2007年12月31日
ノープラン
もう、2007年を振り返っちゃってもいいですか? 今日は、大晦日。 親友に書いてる気分で書かせてもらいます。 今年はね、怒涛の1年で。まさか2007年がこんなに忙しくなるなんて、コタツでウノやっていた正月には、考えてもみなかったんだよ。 厚別の売店が空いてるんだよね~。 これ。このつぶやきに、反応しちゃった。 ほんとはね。バナナジュースバー をやりたくって。 ただ。バナナジューススタンドを作りたかった。 でも。お隣コカコーラさんだったし。飲み物vs飲み物じゃ・・・って事で早速ボツ。 スポーツ観戦って言ったら「ホットドッグ」か「揚げパン」って思って。 コールスローサラダを付けて。スープとヨーグルトにフローズンバナナジュース(プロテェイン入り)。 ヘルシーだし。ううーんいいかも~って。 あれ?なんでコレやめちゃったんだっけ? そうだ、スゴイ手間がかかって人件費がすごいことになってしまうって事で早速ボツ。 で。どんぶりだね。って事で。 厚別での試合がドームになったので計9回。 ドキドキしたり、笑ったり。焦ったり。行き当たりばったりの売店「しま福」を温かく迎えてくれた。 ホントにホントにね。すごい経験させてもらったよ。 しまふく寮通信 書籍化を聞いたのが春先。 すごい厚い束のしまふく寮通信の直しの締め切りがしま福の売店の前日が重なったりして。 ちょっと考えれば、「この日、ちょっとずらしてください」って言えば済むことなのに、ここでも「ノープラン」だから「はい、わかりました。」って頷いちゃう。 サッカーが盛んな時期は、息子のサッカーの試合も盛んだ。 今年は、初の少年団の役員で・・・・。 ・・・その繰り返しで。7月、8月の記憶はあまりない。 そんなころ、新しいメンバーのまっつんが加わってくれて神様が増えたみたいだった。 今年は、ユースが3人から5人増えて8人。 8人の高校生の男の子たちってのも、一筋縄ではいかないものだという事もよくわかった。 ノープランをモットーに、今年はよく頑張った。 計画的にすれば、もうちょっと大変じゃなかったのだろうけれど。 出来ないんだからしょうがないか。 よく笑って。本当に、よく泣いた。 適当に怒ったけど。簡単に折れた。 本当にたくさんのいい経験をさせてもらった。 人生ってサプライズなのね、とも思った。 この5年間は、中身が濃い。 勘違いしないように、コツコツとこれからも自分が信じる事をやれたらいいな。 将来の夢。そろそろ決めたいな。 2007年 しまふく寮通信をたくさんの方がご愛読頂きまして本当にありがとうございました。 毎日、更新もしていないのにたくさんの方々のアクセスに心より感謝しております。 楽しみながら「しまふく寮通信」を更新できたのも皆様の温かいご配慮のお陰です。 石井ちゃんが出てしまった後のしまふく寮が、どんな事になるのか。 新しい寮生がすごい勢いで加わるらしいしまふく寮がどんな事になるのか。 来年も高校1年生が増えて、お弁当がいったい何個作る事になるのか。 新しまふく班長は、予想通りダイゴくんで決まる事になるのか。 J1での大舞台で、コンサドーレ札幌が鹿島や浦和と対戦で、サポーターの歌声は、遙か遠くまで響く事になるのか。 お楽しみは、たくさんです。 皆様、よい歳をお過ごしくださいませ。 ありがとうございました。来年は、J1ですね。
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2007年12月28日
駿足の持ち主。
岡田くんが電話をくれて。 挨拶しにしまふく寮に寄ってくれた。 私が、こちらに越して来てから気がついたら5年。 コンサドーレに関わって、彼も私も5年経ったわけだ。 ソフトな物腰で、女性サポが多いのもなるほど解る。 多くを語るわけではなかったけれど。 私が問いかける事があると、あっさりではなくて。話を少し広げてくれようとしてくれる心遣いがありがたかった。 料理本をよく買っていたようで、寮のテーブルに料理本が乗っていると開いて「この本お勧めですか?」と。 料理をするのが好きだったようで。 きっと美味しい料理を楽しみながら作っていたんだろうなって思っていた。 しまふく寮から出て、なかなか会えなくなってしまったけれど。 時々、気になって。誕生日おめでとう。とかお米とりに寄りな。とか一方的な私のおしうりにケーキをおすそ分けしてくれたり。言われたとおりお米を取りによってくれていた。 今朝には、札幌を経つといっていたから、もう今頃は、静岡についた頃だろうな。 お母さんにもすっかりお世話になって、いろいろありがとう。 昇格が決まった時の岡田くんの心から喜んでいた顔こそが君のひととなりを表しているように思います。 新天地で岡田くんの駿足が生かせますようにと心から願っています。
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2007年12月24日
kappa トークショー
先日のファクトリーで行われた Kappaのトークショー。 なぜか、私も・・・・参加させて頂きました。Kappaのショップには、お客様が溢れて活気づいていました。 私もKappaの持っています。 だけど彼らの横でジャージを着こなす自信なんてない。 行ってみるとKappaのショップは、おしゃれな服がたっくさんあって。 すごい可愛いニット帽を発見。 すごいかわいいダウンも発見。 お買い物モードに突入してしまったのでした。 トークショーのステージの後ろにあった白いテント。 そこに、石井ちゃん 征也くん ダイゴクンとイスにちょこんと座って待っていました。 「すごい人だよ~。800人くらい見てるらしいよ。」 「マジで?」 「やべ、なんか緊張してきたかも。」 「去年よりたくさんいるらしいよ。」 「マジで?」 なんて、会話が交わされる中。じーっっと膝に手をこぶしにして乗っけて。 「・・・あたし、こんなとこにいていいのだろーか。」 と1枚もらった進行表を穴が開くほど眺めていたのだった。 フォワード9番 石井謙伍ォ~! と石井ちゃんの名前が呼ばれてきゃーーーーーーーー!!! きゃーーーーーーーーっていわれてるよ! きゃーーーーーーーーーっていわれてるよ。 きゃーーーーーーーーーーっていわれてるよ。 と石井ちゃんを含め全員が同じ事を復唱・・・。 次に呼ばれるのは、征也くん。 「・・・・・オレ、キャーっていわれなかったらどうしよう。」 ・・・・・・・へぇ。征也くんもそんな事考えるんだ。んふふ。 などと、考えてる間にきゃーーーーーーーーーの坩堝の中に突入していったのだ。 きゃーーーーーー。の中にダイゴクンも入っていったのだった。 最後の質問。クリスマスは、何をして過ごしますか? 石井ちゃん。 家で一人鍋をします。 征也くん。 ヒミツ。 西選手は? プラレール。 っしゅわーんしゅわーんしゅわーんはしる~。って プラレールって・・・。トーマス? そんな今日のクリスマス。 今頃、ダイゴクンは3階の廊下には、連結されて伸びたプラレールと走る新幹線を寝そべって眺めているのだろうか。 クリスマスのイルミネーションも確かに凄くキレイだけれど。 今夜の満月の月こそ。サンタさんからのプレゼントなんじゃないだろうか。 わ。言い過ぎただろうか。 でも、ホントきれい。
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2007年12月21日
石井ちゃんのパスタ
「パスタ作りました。笑」新居に越した石井ちゃん。 初の一人暮らしで、最初に作ったのは、パスタのようでした。 「おー!パスタをつくったのねぇ!」・・・・ではなくて。 「これは、寮にフキしてくれてる札幌水道局さまのペットボトル24本入りのダンボールじゃないのか!!」 のツッコミの方が先。 どうやら家具待ちのようだ。 ガランとした部屋。食器も数えるほど。食器棚なんてものは、あるとは思えない。 電話で話したら声が響くに違いない。 あったとしても、やっぱり洗面台に新しいプラスチックのコップを買ったのだろうか。 引越しの時って、普段なら見向きもしない雑貨に目を奪われて、妄想の世界が広がって、新しいアイテムが増えたりするもんだ。 石井ちゃんのドラマが始まるんだなー。 今度、寮に料理の勉強をさせて下さいってな事。言ってたな~。 石井ちゃんって結構マメだから、ちゃんと料理しそうだと思う。 ベーコンと京菜のパスタ。ってお見受けしたそのパスタ。 「いや、ピーマンです。笑」って言われるだろうか。 JAようていさんから頂くしまふく寮にある米とか野菜。 たくさんとりに来て、料理の幅を広げて欲しいものです。笑
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2007年12月18日
石井ちゃんの計画
石井ちゃんは、この半年間というもの・・ ずっと計画を練っていた。 情報は、インターネットから。 そして、私宛に送られてくるカタログショッピングから。 後は、多分。 石井ちゃんの行動から。 この冬から一人暮らしをする石井ちゃん。 当時、まだ決まっていない頭の中のまっ白いキャンパス。 家具とか、家電とか。照明とか。ラグマットとか。 高校を卒業した石井ちゃんは、考える余地なくしまふく寮に入寮し。 あれよあれよと頑張っている間に3年という月日が経ってしまったのだ。 時には、黙ってソファーに寝ころがって、カタログからイメージを吸収し。 まわりがゲームで、大騒ぎしていようが、自分は集中してネットからイメージトレーニング。 最終的に、一人暮らしの物件を絞り込んでからというもの・・。 真っ白だったキャンパスに、色が付けられていったようだ。 最近では、物件の画像がネットから見れるようになったようで。 石井ちゃんは、契約しようかと迷っている物件をただただ眺めていた。 テーブルを拭いていた私にも「どうですか?この物件?」 廊下があって、間接照明があるマンション。 ステキじゃないのぉ? いいじゃないのぉ! 「フフン」もう契約が済んだ気になっていた石井ちゃんだった。 合宿が終わるまで、寮にいればいいのにと何故か優也くんと私でゴリ押ししたのだけれど。 昇格出来るかどうかの大きなプレッシャーから逃れるのは、 憧れの「一人暮らし」 それも、よくわかる。程なくして、決めてきちゃいました!と嬉しそうに石井ちゃんが私に言った。 「12月から引っ越します!いままでホントにありがとうございました!」 12月になって、納会もやったし。首からタオルをぶら下げて温泉に行くのかと見せかけて練習に行く石井ちゃんともよく会った。 ・・・・1日から入居できるんですけどぉ。まだ空っぽなんです。 なんだか寂しげに呟いていた石井ちゃんだったけれど。 8畳いあった一番大物のベッドも運び出されて、引越しが完了した。 石井ちゃんのイメージ通りの部屋を作ると試行錯誤している最中なのだろう。 祝 一人暮らし。 そんなこんなで、高原くんの引越しも完了して。 毎年の事だけれど、どことなくひっそりと・・ いや、違う!そうだ。今年は、ひっそりとなんて全然していないのだ。 なんたって、ユースが8名もいるんだから。 こうやって、一人一人送り出すのも悪くないと思うのだ。
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2007年12月15日
勘違い・・
新しく入ったまっつんも朋ちゃん同様に、オイシイごはんを作ってくれる人なのである。 私は、厨房で、まっつんがユースの間食用に作ってくれたエビピラフが食べたくってレンゲに乗せて大きな味見をしようとした時だった。 いや、味見という名目ではあったけれど、どうしてもまっつんのエビピラフがとてもたべたかったのだった。 レンゲにてんこ盛りのエビピラフを乗せた。 間もなく寮を出て行く石井ちゃんが、ここ何日か引越しの準備に追われている。 石井ちゃんが、引越しに必要な手続きとかを聞いてくる。 転居届けって・・とか。電気を通すのって・・とか。 私は、レンゲにてんこ盛りに乗せたエビピラフを持ちながら石井ちゃんと話しをしていた。 そんな石井ちゃんの目が、下の方を泳いでいる。 ・・・なんか、イヤなドキドキがしてきた・・・。 目が上がったり下がったりしながら、指をそっと下に指す。 ・・・・・えぇえええぇええ・・・・まさかなの??? 自分の顔が恐らく赤いだろうって思った。 恥ずかしくて下など見れなかった。 ・・し、しってるよ。 チャ チャックなんでしょう・・? え? Gパンのチャックが全開なんでしょう?! ・・え?ピラフが落ちましたよって・・・・。 ・・・あらやだ。 最近、ちょっと楽しているもんで。油断するとチャックが勝手に下りちゃって・・。そんで、エプロンしてたら、よかったんだけど。 ほら、いましてなかったっしょ・・。 と、言い訳か!というより恥の上塗りか!って感じで、一人厨房のドアの前で、ごにょごにょと呟いていたのだ。 ・・・・ま。いっか。 ・・・・ま。いっか。 そうだ、そんなこと ま。いっかなのだ。 ま!いっか! きっせ君がガイナーレ鳥取にレンタルに行きました。 ガイナーレは、徐くんが行ったところです。 2人の活躍が楽しみです。 札幌から応援したいと思います。
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2007年12月14日
さらさら~っと
しまふく寮では、総勢20名近く住んでいる。 さまざまな個性が一緒に住んでいる。 だけど、しまふく寮通信に出てくるメンツって割と決まっていて。 これに意味はあるのか?って質問は、全く来ないのだけれど。 ユースこそ、実は、野性味あふれ暮らしていて。 本当に、恐れ入るぐらいな高校生8名なのである。 個性は、バラバラで非常に文章にしやすいだろうと思う。 だけれど、やはり高校生なんだしってことで、あまり文章にはで出来なくて残念なのである。 で、今日ココで注目したいのが、高原君と吉瀬君のチラ見率がすくないだろうと思っている私なのです。 彼らを語るのがなぜ少ないかっていったら。 高原君と吉瀬くんは、風のようにごはんを食べて風のように去っていってしまうからなのであるからがゆえなのである。 高原君も、しまふく寮が出来て、真っ先に入ったけど出てった退寮者で。 人のよさそうな下がった目と厚いくちびると無精ひげが似合うチャーミングなオトコだとおもっている。 声が大きいし、最初は、恥ずかしがりやな人だとは思わなかった。 だけど。ホントに恥ずかしがり屋さんなんだ。と思ったら、時々見えるコネタも素どうりさせていた。 シャイかと思ったら、喋る時は、とまらないのだから。 そこもカレの面白い魅力なんだろう。 吉瀬君は、新川食堂の頃からのお付き合いで、もう5年。 ・・・とはいっても、すぃんがぽーるに言っていた1年とレンタルに出ていた事もあるから中は、抜けているのだが。 猫背な吉瀬君で、わが道を行く というタイプだと思っていた。(勝手に) 吉っちゃん、首が座ってないよぉ~というダイゴクンの突っ込みもウケルのである。 去年の11月1日に帰ってきたときは、距離もあったりしたのだが。 6時の夕飯よりも30分くらい早くやってくるきっせくんに「おねがいしまーす。」「むり。」 というやりとりが自然に繰り返し出来るようになって私は、とても嬉しい。 先日、実家へ帰る時に小腹がすいたので何か食べれますか?と聞かれ。 冷蔵庫の中を食べきるぞキャンペーン中のしまふく寮の冷蔵庫は、すかすかなのだ。 で、いま。私の1番のお気に入りの!!! 「マヨたま茶漬け食べるか?」 とこれは、うまいぞ~と思ってニコニコと聞いたけど。 「んー。うまそうじゃない。」とあしらわれた。 よくよく見渡してみたら、ユースの練習前の間食用にきっせくんの大好物のハヤシライスがあったことを思い出した。 ハヤシライスにする?マヨ茶漬けうまいんだが。 ハヤシにしまっす! 元気よくハヤシライスになったのだ。レシピを載せるのも、おこがましいけれど・・。 マヨネーズで卵を焼きます。半熟で。植物油よりローカロリー。 明太子があったから乗せたけど。 コンブの佃煮でも。梅干でも。しゃけでも。コーン?でも。キムチでも。 入れてみたらおいしそうと思うもの。 あの、ダシ。兵平のダシをパックから出してサラサラとかける。 お湯をかける。 あのダシがなかったら、顆粒のダシなんでもいいのです。 だけど、あのダシを知ってしまった以上・・。 ダシパックにはいってるんだけど。このパックをひっちゃぶいて中のダシを投入している。 食感もステキ。 ほれ込んでいる兵四郎のダシなのだ。 汁だくで、ご飯少な目で食べるのにはまっています。 胃袋があったまぁるのです。 きっせくん!マヨたま茶漬けだよ。
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2007年12月10日
しまふく寮納会!2007
しまふく寮が出来て、3年目。 しまふく寮のスタイルを最初の寮生たちと作っていった。 だけれど、たくさんのお別れが待っていて、つくづく自分が無力だと知った。 あの時の納会をこれからも忘れる事はないと思う。 去年は、天皇杯に勝ち進んでいたという嬉しい理由からみんなで納めない事を決めたのでやらなかった。 今年は、やれない理由もないし。 むしろ、やろうよ。やるしかないじゃん!って鼻息も荒く。もう実家へ帰ってしまった寮生も居たりして。 2期生は、やっていなかったし。去年の寮生も日頃しまふく寮をごひいきにしてくれてる選手も、みんな呼んでどーんとワイワイやろうぜって。 しまふく寮からは、石井ちゃん、ダイゴクン、征也くん、高原くん、ヤス君。 関くん、優也くん、智君、ヨンデくん、ヨンデくんの奥様。トミーナガ君。 仕事でサインを取りにうっかり立ち寄ったふジーター。ホペイロのボブ。 朋ちゃん、まっつん。寮監 私。子供達。 ・・・・その他・・・蛯沢匠吾。 ここに、ユース7名と育成のしげるちゃんが帰ってきて更ににぎやかになった。 お腹がいっぱいになった頃。少し酔ってきた石井ちゃんが、清酒と書かれたお酒のケースを台にして、ここに乗ってなんか喋ろうスピーチ大会が始まった。みんながこの1年をそれぞれが振り返った。感謝の言葉やJ1という晴れ舞台で来年することになるサッカーについてスピーチだ。 少し酔いが回った石井ちゃんは、石井ちゃんらしく介添え人として、手を重ねてわき見をしながらも面白いところも笑うことなく介添え人としての役割をまっとーしようとしている風だった。 酔っ払ってるし、全然きいてないけどぉ、俺ココにたっててやっから。 そんで、清酒って書かれた台がぐらついたりしたら助けてやっから。をモットーにしていた介添えだった。 今年、しまふく寮には、福がたくさん溢れた。 しまふく寮の若い寮生がここぞという大事な時期に大きな自信をつける事が出来た事。 誰しもが行けるわけではないサッカーの国ブラジルにサッカー留学して無事に帰って来た事。 征也くんが代表に選ばれた事。 ユースのプリンスリーグ優勝! 朋ちゃんに待望のベビーが授かったこと。大事をとって辞める事を選択したけれど、来年の楽しみが増えた事。 どうしても行きたかった場所:J1に行けるチケット!!しかも“優勝”の文字つきで手に入れて最高にいい顔を見れたこと。 この他に、たくさんの嬉しい事があったのだ。 恒例のライブ? きっせくんにギターを頼もうと思っていたのに、きっせくんは、実家に帰っちゃって残念。 きっせくんからギターを習っていたヤス君にゆだねようと思ったのだけど、ギターの本がなかった・・・。 用意不足だった。 そんな時、物怖じしないオトコ 西ダイゴエリック クラプトンの チェンジ ザ ワールドをポロロンと弾いた。 その横で、ヤス君が英語風で唄っていた。 声の大きいヤス君。英語風で満足と納得がいく訳はない。 パソコンから大好きのコブクロの蕾をかけて、気持ちよさそうに歌っていた。 自称 歌がうまいというヤス君。 以前うるさい!と寮監から怒られた風呂場から聞こえて来た歌のインパクトが強かったのだが確かにうまい! ジェッタースリーにギターをお願いしてファン感謝イベントでどうですか児玉社長。 そうこうしているうちに、石井ちゃんがやっぱり酔っていて、「俺を家に帰して!もう家に帰るっ!!」と駄々をこね始めた。 ココは、家だよと優也くんやダイゴくんが笑いながら言っていた。 そんなグループもいれば、テレビ前では、ウノ大会やっていたりと。 しまふく寮の食堂は、はちきれそうだった。 かと思えば、しゅんピーのチラ見イスをフットレスト代わりにしてこのゆる~い感じでワインを飲む関くん。T-シャツにワインのシミをつけちゃって、酔っていてもつまみ洗いする 事を忘れない関くん。・・・ワインはやっぱり落ちなかったけど。 しまふく寮に仮住まいして、初めて挨拶した時から、雰囲気は、まったく変わらない。 コワオモテの服も多いんだけど、チャーミングな関くん。 魚の供養になるほど、丁寧に食べる関くん。 しまふく寮に来て、手洗いとうがいをかかさない健康管理ばっちりな関くん。 私のため息を聞き逃さない気づかいの関くん。 家に帰ると言った石井ちゃんもなんとか部屋に戻って。 また一人減り・・・。 また一人・・。 気がついたら、祈るようにしまふく寮の納会だという事をきいてスポンサーのピザハット様がたくさんの熱くてチーズとろ~りのピザをたくさん差し入れてくださいました。 全部!のこさずご馳走になりました。 ごちそうさまでした!やれるか、やれないかわからない納会。 天皇杯に勝ってやれなければ、それも幸せ。 1年に1度 みんな揃って カチーンとグラスがぶつかる音から始まって。 見慣れた顔ばっかり。 好きなこと、喋って。笑って。喋ってる途中で割り込まれて、何喋ってたか忘れちゃったりして。 好きなように、時間が流れて。 まったりとした時間でした。2007年のシーズンお疲れサマでした。 ゆっくり休んで、リフレッシュして2008年のJ1でたくさんの経験を重ねていって下さい。 新しい寮生もユースも増えて、一層にぎやかになるしまふく寮が楽しみです! ・・なんて、うそ。 トップが留守の間に、私のネガティブの茎は、毎年伸びるのです。 選手たちと同様、今は、年末年始のオフを楽しみにがんばろーっと。
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2007年12月07日
晩白柚
ヤス君のいう「佐藤のおばちゃん」 幼少時代から大変お世話になった人で。 ヤス君の本当の“第2の母さん” その第2の母さんからヤス君に宅急便が届いた。 「あ~!!佐藤のおばちゃんからだ~!!」とスゴク嬉しそうだった。 玄関に荷物が届いているからね。ってヤス君に伝えるとヤス君は、その大きなダンボールを私がいる厨房のカウンターに ドン!!と置いた。 そばに居た征也くん、石井ちゃん、しゅんピーが集まってきた。 でかいダンボールだなぁ~。 なに?柚子って書いてあるよ。なんて読むの? 大きなダンボールを覗き込むようにみんなワクワクして私が箱を開けるのをまった。 ヤス君だけが、ちょっと鼻の穴が広がって得意げな顔をしていた。箱を開けたとたん、征也くんのツボに入ったみたいで、のけぞってゲラゲラ笑い出した。 で、で、デカイ!! ヒィ~ヒィ~言って大うけなのだ。 どうやら、箱に書いてある“柚”という字を見て小さい柚子がぎっしりつまっていていい意味で裏切られたからなのか。 ・・・・・いや、違うそうだ。 ・・・どうやらでかいのが好きなようである。 いつも、平常心をモットーにしている征也くんかと思われたが、ちょっと明らかにイメージが違う一面を見て私も大うけだ。 この写真、日差しの感じといい。 ヤスくんの剥いてやっからちょっと俺にまかせとけ的な表情とか。 穏やかに見守る寮生。 ・・・・なかなか。いい写真であることは間違いない。 ヤス君の言うところの「佐藤のおばちゃん」。 頂いた「晩白柚」(バンペイユ)で大盛り上がりとおいしい思いができました。 本当にありがとうございました。 皮も無駄にすることなくシロップ漬けにしますね。
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2007年12月06日
カウエ
アコチャン ゲンキデスカ~? 元気よ。カウエも元気? カウエが、日本語を話すようになってから、このやりとりを何度も何度も繰り返していた。 でも、昨日と今日は、聞かれなかったし。聞かなかった。 カウエは、すごいハンサムで。しまふく寮に来たときは、短髪なパンチパーマだったのに。 アフロみたいになっていた。どんな髪型も似合うきれいな顔と礼儀正しくて、優しくて勉強熱心で。カードでウノやるのが大好きで。 そして、まっすぐ目をみて話す。 カウエは、とてもとてもステキな人だ。 カウエと話すと1時間くらいあっという間に流れる。 カウンターの下の冷蔵庫の掃除をしていると、厨房の入り口からカウエが顔をだす。「アコチャンゲンキ?」 「元気よ。カウエも元気?」合言葉は、コレだ。 こっから、日本語で小樽の話。ブラジルの話。イタカレの住んでいる場所の話。最近の話。笑った顔の話。 冷蔵庫の中に頭を突っ込んで中を拭いていようと。 冷蔵庫の中のモノを確認しながら出していようと。 カウエは、いろんな話を日本語で話してくれる。 気がついたら、やっぱり1時間近く。 冷蔵庫は、外側までピカピカになっている。 だいたい話て気が済むと。 ジャーネーアコチャン。マタネ。って じゃーね~。カウエ またね。 カウエは、なんでも「スゴク」をつける。 スゴクオイシイ。スゴクカワイイ。スゴクイイ。スゴクタノシイ。スゴクウレシイ。スゴク スゴク絶賛系だ。 カウエが出て行くとき、寮に居た、石井ちゃん、ヤス君、しゅんピー、征也くん。ダイゴクン。 みんなで見送った。カウエは、ウリに通訳を頼んだ。 「寮で家族みたいに過ごした時間の中で、日本の文化や日本のたくさんの事。 本当に楽しかったし、日本を離れたくないという気持ちになったのもみんながいてくれたからだ。 どんなに遠く離れていても、ずっとずっと応援している。 本当にありがとう。」 って。 話し終えると石井ちゃんが右手を出した。すかさずカウエがパチンと重ねる。 ダイゴクンがハグする。一人ひとりハグをして一生懸命に笑った。 石井ちゃんのカメラで集合写真を撮った。 みんな、すごーくいい顔して笑ってた。 カウエとダビを乗せた車は、しまふく寮から見えなくなっていった。 ・・・引越しそばでも食べるかー! 蕎麦が茹で上がる間での時間のどこかで。 ダイゴクンが、またも名言を。 見送る時はさー・泣いたりしたらダメなんだよ!笑ってなくっちゃ!! みんなで撮った集合写真は、すごくいい顔してるから大丈夫だね!
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