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2006年07月21日

昭和天皇が不快感?

ここはスクープとしてブチ上げた日経新聞から引用しましょう。

昭和天皇、A級戦犯靖国合祀に不快感・元宮内庁長官が発言メモ

このメモが事実であるかどうかはさておき,昭和天皇が靖国神社に行かれなくなったのは,A級戦犯の問題があったからとは言われていましたし,松岡・白鳥(敬称はなんて付ければ良いんだろう?)を嫌っていたというのもよく言われていることです。

メモの中に出てくる「私」が昭和天皇であっても,その他の人物であっても,昭和天皇が靖国に行かない理由として,世間で噂として言われていたことが,形として表に出てきた影響は消して小さくはないでしょう。

メモが事実であるなら,天皇に作られた神社なんだから靖国は空気よめ!ってことですし,メモがミスリードされたものとしても,昭和天皇はそういう気持ちだったことは明らか,と言えたりもします。
今後の靖国問題は,A級戦犯をいわゆる分祀するという方向が強まるのかな。

小泉総理が靖国に行くとか行かないなんてのは全然別の話で,いきたきゃ行けばいいし,どうしよっかなーと思うならそれなりの行動をすれば良いと思う。
昭和天皇がどう思われていようと,個人の行動や,まして政治家のそれが影響されることがあってはいけません。

私には親戚筋にすら戦地で亡くなった人がいないため,靖国には縁も関心も薄いのですが,村田蔵六(=大村益次郎)好きとしては,彼の銅像を見に一度くらいは行きたいなと思ったりしてます。

しかし,戦後ってなかなか片が付かないものですね。。

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posted by cudos |10:19 | その他 | コメント(3) | トラックバック(0)

2006年07月14日

北朝鮮,国連決議の行方

たまには朝日新聞から。
なんだかんだいっても中国の意見を見るには朝日が一番です。
中国、制裁なら拒否権 非難決議は容認・対北朝鮮

思った通りなのか,図らずもなのかは判断しませんが,中国が決議の採択に応じる姿勢を出せたことは,日本の得点でしょう。

制裁が決議に入るかどうかなんて,もちろん入っているに越したことはないにしても,重大な問題ではありません。
そもそも経済制裁が採決できたとしても中国はマジメに制裁なんてしないだろうし,軍事制裁をすることは少なくとも今はあり得ません。
経済制裁は有志国できっちり出来ることをやればいいことであって,国連で非難決議を出せれば必要線は満たします。

あとは,中国・ロシアが出してきた文章をどれだけキツイ表現にすることができるかです。

しかし・・・日本の外交もしたたかになったものです。

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posted by cudos |11:43 | その他 | コメント(1) | トラックバック(1)

2006年07月11日

侮辱

マテラッツィがジダンにどんな侮辱をしたのか,残念なことに私はまだ知りません。
マテラッツィのことですので,どうせロクでもないことを言ったのだとは思いますがw

一説には差別発言とも言われていますが,口も手も悪い割には人種差別撤廃運動に熱心なマテラッツィですので,チョロいとかヘタクソとか,そのあたりをネチネチと90分やり続けたとか,そんなストレートないやがらせだったのではないかなと思います,というかそうであって欲しいです。
でも差別的なことも言っちゃってそうなのがマテラッツィの怖いところではあります。。

ちなみに「テロリスト」発言は,ジダンのいとこが「そう言われたことがあると聞いたことがある」と言った,という記事を切り取った物が発端です。
「テロリスト」なんて言ってない,とは言わないけれど,ちょっと信頼するには足りないところです。

そんなこんなとスポーツではこの程度のことは,ごく日常的に起こっていますが,国際政治の世界ではそんな場面には滅多にお目にかかりません。

ところが・・・

きっかけはこの記事
北朝鮮ミサイル:韓国の反応に小泉首相が不快感

大騒ぎと言われたくらいで,わざわざ「強い不快感」を出してくるって言うのも珍しい,とちょっと調べてみたところ,こんなのを見つけました。なるほど~という感じです。

「馬鹿騒ぎ」を「大騒ぎ」と“誤訳”する日本メディアの“思いやり”



通常、韓国人の間で対等な立場の人間に対してこの言葉を使うことは決してありません。あくまで相手が目下の人間で、かつ、強い侮蔑の意を表したい場合にのみ用いる言葉なのです。



とはいえ韓国語を少しも解しない身としては,せめて英語でとaltavista翻訳で意味を調べてみましたら,「大騒ぎ」は「riot the blood it cries」,「ばか騒ぎ」は「spree」なんだそうです。
確かに「spree」なら衝動的というか熱狂的というか病的というような騒ぎ,というニュアンスが含まれてきます。

韓国、北朝鮮のミサイル発射をめぐる日本の閣僚らの発言を批判なんて記事も出てきたりもしますし,もう韓国は北朝鮮の西側窓口と思っていて良いのかもしれません。
大統領がかわったら,コロッと変わったりもするのかもしれませんけどね。

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posted by cudos |13:27 | その他 | コメント(7) | トラックバック(1)

2006年07月10日

全てがイタリア的

結果からみれば,口も悪けりゃ手癖足癖も悪いマテラッテツィが印象深い決勝戦でした。
PKとなるファールをやらかしたと思えば,すぐさま同点ゴールを叩き込み,もう一発惜しいのを飛ばしたと思ってたら,ジダンを退場に追い込む暴言(を言ったかどうか分からんが)かます。

さらには,優勝の喜びにふるえながら監督を殴るガットゥーゾ,殴られてる監督も葉巻をふかしながらジュール・リメ杯にキスするありさま。

いやもう,なにからなにまでイタリア的です。
ほんとにお腹いっぱいになれる決勝戦でした。

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posted by cudos |21:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(1)

2006年07月05日

W杯

まさかのイタリアが決勝進出。
イタリアサッカーは好きでしたが,正直決勝まで来るとはまったく予想外です。

ちなみに開催前の私の予想では,強豪国のうち,メキシコ・ブラジル・アルゼンチンは地理的に苦しい。メキシコは決勝に出てくれば良し。ブラジルは・・・よく分からんが,決勝には出てきてベスト4あたり?アルゼンチンはベスト8くらいかな。
ブラジル・アルゼンチンはどちらも優勝に相応しいけれども,やはり欧州勢とギリギリの線で競ると不利な面が顔を出すことでしょう。

優勝はやはりヨーロッパから。
具体的には,オランダ・チェコのどちらか。

開催国ドイツは,あの守備ではとても勝ち進むチームではない・・・が開催国なので少々の運があってベスト8~4あたり。

フランス・イタリアはどちらもイマイチ。ベスト8がいいところ。予選落ちをする程へぼくもないはず。
フランスはジダン次第としても,逆にジダンが大活躍するようでは,逆にガッカリ。ほかにいないのか?
イタリアも同様で,今さらトッティ・デルピエロといわれても。でも,ジラルディーノとかが大活躍したら,もしかするともしかするかも。

スペイン・ポルトガルは,華々しく咲きそのまま華麗に散っていくのが美しい。どちらかがベスト8で,もういっぽうがベスト4。それ以上にあがることは美学に反します。

イングランドは,もはや強豪ではないので省略。

強豪とはいえないあたりでは,私のアイルランドを押しのけて出場してきたスイス,お願いシェフチェンコのウクライナに注目。とはいえ,どちらもおもしろみのない国だし,決勝までこれたら上出来。
サッカー新興国アメリカも侮れない。が,新興国はなかなか出てこれないのがW杯の不思議なところ。

でした。

結果・・・番狂わせのない大会ということを加味すると,やはり大外れでしょう。

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posted by cudos |16:02 | スポーツ一般 | コメント(0) | トラックバック(0)