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2006年09月25日

引退と引退試合などなど

18番桑田さんの去就に触発されて。


引退と引退試合といえば、燃える男、長嶋茂雄さんに尽きるのだろうけれど。
私が印象に残っているのは、同じく巨人の堀内恒夫さんと中畑清さんだろうか。

前監督、堀内恒夫投手の引退試合は。
リリーフでの登板だったのだけれど、その投球内容は、別に特筆されるものではなかった。
でも凄い所は、堀内さんが登板したら、巨人軍が突然打ち始めて。
回るはずも無い、打席に堀内さん登場と言う事になって。
あろう事か、その最後の打席で本塁打を打ってしまった。
で、その堀内さんの勝ち運がここでも発揮されたと言う事なのかなあ。
そのときの球場内の異常な雰囲気は、まあ、私はTVで見ていたに過ぎないのだけれど、なんとなくわかった。

中畑清さんも、最後の打席で本塁打を打ったはず。
彼も、野球の神様に愛されていたような気がするから。
もっと凄い選手も、もっと凄い才能を持った選手もいたはずなのに。
そういう場を作り出せる選手だったと思う。



長島監督は名球界入りのために。
柴田勲さんと堀内恒夫さんのために試合をしていた事があったと思う。
勝負の勝ち負けを度外視してね。
その一方で、3000本安打の張本さんは、さりげなくロッテにトレード。
巨人で3000本打ちたかったなんて恨み節を何にかで聞いた事があるように
思える。


やはり、巨人一筋の選手と、途中入団の選手は違うのかなあ。
なんて子供ながら、思ったものですが。
そういう意味で、現監督の原さんは巨人生粋のスター。
今思えば、引退試合で本塁打を打ったような、気もします。

ドラフトである意味、もめた(?)桑田さんは。
巨人生粋のスターではないのかなあ。

川上ー王ー原ー松井という4番の系譜以上に。
中尾(?)-藤田ー堀内ー桑田と言う。
右投げ本格派エース18番の系譜は、巨人の歴史の重みの一つだと思う。


桑田の200勝と桑田の現役への執念と。
巨人の18番の重みと。
次代の18番を誰に継がせるかという重要な問題と。
そういうスター選手をどういう風に送り出させるかと言う事は。
巨人にとってとても重要な事だと思う。


巨人は強く無くては、ならないではなくて。
多分、高校野球や大学野球の国民的スーパースターが入団して。
活躍の場を与える球団なんだと思う。
強い弱い以上に大事な事。
そういう選手の引退をきちんと演出できなければ。
そういう伝統もなくなるだろうなあ。


まあ、巨人入団を固執する選手は。
これからはいなくなるだろうとは思うし。
その最後と思える選手が監督の原さんで、エースの桑田さん。
そして、その桑田さんが、巨人以外での野球人生を希望している。
と言うのが歴史の転換を物語っているのだろうか。


もし桑田さんが、巨人退団し別の現役野球人生を歩むなら。
右投げ本格派の投手をドラフトで早急に取らねばならない。
若しくは、上原さんが受け継ぐのか。
まあ、あの江川さん、18番を堀内さんから受け継がないかと。
問われたらしいのだけれど、30番の愛着が勝ったらしい。
なんて事を、事実かどうか確かではないけれど、頭に残っている。


おりしも、今日は高校生ドラフトの日。
わが北海道駒大苫小牧のエース田中さんは。
どこに指名されるのでしょう





posted by mimicaki |00:42 | 他スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)

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