってくるのは、10時前頃。それから遅い晩ご飯を食べてから、週によって変わる掃除をしてからお風呂に入る。

眠りにつけるのは、12時くらいだろう。

火曜日~金曜日は、このタイムスケジュールをこなさなければいけないのだ。


みんなの顔を暫くぶりに見た日に、日ごろ彼らの面倒を見てくれている竹コーチがミーティングを開いた。


私もそのミーティングに参加させてもらった。


一人3分のスピーチだ。

今年の抱負だったり、去年の反省だったりをタイムウオッチを持って話す。



みんな性格もさまざまだ。



スピーチ苦手だろうな。って子も多い。ほとんどそうだ。

ストップウオッチをたびたび見ながら。

だけど、去年悔しかった事とか。今年のプリンスリーグ等の大きい大会にかけると話していた。


親元から離れて、15歳の子達が感じた壁は、厚かったんじゃないかと思う。

プロサッカー選手とお風呂に入ったり、ご飯を食べたり。テレビでサッカーを見てあーだのこーだのいえるなんて凄い経験だと思う。


他に、そんな寮ってあるのかな?


でも、きっとそんないい所より、「まじかよっ!」ってな事もたくさんあったはずだと思う。


どうにかこうにか頑張ってきたんだと思う。




去年は、5人の1年生が増えた事で、きちんと目が行き届かなかったと思うと私も反省を述べた。


今日、無事にみんなの顔が見れて嬉しいってとも。






高1から入ってしまふく寮に入って6年たって、ようやく一人暮らしですよ!

って子がここから出るんだろうな。


ヤス君も帰ってきたし、そろそろ他の皆もポツポツと帰ってくるはず。




ちょっとずつ動き出した。



今年もたくさん、みんなと笑おう!
















posted by murano |18:22 | しまふく寮 | トラックバック(0)

2007年12月18日

石井ちゃんの計画

石井ちゃんは、この半年間というもの・・

ずっと計画を練っていた。


情報は、インターネットから。

そして、私宛に送られてくるカタログショッピングから。

後は、多分。  石井ちゃんの行動から。







この冬から一人暮らしをする石井ちゃん。

当時、まだ決まっていない頭の中のまっ白いキャンパス。

家具とか、家電とか。照明とか。ラグマットとか。




高校を卒業した石井ちゃんは、考える余地なくしまふく寮に入寮し。

あれよあれよと頑張っている間に3年という月日が経ってしまったのだ。



時には、黙ってソファーに寝ころがって、カタログからイメージを吸収し。

まわりがゲームで、大騒ぎしていようが、自分は集中してネットからイメージトレーニング。



最終的に、一人暮らしの物件を絞り込んでからというもの・・。

真っ白だったキャンパスに、色が付けられていったようだ。


最近では、物件の画像がネットから見れるようになったようで。

石井ちゃんは、契約しようかと迷っている物件をただただ眺めていた。



テーブルを拭いていた私にも「どうですか?この物件?」


廊下があって、間接照明があるマンション。


ステキじゃないのぉ?


いいじゃないのぉ!



「フフン」もう契約が済んだ気になっていた石井ちゃんだった。






合宿が終わるまで、寮にいればいいのにと何故か優也くんと私でゴリ押ししたのだけれど。


昇格出来るかどうかの大きなプレッシャーから逃れるのは、


憧れの「一人暮らし」



それも、よくわかる。程なくして、決めてきちゃいました!と嬉しそうに石井ちゃんが私に言った。



「12月から引っ越します!いままでホントにありがとうございました!」





12月になって、納会もやったし。首からタオルをぶら下げて温泉に行くのかと見せかけて練習に行く石井ちゃんともよく会った。




・・・・1日から入居できるんですけどぉ。まだ空っぽなんです。



なんだか寂しげに呟いていた石井ちゃんだったけれど。


8畳いあった一番大物のベッドも運び出されて、引越しが完了した。


石井ちゃんのイメージ通りの部屋を作ると試行錯誤している最中なのだろう。




 祝 一人暮らし。









そんなこんなで、高原くんの引越しも完了して。


毎年の事だけれど、どことなくひっそりと・・





いや、違う!そうだ。今年は、ひっそりとなんて全然していないのだ。




なんたって、ユースが8名もいるんだから。






こうやって、一人一人送り出すのも悪くないと思うのだ。







posted by murano |12:37 | しまふく寮 | トラックバック(0)

2007年12月10日

しまふく寮納会!2007

しまふく寮が出来て、3年目。


しまふく寮のスタイルを最初の寮生たちと作っていった。

だけれど、たくさんのお別れが待っていて、つくづく自分が無力だと知った。

あの時の納会をこれからも忘れる事はないと思う。


去年は、天皇杯に勝ち進んでいたという嬉しい理由からみんなで納めない事を決めたのでやらなかった。




今年は、やれない理由もないし。


むしろ、やろうよ。やるしかないじゃん!って鼻息も荒く。






いい顔して笑っちゃって。
もう実家へ帰ってしまった寮生も居たりして。 2期生は、やっていなかったし。去年の寮生も日頃しまふく寮をごひいきにしてくれてる選手も、みんな呼んでどーんとワイワイやろうぜって。 しまふく寮からは、石井ちゃん、ダイゴクン、征也くん、高原くん、ヤス君。 関くん、優也くん、智君、ヨンデくん、ヨンデくんの奥様。トミーナガ君。 仕事でサインを取りにうっかり立ち寄ったふジーター。ホペイロのボブ。 朋ちゃん、まっつん。寮監 私。子供達。 ・・・・その他・・・蛯沢匠吾。 ここに、ユース7名と育成のしげるちゃんが帰ってきて更ににぎやかになった。 お腹がいっぱいになった頃。少し酔ってきた石井ちゃんが、清酒と書かれたお酒のケースを台にして、ここに乗ってなんか喋ろうスピーチ大会が始まった。
清酒と書かれたお立ち台にて。
みんながこの1年をそれぞれが振り返った。感謝の言葉やJ1という晴れ舞台で来年することになるサッカーについてスピーチだ。 少し酔いが回った石井ちゃんは、石井ちゃんらしく介添え人として、手を重ねてわき見をしながらも面白いところも笑うことなく介添え人としての役割をまっとーしようとしている風だった。 酔っ払ってるし、全然きいてないけどぉ、俺ココにたっててやっから。 そんで、清酒って書かれた台がぐらついたりしたら助けてやっから。をモットーにしていた介添えだった。 今年、しまふく寮には、福がたくさん溢れた。 しまふく寮の若い寮生がここぞという大事な時期に大きな自信をつける事が出来た事。 誰しもが行けるわけではないサッカーの国ブラジルにサッカー留学して無事に帰って来た事。 征也くんが代表に選ばれた事。 ユースのプリンスリーグ優勝! 朋ちゃんに待望のベビーが授かったこと。大事をとって辞める事を選択したけれど、来年の楽しみが増えた事。 どうしても行きたかった場所:J1に行けるチケット!!しかも“優勝”の文字つきで手に入れて最高にいい顔を見れたこと。 この他に、たくさんの嬉しい事があったのだ。 恒例のライブ? きっせくんにギターを頼もうと思っていたのに、きっせくんは、実家に帰っちゃって残念。 きっせくんからギターを習っていたヤス君にゆだねようと思ったのだけど、ギターの本がなかった・・・。 用意不足だった。 そんな時、物怖じしないオトコ 西ダイゴ
気持ちよさそうな顔しちゃって。
  エリック クラプトンの チェンジ ザ ワールドをポロロンと弾いた。 その横で、ヤス君が英語風で唄っていた。 声の大きいヤス君。英語風で満足と納得がいく訳はない。 パソコンから大好きのコブクロの蕾をかけて、気持ちよさそうに歌っていた。 自称 歌がうまいというヤス君。 以前うるさい!と寮監から怒られた風呂場から聞こえて来た歌のインパクトが強かったのだが確かにうまい! ジェッタースリーにギターをお願いしてファン感謝イベントでどうですか児玉社長。 そうこうしているうちに、石井ちゃんがやっぱり酔っていて、「俺を家に帰して!もう家に帰るっ!!」と駄々をこね始めた。 ココは、家だよと優也くんやダイゴくんが笑いながら言っていた。 そんなグループもいれば、テレビ前では、ウノ大会やっていたりと。 しまふく寮の食堂は、はちきれそうだった。 かと思えば、しゅんピーのチラ見イスをフットレスト代わりにしてこのゆる~い感じでワインを飲む関くん。
このゆるーい感じが最大の魅力!
T-シャツにワインのシミをつけちゃって、酔っていてもつまみ洗いする 事を忘れない関くん。・・・ワインはやっぱり落ちなかったけど。 しまふく寮に仮住まいして、初めて挨拶した時から、雰囲気は、まったく変わらない。 コワオモテの服も多いんだけど、チャーミングな関くん。 魚の供養になるほど、丁寧に食べる関くん。 しまふく寮に来て、手洗いとうがいをかかさない健康管理ばっちりな関くん。 私のため息を聞き逃さない気づかいの関くん。 家に帰ると言った石井ちゃんもなんとか部屋に戻って。 また一人減り・・・。 また一人・・。 気がついたら、祈るように
193センチの祈り
しまふく寮の納会だという事をきいてスポンサーのピザハット様がたくさんの熱くてチーズとろ~りのピザをたくさん差し入れてくださいました。 全部!のこさずご馳走になりました。 ごちそうさまでした!
いつでもホット ピザハット!
やれるか、やれないかわからない納会。 天皇杯に勝ってやれなければ、それも幸せ。 1年に1度 みんな揃って カチーンとグラスがぶつかる音から始まって。 見慣れた顔ばっかり。 好きなこと、喋って。笑って。喋ってる途中で割り込まれて、何喋ってたか忘れちゃったりして。 好きなように、時間が流れて。 まったりとした時間でした。2007年のシーズンお疲れサマでした。 ゆっくり休んで、リフレッシュして2008年のJ1でたくさんの経験を重ねていって下さい。 新しい寮生もユースも増えて、一層にぎやかになるしまふく寮が楽しみです! ・・なんて、うそ。 トップが留守の間に、私のネガティブの茎は、毎年伸びるのです。 選手たちと同様、今は、年末年始のオフを楽しみにがんばろーっと。


posted by murano |00:46 | しまふく寮 | トラックバック(1)

2007年10月22日

人生初

コンサドーレのビッグママ 村野明子です・・。

母さんと呼ばれるのは、イヤですか?いやですよね。と聞かれて。

そうですね・・。と応えたのもむなしく“ビッグママ”の称号を頂きました・・。




深夜の番組だったにも関わらず。ご覧くださったサポーターの皆様方。

遅くまでおつきあいしてくださってありがとうございました。


それは、それは、ステキな歌を作っていただきました。




明川哲也さん、本当にありがとうございました。




選手に母の日で、突然のプレゼントを貰った時も。

歌を作ってくれるって聞いてはいたものの、初めて聞く私の為に作ってくれた歌もやっぱり突然で。

耳と心は、感動しているのに。

言葉って、見つからないものなんだなって改めて思います。







友人に、見せることもないと思って、化粧品時代は、黄金時代だったと豪語していたのに・・。

あの写真で、全てすっとんでしまった。



探せど、探せど。化粧品会社というのは、時代背景が大きくでてしまうものだなと思いました。


そういえば、眉尻を紫だ、ワインだと無謀なメイクがあったり。

口紅は、赤だ!しかも大きく書くんだ!なんて時期もあったり。

眉毛は、いじるなぶっとくて何ぼなんだ!・・・なんて時期もあって。


今が、普通・・なんて思っていても。

過ぎてゆけば、え?って思うものなんですよね。きっとまた。



この10日ほど、なんだか、世話しなくて。

バタバタっと手足ばっかり空振りしていたのですが。

いい歌を頂いちゃったので。

また、がんばろうって思いました。




常くんが、帰ってきました。


スィンガポールから、帰ってきたときは、痩せていて心配しましたが、こないだあったばっかりくらいな顔で帰ってきました。



常くんといえば、かぼちゃの煮物と梨で喜ぶオトコです。

どちらも秋の美味しい味覚なので、さっそくかぼちゃを煮て出しました。







ホッとさせる人です。
久しぶりに札幌に帰ってきました。上田常幸です!! 金沢の方が今オフ期間なので練習しにきました!一生懸命頑張りたいと思います!! スィンガポ~ルでも、金沢にも、ウチのスーツケースを持ってレンタルに行く常くんですが。 違うスーツケースで帰ってきました。ま、いっか。 お帰り、常君。 こないだ、ツネーって思わず呼び捨てにしてしまいました。 留守中に、寮監と話しているクセがでて・・。ま、いっか。


posted by murano |17:12 | しまふく寮 | トラックバック(4)

2007年10月15日

置き手紙

置き手紙


厚別戦の前日までごはんを食べに来ていたヨンデクン。

新しく住むところも決まって、12日までは、しまふく寮で昼と夜ごはんを食べに来ていた。


ヨンデくーん。出来たよぉ~っっといつものように声をかけた。

カウンターに立ったヨンデクンが「昨日、しまふく寮の事をブログにアップしたんで、よかったら見てください。」



本当は、聞いた瞬間!すぐみたかったけれど。

ヨンデくんがご飯を食べてる横で、読むのはどうなの?ってことで。

仕事が終わってからのお楽しみにした。



ヨンデくんもブログやってたんだ~。

ヨンデくんが、横浜FCで、どれだけ可愛がられていたのかもわかるし。

なにしろ、まーしっかりした文章を書きなさる。

嬉しい しまふく寮の紹介文です。

爽やかな水色のユニフォームだって当然似合うし。アグレッシブルな赤黒のユニフォームだって似合う。

サブユニの白なんかは、ユニフォームっていう特別なものって感じすらしない風に見えるくらい自然。


とにかく、いつも爽やかなヨンデクンなのだ。

私達家族が住んでいたところとヨンデくんが住んでいたところは、割とご近所で、故郷話にも花が咲く。


ヨンデクンは、ぬかりない男だと思っている。

ヨンデ君は、試合前に高圧酸素をしにいってる。


高圧酸素ってのは、しまふく寮にも導入するかしないかで1ヶ月くらいお試しで置いてくれた時があった。

・・・あれは、寮が出来て割とすぐのことだった。



NASAでもなんだか・・とか ベッカムも愛用とか・・。

その高圧酸素の頑丈なチャックを閉めて、頭の上からシューシューと酸素が入ってきて、カプセルの中には、新鮮な酸素が充満するというシステムなのだ。


若返りの効果があると聞いて、私も入ってみた。

カプセルに入って、このまま、何かあったら、何かあるかもしれない・・。と思うほどの圧迫感。

おいそれとは、出れそうにないカプセルなのだ。


しかし、この高圧酸素。好きな人には、たまらないらしい。


どうやらヨンデ君もその一人のようだ。



インターネットで探しに探して、高圧酸素に入りに行った。

このヨンデ君。


話したい事があると、わりと子供みたいに剥きになって話すところが、最大の魅力だと私は、思う。

そして、スポーツ番組は、ダイナミックに表現する!

ボクシングでも、サッカーでも。どっちを応援してるかが一目瞭然なのだ。


大きな声で笑い。大きな声でがっかりする。



時々は、その爽やかなスマイルを見せにしまふく寮に野菜を取りにきてください。




・・・そうそう!ヨンデ君のホームページに“まっつん”という名前があります。

7月ごろから、縁あって「しまふく寮」の仲間になりました。

まっつんがきてくれたお陰で、私にもお休みがもらえるようになって嬉しいです。

まっつんの話は、おいおいと。

もう、すっかり仕事や人にも慣れたみたいで。

また一層にぎやかになったしまふく寮です。




posted by murano |16:58 | しまふく寮 | トラックバック(0)

2007年09月10日

かあさん。

あっこさーん、オレの事いつだってネタにしてくれていいですよぉー。

まじで。いいの。なんで。







オレのかあちゃん、オレのファンなんで!







あははははは。ヤスくんのかあさんは、おもしろい。

かあさんは、いつも「しまふく寮通信」をチェックしてくれてる。

しまふく寮で起こった事とか、結構詳しい。

熊本にいても子供の事がわかるから。って言ってくれる。

少し、声のトーンが高くって、ほがらかなお母さんだ。

先日、札幌に来たときに、一緒にサテライトリーグを観てランチを食べた。

一緒に笑い、いろんな話をして楽しい時間を過ごせた。

かあさんが、いらした時には、丁度オフも入っていて。

ヤス君が美味しいジンギスカンや海鮮をご馳走してて2人で札幌を探索して夢のような時間だったと喜ばれていた。









ヤス君は、お茶が大好きで。


ごはんを食べ終わるとお茶を入れて飲む。

ヤス君専用の湯飲みがある。

おすし屋さんで頂いた湯飲み茶碗だ。


お茶を飲む子は、ヤス君だけ。そういえば湯飲みってないからコーヒーカップでお茶を飲む。


あこさん、急須ありますか?って言われると。

大きな湯飲みを出す。

以前、湯飲み大きすぎる?って聞いたとき。


「オレのとうちゃんの湯飲みは、ハンパじゃなくでかくてこんなもんじゃないですから。」って




どんなもんよ?











・・・・どうやら、花瓶クラスらしい。









その花瓶、いや湯飲みを修学旅行をしたヤス君がお土産で買ってきてからずっと使ってくれてるんです。と言ってた。






息子の修学旅行で買ってきた花瓶を湯飲みとして使い続けているあったか・・







息子の修学旅行で買ってきてくれた花瓶ぐらいの大きさの湯飲みを大事に両手に包んで飲むあったかいとうさん。


食事中だったら、箸を当然おくのだろう。花瓶クラスなのだから。





小さな小皿にチョコチョコと料理をいろんな種類置いてごはんを食べるのが好きなとうさんの為にかあさんは、料理を作っている。







離れている熊本と札幌。




少しでも、ご両親が安心してくれるなら嬉しい。





ヤス君、俺のことネタにしてくれていいと仏様みたいな事言ってくれたのに、ついつい母さんに想いを馳せてしまいました。








母さん達のエピソードは、実は山のようにある。





しゅんピーのおかあさん、コレを読んでビビッていませんか?






その日は、カレーだよ。


posted by murano |16:41 | しまふく寮 | トラックバック(1)

2007年09月03日

デビュー

一昨日のランチは、ドリアだった。

オーブンから出したドリアは、アツアツでチーズがグツグツいっていた。

ダイゴクンとヤス君は、少しみんなより遅れて帰ってきた。

ランチ時は、走り回って練習をしてきたテンションだからなのか。


盛り上がってる。テレビを見たいきっせくんと。

歌を唄いたいヤス君。

どちらも大音量だ。


パソコンから、スキマスイッチとかコブクロとかをヤス君が選んでかけては、またイスに座って。

軽く咳払いをして、これから唄おうとしているイントロに感情を込める。


その隙に、きっせくんがテレビのボリュームを上げる。

ヤス君が、「イジワルやめてくださいよぉ。これから唄うんですから~。」

とパソコンのボリュームを上げる。


きっせくんは、うるさい!とかいうけど。

気がつけば、ヤス君の歌にかるく反応して、口づさむ。


見逃さないヤス君。「きちさん、うたってるじゃないっすか。」


イヒヒみたいな顔しながら「テレビ聴こえないだろ~」とかいうけどなかなか楽しんでる節がある。



気がつくとコブクロをダイゴクンもハモッてこの2人のデュオかなりうまい。


ヤス君が歌がうまいと自分でいうと、聞き流すが。

こうやって、聴いていると、素直な心でうまいかもとおもう。




「かもと思う」いささかまだ素直な心ではないのか。

さすが、カラオケ世代がここまで揃うとみんな上手だ。


きっせくんは、食べ終わって食堂から去って。

のんびり食べるダイゴクンと

いい気持ちになって唄っているヤス君の2人が食堂にまだ残っていた。

一つ残った私のドリアをオーブンからだして、端のガラステーブルで食べ始めた。






「あっこさーん。オレ、初ベンチっす。」








・・・・・・こういう嬉しい話に、気のきいた言葉が見つからず。






「・・うん。」





とだけ言った。






デビュー戦は、たった1度っきり。

残像が、自分の記憶にいつまでも残るようなデビュー戦であって欲しい。


そんなコトを思いながら後片付けをしていたら、スーツケースを持ったヤス君がスーツ姿で食堂に顔を出して


「あっこさーん、行ってきまーす。」


その後ろに、こないだウコンのしみがクリーニングでも若干取れなかったT-シャツかと思われるのを着てダイゴくんが

「行ってきます」と現れた。


スーツは、スーツケースにかけていた。


ズボンの裾は、その後どうなったかは、聞けなかった。





デビュー戦を送り出すのに、「いってらっしゃい」と「うん」だけ。



だまって、火打石でも鳴らしたかった。それが一番だから、こんどどっかでいい石を見つけたら、拾っておこう。



そして、玄関の引き出しに2個の石を入れておこう。






サテライトで試合を観ていると、しまふく寮生は、すぐわかる。

背番号は、ほとんど覚えていないけれど。



首が前にでているから、あの子で。

走り方にくせがあるから、あの子で。

足のラインがアレだからあの子で。

でも、ダイゴクンは、はっきりしとしたクセが解らないから背番号でダイゴくんを発見する。


「27」



2年連続のこの背番号。「27」の数字。似合う。




試合は、引き分けだったけれど。ダイゴクンもヤス君も堂々としていたから十分収穫があったとおもうから、私は、嬉しかった。






カウエパパにもみせてあげたい。


posted by murano |08:20 | しまふく寮 | トラックバック(1)

2007年06月30日

代引き配送

カウエに代引き配送がやってきた。

代金引換の配送である。

寮では、あらかじめ聞いている代引き配送は、立て替えたりして受け取るけれど。

聞いていない代引き配送は、トラブルの原因にもなるので、配送の人に事情を説明して改めて連絡させてもらってる。


・・・さて、カウエに。

代引き配送をなんて伝えようか・・・。


ランチに帰ってきたカウエ。

カウエ~インターネットで買い物した?

なんて伝えようかと迷う割には、ストレートな日本語だ。


ん~~?ナンデスカァ?


小芝居で説明してみた・・。


ワカッタァ。カイモノシタ。

払っておくけど、値段しってる?

シッテルシッテル。9マンエ~~ン♪


えぇえぇええぇ?

我ながらすごい驚きの小芝居だった。

カウエは、フフンといった感じ。

・・・・カウエ。9千円じゃない?

ん~~、9マンエ~~ン。

大きいの?朋ちゃんが配送の人とやりとりしてくれたからブツの大きさを私は、知らない。

大きいの?

ぇええぇぇえええええええ・・・今度は、カウエが驚く小芝居。


その二人のやり取りの中。

ランチのお皿を下げに石井ちゃん登場。

ね~。カウエの代引きが届くんだけど。9万円だっていうんだ。

カウエ何買ったの?



PSPノソフトネ。


やっぱり9000円だよぉ。

石井ちゃんと私は、オロオロする中。カウエは、

チョットマッテテネェ。と財布を開き10000円を私に手渡してくれた。


オッケェイ!!


その後、カウエは、部屋に戻りハガキを持ってきた。

そこには、5パーセントオフと書いてあった。

カウエが言うには、配送の人に、このハガキを見せたら5パーセント安くなるというのだ。


・・・・そんなのウソだ。



そう思ったけれど、配送の人に恐る恐る出してみた・・・。


配送の人は、ムリムリ!

と最も短い言葉で、解りやすく言った。


・・・外国の人になった気分を味わえた・・・。



・・こんな気分なのか。

posted by murano |21:41 | しまふく寮 | トラックバック(0)

2007年06月22日

ちーずごはん

書きたいことがドンドン溜まっていくばっかりだ。

最近、物忘れが激しい・・。

昨日は、ナイターリーグ。

5時に間食のパスタを食べてから、それぞれ雁来へ行く。

帰りは、11時をまわる手前になる。

だから食べやすいメニューと簡単に出せるメニューで。

ナイターリーグの時は、かけるご飯だ。




普段、する事のない時間にするサッカーは、彼らの体力と食欲を奪う。

ただいまぁ~。ふらつきながら変な歩き方で帰ってくる。

昨日のご飯は、コレ
とろ~り。
何のことはない、鳥のひき肉シチューをご飯にかけて間にチーズを乗せてるだけだ。 後は、「チーズごはん」と言い切ってしまえばいい。 これは、シチューかけご飯ではなくて。 チーズごはんなのだ。


posted by murano |20:42 | しまふく寮 | トラックバック(1)

2007年05月15日

ろばた

本日は、選手たち オフ。

お天気もいいし。お休み日和。

ユースたち オフ。

トップの選手たちがオフの時は、食堂はお休み。

ユースと私たち家族と一緒にごはん。

だけれど。オフの日の夕食だけは、寮でとってもとらなくてもいい。



普段、学校と練習との往復ばかりのかれら。

学校の友達とゆっくり帰りに本屋に寄ったりファーストフードにも立ち寄れない彼らのつかの間

高校生として楽しめる日。

お天気よくってよかったね。と思うのだ。

お天気よくってよかったからには。

しまふく寮だってお天気にあやかりたい。

で。残ったユース3人とで庭でバーベキュー。

さっき着替えに帰ってきたユースの子に「出掛ける?」

バーベキューだよ。

えぇ!よりによって!

・・・よりによってなのである。

気が向かないとやらないのである。


肌寒い4時くらいから、寮監がほそぼそと炭をおこして。

寮監が焼き鳥をやく。

私が食べる。

寮監がホットドックを焼く。

私が食べる。

寮監が焼きソバを焼く。

私が食べる。

いい加減おなかふくれてきた。

・・・一向にだれも匂いにつられては、こなかった。



・・・・ドーレくん自動販売機で、きっせくんがジュースを買いに来た。

焼き鳥を振り回しながら。こっちへこいと誘ってみるも。

首をかしげた挙句。首を思いっきり横に振ってお断りされ。

引き続き私は、食べ続けた。

おなかも一杯だし・・・・眠くなってきた。



寮監が、みんなにふるまってくれるというので。

自宅に戻り。・・・うたたね。


戻った時には、食堂のテーブルは、怪しいパーティみたいに。

やきおにぎりに。 ホットドックに。 ハンバーガーに。 やきそばに。 野菜スティックに。



エビが串に突き刺さってたり。  しかも 外の窓がじゃんじゃん開いて、食え食えとどんどん出てくる。

ユースの少年達。苦笑い。

イエス ノーがいえんとダメなのだ。

どんだけ食べさすんですかといえにゃダメなんだぞ。

とこちらで言い放題。

ユースの少年達。苦笑い。


おーい焼きおにぎりもっと食うだろー?

・・もういいです 

そうだ。言えたじゃないか。



バーベキューってのは、みんなが外で食べる事。

5月の夕方からやるしまふく寮の炭焼きシリーズは、焼き手は外で。

食べ手は、食堂で・・・。

 ろばた焼きじゃないか

posted by murano |16:22 | しまふく寮 | トラックバック(1)

前へ